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公開番号2023078967
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192323
出願日2021-11-26
発明の名称ジェルネイルステッカー及びその製造方法、ジェルネイルステッカーを用いた施術方法
出願人株式会社オイコス
代理人個人
主分類A45D 31/00 20060101AFI20230531BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】着用感と審美感に優れており、かつ、ネイルアートの時間を短縮させ、簡便に延長施術が可能なジェルネイルステッカー及びその製造方法、ジェルネイルステッカーを用いた施術方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、金型を利用した延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカーの製造方法と、これを通じて製造される延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカー及び延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカーの施術方法に関するものである。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
爪に貼り付けた後、硬化して使用する延長可能な完全硬化用ジェルネイルステッカーの製造方法において、
爪の表面に貼り付けられる本体部分と爪の終端から一定長さ延びる延長部分とからなり、前記本体部分と延長部分とが一体型からなるベース生地製造ステップと、
前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層塗布ステップと、
前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙貼付ステップと、
前記ベース生地の上部に塗布され、色相と模様が表現されるカラー層塗布ステップと、
前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、
前記金型に完全硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、
前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、
前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、
前記金型にUV硬化用ランプまたはLEDを照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにする第1のジェル樹脂硬化ステップと、
前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、
前記ベース生地をひっくり返した状態で再度ジェル樹脂の上部面から下部面までUV硬化用ランプを照射して完全硬化がなされるようにする第2のジェル樹脂硬化ステップとからなり、
前記ベース生地製造ステップは、
前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さにベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さと形状でジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ライン印刷ステップをさらに含んでなることを特徴とするジェルネイルステッカーの製造方法。
続きを表示(約 5,400 文字)【請求項2】
爪に貼り付けた後、硬化して使用する延長可能な半硬化用ジェルネイルステッカーの製造方法において、
ベース生地製造ステップと、
前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層塗布ステップと、
前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙貼付ステップと、
前記ベース生地の上部に塗布され、色相と模様が表現されるカラー層塗布ステップと、
前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、
前記金型に半硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、
前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、
前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、
前記金型にUV硬化用ランプまたはLEDを照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにするジェル樹脂硬化ステップと、
前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、
前記ベース生地をひっくり返した状態で半硬化誘導用焼き付け釜に投入させ、70度ないし80度で30~40分加熱して表面を処理する半硬化ステップとからなり、
前記ベース生地製造ステップは、
前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さにベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さと形状でジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ライン印刷ステップをさらに含んでなることを特徴とするジェルネイルステッカーの製造方法。
【請求項3】
前記切断ライン印刷ステップは、
ステッカーの中心線を表示するための中心線表示ライン印刷ステップと、
ステッカーの延長ラインに丸くなった形態で印刷するためのラウンド型切断ライン印刷ステップと、
ステッカーの延長ラインに垂直に直交する直線を印刷するための直線型切断ライン印刷ステップと、
をさらに含んでなることを特徴とする請求項1または2に記載の金型を利用した延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカーの製造方法。
【請求項4】
爪に貼り付けた後、硬化して使用する延長可能な完全硬化用ジェルネイルステッカーにおいて、
爪の表面に貼り付けられる本体部分と爪の終端から一定長さ延びる延長部分とからなり、前記本体部分と延長部分とが一体型からなるベース生地と、
