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公開番号2023079013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192397
出願日2021-11-26
発明の名称衛生洗浄装置、ノズル、および断続水流生成方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E03D 9/08 20060101AFI20230531BHJP(上水;下水)
要約【課題】空間中での断続的な水流の生成。
【解決手段】加熱装置140と、温水を吐出するノズル110と、を備える衛生洗浄装置100であって、ノズル110は、第一水301が吐出される第一吐出口119を有する第一流路111と、第二水302が噴射される噴射口112と、噴射口112から噴射された第二水302の流れる方向を変更して第三水303とする方向変更部114と、第二水302と第三水303とが交差するように配置された戻りループ流路吐出口113を端部に有する戻りループ流路115と、戻り吐出口113から吐出された第三水303により流れる方向が変更された第二水302と第三水303とが混ざりあった第四水304を第一吐出口119から吐出される第一水301と合流するように吐出する第二吐出口120を備える第二流路116と、を備える衛生洗浄装置100。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
着座した人体の局部に向けて水を吐出するノズルを具備する衛生洗浄装置であって、
前記ノズルは、
前記ノズルに供給される水が通過する入水口と、
前記ノズルの内部に設けられた主流路と、
前記ノズルの内部に設けられた分岐部と、
前記ノズルの内部に設けられた第一流路と、
前記ノズルの内部に設けられた第一吐出口と、
前記ノズルの内部に設けられた流入口と、
前記ノズルの内部に設けられた分岐水路と、
前記ノズルの内部に設けられた噴射口と、
前記ノズルの内部に設けられた戻りループ流路と、
前記ノズルの内部に設けられた噴射空間部と、
前記ノズルの内部に設けられた受け入れ口と、
前記ノズルの内部に設けられた第二流路と、
前記ノズルの内部に設けられた第二吐出口と、を備え、
前記主流路の第一端に前記入水口が設けられており、
前記主流路の第二端に前記分岐部が位置しており、
前記第一流路の第一端に前記分岐部が位置しており、
前記第一流路の第二端に前記第一吐出口が位置しており、
前記分岐水路の第一端に前記流入口および前記分岐部が位置しており、
前記分岐水路の第二端に前記噴射口が位置しており、
前記第二流路の第一端に前記受け入れ口が位置しており、
前記第二流路の第二端に前記第二吐出口が位置しており、
前記戻りループ流路は、戻りループ流路入口および戻りループ流路吐出口を有しており、
前記噴射口の吐出面の法線は、前記戻りループ流路入口の入口面と交差しており、
前記噴射口および前記戻りループ流路入口を互いに結ぶ第一仮想線は、前記戻りループ流路吐出口および前記受け入れ口を互いに結ぶ第二仮想線と交差する
衛生洗浄装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第一流路は、
前記分岐部から前記第一吐出口に向かう方向に断面積が減少している第一絞り部を備える
請求項1に記載の衛生洗浄装置。
【請求項3】
前記第二流路では、
前記受け入れ口から前記第二吐出口に向けて断面積が増加する断面積増加部を備える
請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
【請求項4】
前記流入口は、
前記分岐部から前記分岐水路に向かう方向に断面積が減少している第二絞り部を備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生洗浄装置。
【請求項5】
前記第一吐出口および前記第二吐出口と連通する合流吐出口を備える
請求項1から4のいずれか一項に記載の衛生洗浄装置。
【請求項6】
前記戻りループ流路は、
方向変更部を具備し、
前記方向変更部は、前記噴射口から噴出された水の流れの方向が前記方向変更部によってなめらかに変更されるするように湾曲している
請求項1から5のいずれか一項に記載の衛生洗浄装置。
【請求項7】
ノズルに供給される水が通過する入水口と、
前記ノズルの内部に設けられた主流路と、
前記ノズルの内部に設けられた分岐部と、
前記ノズルの内部に設けられた第一流路と、
前記ノズルの内部に設けられた第一吐出口と、
前記ノズルの内部に設けられた流入口と、
前記ノズルの内部に設けられた分岐水路と、
前記ノズルの内部に設けられた噴射口と、
前記ノズルの内部に設けられた戻りループ流路と、
前記ノズルの内部に設けられた噴射空間部と、
前記ノズルの内部に設けられた受け入れ口と、
前記ノズルの内部に設けられた第二流路と、
前記ノズルの内部に設けられた第二吐出口と、を備え、
前記主流路の第一端に前記入水口が設けられており、
前記主流路の第二端に前記分岐部が位置しており、
前記第一流路の第一端に前記分岐部が位置しており、
前記第一流路の第二端に前記第一吐出口が位置しており、
前記分岐水路の第一端に前記流入口および前記分岐部が位置しており、
前記分岐水路の第二端に前記噴射口が位置しており、
前記第二流路の第一端に前記受け入れ口が位置しており、
前記第二流路の第二端に前記第二吐出口が位置しており、
前記戻りループ流路は、戻りループ流路入口および戻りループ流路吐出口を有しており、
前記噴射口の吐出面の法線は、前記戻りループ流路入口の入口面と交差しており、
前記噴射口および前記戻りループ流路入口を互いに結ぶ第一仮想線は、前記戻りループ流路吐出口および前記受け入れ口を互いに結ぶ第二仮想線と交差する
ノズル。
【請求項8】
第一流路の端部に設けられる第一吐出口から第一水を吐出し、
第二水を噴射口から噴射し、
前記噴射口から噴射された前記第二水を方向変更部に衝突させて流れる方向を変更して第三水とし、
前記第二水と前記第三水とが交差するように配置された戻り吐出口まで前記第三水を戻りループ流路に案内させ、
前記戻り吐出口から吐出される前記第三水の流れの方向において、前記方向変更部の下流側に配置される受け入れ口が前記戻り吐出口から吐出された前記第三水により流れる方向が変更された前記第二水と前記第三水とが混ざりあった第四水を受け入れ、
