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公開番号2023079017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192405
出願日2021-11-26
発明の名称コンポーネントキャリアの柔軟な運用手順を実行する端末装置、基地局装置、制御方法、及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04W 76/15 20180101AFI20230531BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末装置において使用されるコンポーネントキャリアの切り替えを簡易に実行可能とすること。
【解決手段】端末装置は、相互に周波数帯の異なる複数のコンポーネントキャリアを使用して通信を行う場合の、端末装置において使用可能な周波数帯の組み合わせを示す情報を基地局装置へ通知し、基地局装置から、使用可能な周波数帯の組み合わせによって制限されない1つ以上の周波数帯にそれぞれ対応する1つ以上のコンポーネントキャリアを使用するための設定の情報を取得する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置であって、
相互に周波数帯の異なる複数のコンポーネントキャリアを使用して通信を行う場合の、前記端末装置において使用可能な周波数帯の組み合わせを示す情報を基地局装置へ通知する通知手段と、
前記基地局装置から、前記使用可能な周波数帯の組み合わせによって制限されない1つ以上の周波数帯にそれぞれ対応する1つ以上のコンポーネントキャリアを使用するための設定の情報を取得する取得手段と、
を有することを特徴とする端末装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記基地局装置から、有効化するコンポーネントキャリアの数に関する情報をさらに取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記取得手段は、前記基地局装置から、共に有効化することができないコンポーネントキャリアの組み合わせを指示する情報をさらに取得する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記取得手段は、前記基地局装置から、共に有効化することができるコンポーネントキャリアの組み合わせを指示する情報をさらに取得する、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項5】
前記取得された設定の情報に基づいて、前記1つ以上のコンポーネントキャリアの設定を行う設定手段と、
前記使用可能な周波数帯の組み合わせに基づいて、前記設定された前記1つ以上のコンポーネントキャリアに含まれるコンポーネントキャリアを有効化する有効化手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項6】
前記有効化手段は、前記基地局装置からの指示に基づいて、前記設定された前記1つ以上のコンポーネントキャリアに含まれるコンポーネントキャリアを有効化する、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項7】
前記有効化手段は、
前記基地局装置からの指示によらずに、前記設定された前記1つ以上のコンポーネントキャリアに含まれるコンポーネントキャリアを有効化し、
前記基地局装置に対して前記有効化手段によっていずれのコンポーネントキャリアを有効化したかを示す情報を通知する、
ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
【請求項8】
前記基地局装置との間で、プライマリ・コンポーネントキャリアの設定がされており、
前記1つ以上のコンポーネントキャリアはセカンダリ・コンポーネントキャリアの候補である、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項9】
前記基地局装置との間で、プライマリ・コンポーネントキャリアの設定がされており、
前記1つ以上のコンポーネントキャリアはセカンダリ・コンポーネントキャリアの候補であり、
前記設定手段は、前記プライマリ・コンポーネントキャリアが変更された場合に、前記1つ以上のコンポーネントキャリアの設定を削除する、ことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項10】
前記1つ以上のコンポーネントキャリアの設定は有効期限を含む、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のコンポーネントキャリアの柔軟な使用制御技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のセルラ通信規格において、端末装置に対して複数のコンポーネントキャリア(CC)を同時に利用可能とするデュアルコネクティビティ(DC)やキャリアアグリゲーション(CA)が規定されている。DCやCAでは、端末装置の能力(UE Capability)に基づいて、その端末装置に対して同時に利用可能な複数のCCが設定される。複数のCCには、プライマリCCとセカンダリCCとが含まれる。端末装置の通信の際には、その端末装置のために設定されたCCのうちのセカンダリCCについて、アクティブ化(Activation)又は非アクティブ化(Deactivation)が行われることにより、実際にそのセカンダリCCが使用されるか否かを設定することができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS38.331
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の異なる周波数帯のCCが用意されている場合に、端末装置の能力として、使用可能な周波数帯の組み合わせが規定される。このため、その端末装置に対して、使用可能な周波数帯のCCの組み合わせが設定されることとなる。一方で、端末装置において使用されているCCの第1の周波数帯以外の第2の周波数帯の無線品質が、第1の周波数帯の無線品質より良好となる場合がありうる。しかしながら、端末装置の能力によっては、端末装置において使用されている第1のCCと、無線品質が良好となった周波数帯の第2のCCとを同時に使用できないことが想定される。この場合、端末装置が使用するCCを第1のCCから第2のCCへと切り替えるには、その第1のCCの設定を解除してから第2のCCの設定を行う必要があり、処理が煩雑である。
【0005】
本発明は、端末装置において使用されるコンポーネントキャリアの切り替えを簡易に実行可能とする技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による端末装置は、相互に周波数帯の異なる複数のコンポーネントキャリアを使用して通信を行う場合の、前記端末装置において使用可能な周波数帯の組み合わせを示す情報を基地局装置へ通知する通知手段と、前記基地局装置から、前記使用可能な周波数帯の組み合わせによって制限されない1つ以上の周波数帯にそれぞれ対応する1つ以上のコンポーネントキャリアを使用するための設定の情報を取得する取得手段と、を有する。
【0007】
本発明の一態様による基地局装置は、端末装置が相互に周波数帯の異なる複数のコンポーネントキャリアを使用して通信を行う場合に使用可能な周波数帯の組み合わせによって制限されない1つ以上の周波数帯にそれぞれ対応する1つ以上のコンポーネントキャリアを使用するための設定の情報を前記端末装置へ通知する通知手段と、前記設定された前記1つ以上のコンポーネントキャリアのうち、前記端末装置において前記使用可能な周波数帯の組み合わせに基づいて有効化されるコンポーネントキャリアを示す情報を取得する取得手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、端末装置において使用されるコンポーネントキャリアの切り替えを簡易に実行可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
無線通信システムの構成例を示す図である。
有効化/無効化するCCの指定方法の一例を説明する図である。
有効化/無効化するCCの指定方法の一例を説明する図である。
装置のハードウェア構成例を示す図である。
端末装置の機能構成例を示す図である。
基地局装置の機能構成例を示す図である。
無線通信システムで実行される処理の流れの例を示す図である。
無線通信システムで実行される処理の流れの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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