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公開番号2023079102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192556
出願日2021-11-26
発明の名称電動ブラインド
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人
主分類E06B 9/264 20060101AFI20230531BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】安価な構成で上下に連続する2つの遮蔽材の昇降による露出割合の切替えと開放が可能な電動ブラインドを提供する。
【解決手段】電動ブラインド100は、ヘッドボックス110と、ヘッドボックス110から昇降可能に吊り下げられるスラット120と、スラット120の下端に連結される中間バー130と、中間バー130を介してスラット120の下方に吊り下げられるハニカムスクリーン140と、を備え、中間バー130は、第1モーター112の駆動によってヘッドボックス110から昇降可能に垂下する昇降コード150の下端が連結され、中間バー130とハニカムスクリーン140の上端又は下端とを、結合及び結合解除を切替可能な結合手段160を備えて構成される。よって、安価な構成で上下に連続する2つの遮蔽材の昇降による露出割合の切替えと開放が可能な電動ブラインドを提供することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドボックスと、
前記ヘッドボックスから昇降可能に吊り下げられる遮蔽材を有する第1遮蔽材と、
前記第1遮蔽材の下端に連結される中間バーと、
前記中間バーを介して前記第1遮蔽材の下方に吊り下げられる遮蔽材を有する第2遮蔽材と、
を備えた電動ブラインドであって、
前記中間バーは、モーターの駆動によって前記ヘッドボックスから昇降可能に垂下する昇降コードの下端が連結され、
前記中間バーと前記第2遮蔽材の上端又は下端とを、結合及び結合解除を切替可能な結合手段を備えたことを特徴とする、電動ブラインド。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記結合手段は、前記中間バー又は前記第2遮蔽材のうちいずれか一方に固定されており、前記結合手段に設けた係止部が他方に係止されることで、前記中間バーと前記第2遮蔽材とが結合されることを特徴とする、請求項1に記載の電動ブラインド。
【請求項3】
前記結合手段は、前記第2遮蔽材の前後方向の傾倒を防止する支持部を備え、
前記支持部が前記第2遮蔽材の下端に位置するボトムレールに固定されており、
前記中間バーは前記支持部の開口部から前記支持部内に進入可能であることを特徴とする、請求項2に記載の電動ブラインド。
【請求項4】
前記係止部は前記開口部の端部近傍に連結されていることを特徴とする、請求項3に記載の電動ブラインド。
【請求項5】
前記第1遮蔽材は複数のスラットで構成されており、前記係止部は前記中間バーと前記スラットとの間を通過可能に設けられることを特徴とする、請求項2~4のいずれかに記載の電動ブラインド。
【請求項6】
前記結合手段は、前記中間バーと前記第2遮蔽材の上端を着脱自在に連結するブラケットであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電動ブラインド。
【請求項7】
前記結合手段は、前記ヘッドボックスから垂下し、前記中間バーを挿通して前記第2遮蔽材の下端に連結される連結コードと、前記中間バーに前記連結コードを固定するくさび部品と、を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電動ブラインド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動ブラインドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電動ブラインドとして、特開2011-111763号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に開示される電動ブラインドは、第一の遮蔽材と第二の遮蔽材とをそれぞれ第一及び第二のモーターの駆動力で独立して開閉可能とすることが開示されている。第二のモーターを作動させて第二の遮蔽材を開放方向に移動させるとき、第一のモーターを作動させて第一の遮蔽材の端部を第二の遮蔽材の端部に連動して移動させる。
【0003】
これによれば、第一の遮蔽材と第二の遮蔽材とを連結する中間レールが第一のモーターの駆動によって昇降すると、第一の遮蔽材と第二の遮蔽材の露出割合を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-111763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に開示されるような従来の電動ブラインドでは、電動ブラインドを設置した開口部を開放するためには、第二のモーターを作動させて、第2遮蔽材の下端に配置したボトムレールを昇降させる必要がある。特に中間バーの昇降とボトムレールの昇降を行うにあたっては遮蔽材の重量も付加されるため、高トルクのモーターが2つ必要となり、製品全体のコストアップにつながっているという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、安価な構成で上下に連続する2つの遮蔽材の昇降による露出割合の切替えと開放が可能な電動ブラインドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明によれば、ヘッドボックスと、前記ヘッドボックスから昇降可能に吊り下げられる遮蔽材を有する第1遮蔽材と、前記第1遮蔽材の下端に連結される中間バーと、前記中間バーを介して前記第1遮蔽材の下方に吊り下げられる遮蔽材を有する第2遮蔽材と、を備えた電動ブラインドであって、前記中間バーは、モーターの駆動によって前記ヘッドボックスから昇降可能に垂下する昇降コードの下端が連結され、前記中間バーと前記第2遮蔽材の上端又は下端とを、結合及び結合解除を切替可能な結合手段を備えたことを特徴とする、電動ブラインドが提供される。
【0008】
かかる構成によれば、中間バーと第2遮蔽材の上端又は下端とを結合手段によって結合及び結合解除を切替えることで、中間バーを昇降させると、第1遮蔽材と第2遮蔽材の露出割合を切替えたり、第1遮蔽材及び第2遮蔽材を畳み込んでブラインドを設置した開口部を開放したりすることができる。これらの動作を中間バーを昇降させる1つのモーターの駆動のみで行うことができるため、安価な構成で上下に連続する2つの遮蔽材の昇降による露出割合の切替えと開放が可能になる。
【0009】
また、中間バーと第2遮蔽材の下端を結合したときは、中間バーを昇降させると第2遮蔽材の下端も一体となって昇降させることができ、上昇させたときは第2遮蔽材の下端において開口部を開放することができる。さらに、中間バーと第2遮蔽材の上端の結合を解除したときは、中間バーを昇降させても第2遮蔽材は畳み込み状態を維持され、中間バーを上昇させると、中間バーと第2遮蔽材の上端の間において開口部を開放することができる。
【0010】
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記結合手段は、前記中間バー又は前記第2遮蔽材のうちいずれか一方に固定されており、前記結合手段に設けた係止部が他方に係止されることで、前記中間バーと前記第2遮蔽材とが結合されるようにしてもよい。かかる構成によれば、結合手段を予め中間バー又は第2遮蔽材に固定しておくことで、係止部による両者の結合時の作業性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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