前記受け入れ口に受け入れられた前記第四水を第二流路で案内し、第二流路の端部に設けられた第二吐出口から前記第一水と合流するように前記第四水を吐出する
断続水流生成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人体局部を洗浄する衛生洗浄装置、衛生洗浄装置などに設けられるノズル、および断続水流生成方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
人体局部を洗浄する衛生洗浄装置において、人体局部に連続的に温水を噴射するよりも断続的に噴射した方が比較的少ない温水量であってもしっかりと洗っている感覚であるいわゆる洗浄感を人体に付与できることが知られている。
【0003】
特許文献1には、衛生洗浄装置内において水を加圧して吐出するポンプを備え、当該ポンプにより断続的な温水を噴射する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-56566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、ポンプによって断続的な噴射を実現するためには、衛生洗浄装置に回転駆動装置、減速機構、動作変換機構などが必要となる。このように衛生洗浄装置の部品点数が増加し構造も複雑になると、組み立て工数などが増加し、生産効率が低下するとともにコストアップとなる。また、衛生洗浄装置を使用するにあたっては、ポンプが動作することで発生する動作音や振動が使用者の快適性を低下させる要因ともなる。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、ポンプなど機械的な動作を用いることなく空間中において断続的な水流を生成することができる衛生洗浄装置、ノズル、および断続水流生成方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の1つである衛生洗浄装置は、着座した人体の局部に向けて水を吐出するノズルを具備する衛生洗浄装置であって、前記ノズルは、前記ノズルに供給される水が通過する入水口と、前記ノズルの内部に設けられた主流路と、前記ノズルの内部に設けられた分岐部と、前記ノズルの内部に設けられた第一流路と、前記ノズルの内部に設けられた第一吐出口と、前記ノズルの内部に設けられた流入口と、前記ノズルの内部に設けられた分岐水路と、前記ノズルの内部に設けられた噴射口と、前記ノズルの内部に設けられた戻りループ流路と、前記ノズルの内部に設けられた噴射空間部と、前記ノズルの内部に設けられた受け入れ口と、前記ノズルの内部に設けられた第二流路と、前記ノズルの内部に設けられた第二吐出口と、を備え、前記主流路の第一端に前記入水口が設けられており、前記主流路の第二端に前記分岐部が位置しており、前記第一流路の第一端に前記分岐部が位置しており、前記第一流路の第二端に前記第一吐出口が位置しており、前記分岐水路の第一端に前記流入口および前記分岐部が位置しており、前記分岐水路の第二端に前記噴射口が位置しており、前記第二流路の第一端に前記受け入れ口が位置しており、前記第二流路の第二端に前記第二吐出口が位置しており、前記戻りループ流路は、戻りループ流路入口および戻りループ流路吐出口を有しており、前記噴射口の吐出面の法線は、前記戻りループ流路入口の入口面と交差しており、前記噴射口および前記戻りループ流路入口を互いに結ぶ第一仮想線は、前記戻りループ流路吐出口および前記受け入れ口を互いに結ぶ第二仮想線と交差する衛生洗浄装置。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明の1つであるノズルは、ノズルに供給される水が通過する入水口と、前記ノズルの内部に設けられた主流路と、前記ノズルの内部に設けられた分岐部と、前記ノズルの内部に設けられた第一流路と、前記ノズルの内部に設けられた第一吐出口と、前記ノズルの内部に設けられた流入口と、前記ノズルの内部に設けられた分岐水路と、前記ノズルの内部に設けられた噴射口と、前記ノズルの内部に設けられた戻りループ流路と、前記ノズルの内部に設けられた噴射空間部と、前記ノズルの内部に設けられた受け入れ口と、前記ノズルの内部に設けられた第二流路と、前記ノズルの内部に設けられた第二吐出口と、を備え、前記主流路の第一端に前記入水口が設けられており、前記主流路の第二端に前記分岐部が位置しており、前記第一流路の第一端に前記分岐部が位置しており、前記第一流路の第二端に前記第一吐出口が位置しており、前記分岐水路の第一端に前記流入口および前記分岐部が位置しており、前記分岐水路の第二端に前記噴射口が位置しており、前記第二流路の第一端に前記受け入れ口が位置しており、前記第二流路の第二端に前記第二吐出口が位置しており、前記戻りループ流路は、戻りループ流路入口および戻りループ流路吐出口を有しており、前記噴射口の吐出面の法線は、前記戻りループ流路入口の入口面と交差しており、前記噴射口および前記戻りループ流路入口を互いに結ぶ第一仮想線は、前記戻りループ流路吐出口および前記受け入れ口を互いに結ぶ第二仮想線と交差する。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明の1つである断続水流生成方法は、第一流路の端部に設けられる第一吐出口から第一水を吐出し、第二水を噴射口から噴射し、前記噴射口から噴射された前記第二水を方向変更部に衝突させて流れる方向を変更して第三水とし、前記第二水と前記第三水とが交差するように配置された戻り吐出口まで前記第三水を戻りループ流路に案内させ、前記戻り吐出口から吐出される前記第三水の流れの方向において、前記方向変更部の下流側に配置される受け入れ口が前記戻り吐出口から吐出された前記第三水により流れる方向が変更された前記第二水と前記第三水とが混ざりあった第四水を受け入れ、前記受け入れ口に受け入れられた前記第四水を第二流路で案内し、第二流路の端部に設けられた第二吐出口から前記第一水と合流するように前記第四水を吐出する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ポンプなどの機械的な動作を用いることなく断続的に空間中を飛ぶ水を吐出することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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