TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023079028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192419
出願日2021-11-26
発明の名称ストレッチャー用シート支持装置およびストレッチャー
出願人個人
代理人個人
主分類A61G 1/04 20060101AFI20230531BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定させ、且つ視認性よく支持すること。
【解決手段】 ストレッチャーで搬送する救護者に合わせて、ベッド台の長手方向から短手方向に複数のシートフレームを装着して、ベッド台の長手方向から短手方向に橋渡たされるシート材を支持して、空気感染に対する防護機能を高めた状態あるいは雨除け機能を高めた状態で、救護者を迅速に指定先に搬送することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ストレッチャーを構成するベッド台の長手方向外端側から短手方向を跨ぐように複数のシートフレームが装着されて、前記ベッド台の長手方向側から短手方向に橋渡たされるシート材を支持することを特徴とするストレッチャー用シート支持装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
1つのシートフレームの両端部は、前記ベッド台の外枠の長手方向に平行し、前記外枠の幅方向の中央部に形成される複数のスリットのうち、いずれか1つのスリットに挿入されて固定されることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項3】
複数のシートフレームの両端部は、前記ベッド台の外枠の長手方向に平行し、前記外枠の幅方向の中央部に形成される複数のスリットに挿入されて固定されることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項4】
複数のスリットは、それぞれ近接して所定間隔で配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項5】
前記シートフレームは、幅が500mm以上600mm以下とし、かつ、前記ベッド台の底面からの高さが450mm以上550mm以下となるように成型されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項6】
前記シートフレームの形状は、トンネル型、ドーム型、蒲鉾型、屋根型を含むことを特徴とする請求項5に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項7】
前記シート材は、透明フィルム材であることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項8】
長身方向に伸びる枠体の一方端の中心部には、前記ベッド台の長手方向側から短手方向に橋渡たされるシート材の垂れ下がりを支えるシート垂れ防止棒を挿通するための孔を備えることを特徴とする請求項1に記載のストレッチャー用シート支持装置。
【請求項9】
前記請求項1乃至8項のいずれか1項に記載のストレッチャー用シート支持装置を備えることを特徴とするストレッチャー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気感染に対する防護機能を高めた状態で、救護者を迅速に指定先に搬送するストレッチャー用シート支持装置およびストレッチャーに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被災者をストレッチャーから降ろす際に、吸水シートからの体液などの戻りがなく、ストレッチャー、手や衣服などに体液が付着しないストレッチャーシートを提供するため、不透水性シートおよびその上に配置された吸水シートからなる被災者用ストレッチャーシートであって、該吸水シートは水不溶性吸水性樹脂を含有すると共に被災者を横たえる広さを有し、該不透水性シートは、吸水シートよりも広く、吸水シートと共に折り返して、吸水シートの上に横たわる被災者を両側から覆うことが可能な大きさである被災者用ストレッチャーシートが下記特許文献1に開示されている。本例は、身ぐるみタイプの被災者用ストレッチャーシートを開示している。このように、ストレッチャーは、緊急搬送する患者を仰向けの状態で搬送するのが一般的である。
【0003】
一方、雨天時における救急災害現場では、ストレッチャー・各種担架での傷病者搬送時の雨対策に対応したストレッチャーシートが下記特許文献2に開示されている。
【0004】
この雨よけカバーによれば、雨天時のストレッチャー・各種担架での傷病者搬送時において、雨に濡れることによる発生していた、傷病者の体温低下等を軽減し、緊急性が高く過酷な救急災害現場において、十分に使用が可能で、傷病者に対して、効果ある活動を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-77390号公報
特開2018-134328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
また、上記特許文献2は、雨除け機能が重視されてはいるが、密閉性が確保されていないため、患者の呼吸による呼気が搬送者に空気伝搬し、例えばコロナ患者の救急搬送に際し、搬送者に対する感染防止対策は不十分なものであった。
【0007】
さらに、密閉性のみを追求してしまうと、患者が通常の呼吸行為が制限され息苦しさを与えてしまうおそれがあり、また、患者搬送後は、使用したシートを簡便に廃棄するための機構も必要なり、一定の空気濃度を保持した状態で患者を指定搬送先に搬送できる構造がシンプルで扱い易く、安価なストレッチャー用シートカバーが求められている。
【0008】
また、病院側にとっても、一般病棟と、特殊な感染症患者が収容される特殊病棟とを確保した場合に、搬送される患者の病状に合わせて搬入口を別個独立した動線を確保できない構造上の制限のため、一般病棟の搬入口を使用しなければならない場合もある。
【0009】
このように現状のストレッチャーでは、雨天時における搬送者に対する雨除け対策およびコロナ患者搬送時における感染予防対策が不十分であり、簡単な構成で雨除け対策と、感染予防対策とを講じながら、迅速に患者を指摘先へ搬送し、かつ、院内を容易に移動させることができるストレッチャーの開発が医療関係者、救護隊員にとって近々の課題である。
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、構造がシンプルで操作性に優れ、安価なストレッチャー用シートを安定し、且つ視認性よく支持するストレッチャー用シート支持装置を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
エアリフター
2か月前
個人
逆流防止用具
1か月前
個人
段差昇降装置
1か月前
個人
シミ皮膚改善剤
2か月前
個人
鼻腔拡張具
1か月前
個人
透析装置の洗浄方法
1か月前
株式会社東亜産業
温熱具
1か月前
個人
電動式孫の手
1か月前
株式会社コーセー
組成物
1か月前
株式会社ニデック
検眼装置
1か月前
オンキヨー株式会社
聴診器
1か月前
個人
医療用チューブ保護具
3か月前
個人
弾性材一体コルセット
23日前
個人
マッサージガン保持具
10日前
個人
光脱毛器
2か月前
株式会社ダリヤ
酸性染毛料
2か月前
個人
根管治療用のファイル
1か月前
株式会社いうら
介助リフト
16日前
株式会社コロナ
サウナ装置
3か月前
株式会社ダリヤ
整髪料組成物
2日前
個人
つぼ刺激用テープ
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
16日前
株式会社ノエビア
シワ改善剤
17日前
株式会社コーセー
毛髪化粧料
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
株式会社熊谷組
歩行器
20日前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
23日前
大正製薬株式会社
固形組成物
15日前
株式会社成和化成
皮膚外用剤
17日前
オンキヨー株式会社
電子機器
1か月前
株式会社ダリヤ
洗浄剤組成物
3か月前
株式会社ニデック
OCT装置
1か月前
個人
健康装身具
9日前
続きを見る