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公開番号2023079123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192595
出願日2021-11-26
発明の名称カバー部材
出願人日本板硝子株式会社
代理人個人
主分類C03C 17/25 20060101AFI20230531BHJP(ガラス;鉱物またはスラグウール)
要約【課題】単一の膜で、複数の機能を奏する機能膜を有する、カバー部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】カバー部材は、第1面及び第2面を有するガラス板10と、前記第1面に形成された、機能膜60と、を備え、前記機能膜は、単一の膜で形成され、防眩機能と抗菌機能とを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1面及び第2面を有するガラス板と、
前記第1面に形成された機能膜と、
を備え、
前記機能膜は、単一の膜で形成され、防眩機能と抗菌機能とを有している、カバー部材。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記機能膜は、
三次元ネットワーク結合を構成するマトリクスと、
無機酸化物微粒子と、
抗菌性の金属イオンと、
を備えている、請求項1に記載のカバー部材。
【請求項3】
前記機能膜は、
前記機能膜の厚み方向に前記無機酸化物粒子が積み重なっている第1領域と、
前記第1領域を囲む又は前記第1領域により囲まれる谷状の第2領域と、
が存在する、請求項2に記載のカバー部材。
【請求項4】
前記第1領域は台地状の領域である、請求項3に記載のカバー部材。
【請求項5】
前記第2領域は、前記無機酸化物粒子が積み重なっていないか又は前記無機酸化物粒子が存在しない部分を含む、請求項3または4に記載のカバー部材。
【請求項6】
前記第1領域の幅は3μm以上、
前記第2領域の幅は1μm以上である、請求項3から5のいずれかに記載のカバー部材。
【請求項7】
前記第1領域の幅は5μm以上、
前記第2領域の幅は2μm以上である、請求項3から5のいずれかに記載のカバー部材。
【請求項8】
前記第2領域においては、前記マトリクスが露出しており、
露出している前記マトリクスに前記金属イオンが含有されている、請求項3から7のいずれかに記載のカバー部材。
【請求項9】
前記第1領域においては、前記ガラス板上に前記マトリクスが配置され、当該マトリクス上に前記無機酸化物粒子が積み重なっており、
前記第1領域の前記マトリクスに前記金属イオンが含有されている、請求項3から8のいずれかに記載のカバー部材。
【請求項10】
前記第2領域の少なくとも1つは、閉じた曲線により形成されている、請求項3から9のいずれかに記載のカバー部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ等の被保護部材に設けられるカバー部材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、抗菌イオン成分をイオン交換してガラス板の表面に抗菌性物質が設けられているガラスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-228186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年は抗菌性能に加え、防眩性能など、他の機能を付加した膜が求められている。しかしながら、このような複数の機能を奏する膜を生成するには、機能毎に複数の膜を積層しなければならず、製造が煩雑になるという問題があった。本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、単一の膜で、複数の機能を奏する機能膜を有する、カバー部材及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
項1.第1面及び第2面を有するガラス板と、
前記第1面に形成された、機能膜と、
を備え、
前記機能膜は、単一の膜で形成され、防眩機能と抗菌機能とを有している、カバー部材。
【0006】
項2.前記機能膜は、
三次元ネットワーク結合を構成する無機酸化物を含有するマトリクスと、
無機酸化物微粒子と、
抗菌性の金属イオンと、
を備えている、項1に記載のカバー部材。
【0007】
項3.前記機能膜は、
前記機能膜の厚み方向に前記無機酸化物粒子が積み重なっている第1領域と、
前記第1領域を囲む又は前記第1領域により囲まれる谷状の第2領域と、
が存在する、項2に記載のカバー部材。
【0008】
項4.前記第1領域は台地状の領域である、項3に記載のカバー部材。
【0009】
項5.前記第2領域は、前記無機酸化物粒子が積み重なっていないか又は前記無機酸化物粒子が存在しない部分を含む、項3または4に記載のカバー部材。
【0010】
項6.前記第1領域の幅は3μm以上、
前記第2領域の幅は1μm以上である、項3から5のいずれかに記載のカバー部材。
(【0011】以降は省略されています)

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