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公開番号2023079043
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192446
出願日2021-11-26
発明の名称撮像装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/70 20170101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】 画像から検出されたオブジェクトに関するメタデータを送信するにあたって、送信する情報量の増大を抑制することを目的としている。
【解決手段】 撮像手段に撮像された画像に含まれるオブジェクトを検出し、画像から検出されたオブジェクトの位置情報を含む、ARSEIに準拠したメタデータを生成し、画像を符号化して生成された符号化データと、画像に関するメタデータとを含む配信データを外部装置に送信し、第1画像から検出された第1オブジェクトのパラメータに対する、第1画像より後に撮像された第2画像から検出された第1オブジェクトのパラメータの変化量が閾値未満の場合、第2画像に関するメタデータとして、第2画像における第1オブジェクトの位置情報を含まないメタデータを生成する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
撮像手段に撮像された画像に含まれるオブジェクトを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記画像から検出されたオブジェクトの位置情報を含む、ARSEIに準拠したメタデータを生成する生成手段と、
前記画像を符号化して生成された符号化データと、前記画像に関する前記メタデータとを含む配信データを外部装置に送信する送信手段と、を有し、
前記生成手段は、第1画像から検出された第1オブジェクトのパラメータに対する、前記第1画像より後に撮像された第2画像から検出された前記第1オブジェクトの前記パラメータの変化量が閾値未満の場合、前記第2画像に関するメタデータとして、前記第2画像における前記第1オブジェクトの位置情報を含まないメタデータを生成することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記生成手段は、前記変化量が閾値以上の場合、前記第2画像に関するメタデータとして、前記第2画像における前記第1オブジェクトの位置情報を含むメタデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1画像について前記生成手段により生成されるメタデータには、当該第1画像から検出された前記第1オブジェクトを識別するar_object_idxと、当該第1画像における当該第1オブジェクトの位置情報およびサイズ情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記位置情報はar_bounding_box_topおよびar_bounding_box_leftに対応し、前記サイズ情報はar_bounding_box_width、およびar_bounding_box_heightに対応することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記変化量が閾値未満の場合、前記生成手段は、前記第2画像について生成されるメタデータにおいて、前記第1オブジェクトのar_bounding_box_top、ar_bounding_box_left、ar_bounding_box_width、およびar_bounding_box_heightを含めないことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記生成手段は、画像から複数のオブジェクトが検出されている場合、各オブジェクトについてパラメータの変化量を特定し、各オブジェクトについて特定した変化量と、更新するオブジェクトの数の上限である設定数とに基づき、位置情報をメタデータに含めるオブジェクトを選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記変化量は、前記第1画像上の前記第1オブジェクトの領域と、前記第2画像上の当該第1オブジェクトの領域とで重複しない領域のサイズに基づく量であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記変化量は、前記第1画像上の前記第1オブジェクトの位置と、前記第2画像上の当該第1オブジェクトの位置との変化量であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
撮像手段に撮像された画像に含まれるオブジェクトを検出する検出工程と、
前記検出工程において前記画像から検出されたオブジェクトの位置情報を含む、ARSEIに準拠したメタデータを生成する生成工程と、
前記画像を符号化して生成された符号化データと、前記画像に関する前記メタデータとを含む配信データを外部装置に送信する送信工程と、を有し、
前記生成工程において、第1画像から検出された第1オブジェクトのパラメータに対する、前記第1画像より後に撮像された第2画像から検出された前記第1オブジェクトの前記パラメータの変化量が閾値未満の場合、前記第2画像に関するメタデータとして、前記第2画像における前記第1オブジェクトの位置情報を含まないメタデータを生成することを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置の有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
動画像の符号化方式として、High Efficiency Video Coding(HEVC)が知られている(非特許文献1)。またHEVC規格におけるARSEI(Annotated Regions SEI)では、画像のオブジェクトの位置を示す情報やラベルの情報をメタデータとして配信することが可能である。
【0003】
また従来、画像中のオブジェクトの位置情報をメタデータとして配信する技術として、特許文献1では、画像から検知されたオブジェクトの位置情報を含むメタデータをカメラがクライアントに送信する旨の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-9134号公報
【非特許文献】
【0005】
ITU-T H.265(11/2019)High efficiency video coding
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで画像から検知されたオブジェクトの位置情報を外部装置に送信するにあたって、映像を構成する各フレームの画像の各々について検知されたオブジェクトの位置情報を外部装置に送信する方法が考えられる。しかしながら、一連の画像のなかでオブジェクトの位置が変化しない場合など本来或るオブジェクトについて複数回位置情報を送信する必要がない場合であっても、当該位置情報が送信されてしまい、結果的に送信される情報量が増大してしまうことがある。
【0007】
そこで本発明では、画像から検出されたオブジェクトに関するメタデータを送信するにあたって、送信する情報量の増大を抑制することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、例えば、本発明に係る撮像装置は、以下の構成を備える。すなわち、撮像手段に撮像された画像に含まれるオブジェクトを検出する検出手段と、前記検出手段により前記画像から検出されたオブジェクトの位置情報を含む、ARSEIに準拠したメタデータを生成する生成手段と、前記画像を符号化して生成された符号化データと、前記画像に関する前記メタデータとを含む配信データを外部装置に送信する送信手段と、を有し、前記生成手段は、第1画像から検出された第1オブジェクトのパラメータに対する、前記第1画像より後に撮像された第2画像から検出された前記第1オブジェクトの前記パラメータの変化量が閾値未満の場合、前記第2画像に関するメタデータとして、前記第2画像における前記第1オブジェクトの位置情報を含まないメタデータを生成することを特徴とする撮像装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像から検出された物体に関するメタデータを送信するにあたって、送信する情報量の増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
システム構成を示す図である。
撮像装置の機能ブロックを示す図である。
ARSEIのデータ構造を示す図である。
メタデータ生成の処理を説明するための図である。
メタデータ生成の処理の流れを示すフローチャートである。
メタデータ生成の処理を説明するための図である。
メタデータ生成の処理の流れを示すフローチャートである。
各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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