前記ベース生地の上部に位置し、色相と模様が表現されるカラー層と、
前記カラー層の上部に位置し、硬化性透明材質で形成された完全硬化層と、
前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層と、
前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙と、
を備え、
前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さと形状でベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さと形状でジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ラインをさらに備え、
前記完全硬化層は、オリゴマー、モノマー、短波長開始剤を混合して形成し、オリゴマー40~60%、モノマー30~55%、短波長開始剤2~10%を混合してなることを特徴とする金型を利用した延長可能な完全硬化用ジェルネイルステッカー。
【請求項5】
爪に貼り付けた後、硬化して使用する延長可能な半硬化用ジェルネイルステッカーにおいて、
爪の表面に貼り付けられる本体部分と爪の終端から一定長さ延びる延長部分とからなり、前記本体部分と延長部分とが一体型からなるベース生地と、
前記ベース生地の上部に位置し、色相と模様が表現されるカラー層と、
前記カラー層の上部に位置し、硬化性透明材質で形成された半硬化層と、
前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層と、
前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙と、
を備え、
前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さと形状でベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さにジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ラインをさらに備え、
前記半硬化層は、オリゴマー、モノマー、長波長開始剤を混合して形成し、モノマー40~50%、オリゴマー15~40%、長波長開始剤1~5%を混合してなることを特徴とするジェルネイルステッカー。
【請求項6】
前記切断ラインは、
複数個のラウンド型切断ラインまたは複数個の直線型切断ラインが各々別に印刷されるか、または重ねた状態で印刷されてなることを特徴とする請求項4または5に記載のジェルネイルステッカー。
【請求項7】
前記切断ラインは、
一直線や、点線や、一点鎖線のうち、選択されたいずれか1つで印刷されたことを特徴とする請求項4または5に記載のジェルネイルステッカー。
【請求項8】
延長可能な完全硬化用ジェルネイルステッカーを用いた施術方法において、
ネイルアートを施術する指の爪表面を研磨し、爪のキューティクルを除去する作業を含む爪の手入れステップと、
前記爪の表面に貼り付けるジェルネイルステッカーを用意し、前記ジェルネイルステッカーは、本体部分と延長部分とは、一体型からなり、延長部分には、切断長さと形状を選択するための複数個の切断ラインが形成されてなるジェルネイルステッカー用意ステップと、
前記爪の上部に貼り付けるジェルネイルステッカーの底面に貼り付けられた離型紙を除去してジェルネイルステッカーの底面に存在する爪表面貼付用接着剤層が外部から見えるようにする離型紙除去ステップと、
離型紙が除去されたジェルネイルステッカーの本体部分と延長部分とを爪本体及び爪終端に重ね、ジェルネイルステッカーの本体部分接着剤層を爪本体に結合させて爪本体の表面にジェルネイルステッカーの本体部分を貼り付けるジェルネイルステッカー貼付ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分に形成された切断ラインの中で、自分が望む延長長さと形状に該当する切断ラインを選択して、鋏または爪切りで切断するジェルネイルステッカー延長部分長さ切断ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分の底面に存在する延長部分接着剤層を除去するステッカー延長部分底面接着剤層除去ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分の底面と爪の終端とが合う地点に底面補強剤を塗布させて爪終端部とジェルネイルステッカーとの間の隙間を埋める爪底面補強ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの本体部分と延長部分との上部に上部補強剤を塗布させて剛性を維持させる爪上部補強ステップとを含んでなり、
前記ジェルネイルステッカー製造ステップは、
前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、
前記金型に完全硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、
前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、
前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、
前記金型にUV硬化用ランプ(または、LED)を照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにする第1のジェル樹脂硬化ステップと、
前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、
前記ベース生地をひっくり返した状態で再度ジェル樹脂の上部面から下部面までUV硬化用ランプを照射して完全硬化がなされるようにする第2のジェル樹脂硬化ステップとからなり、
前記完全硬化剤は、オリゴマー、モノマー、短波長開始剤を混合して形成し、オリゴマー40~60%、モノマー30~55%、短波長開始剤2~10%を混合してなることを特徴とするジェルネイルステッカーを用いた施術方法。
【請求項9】
延長可能な半硬化用ジェルネイルステッカーを用いた施術方法において、
ネイルアートを施術する指の爪表面を研磨し、爪のキューティクルを除去する作業を含む爪の手入れステップと、
前記爪の表面に貼り付けるジェルネイルステッカーを用意し、前記ジェルネイルステッカーは、本体部分と延長部分とは、一体型からなり、延長部分には、切断長さと形状を選択するための複数個の切断ラインが形成されてなるジェルネイルステッカー用意ステップと、
前記爪の上部に貼り付けるジェルネイルステッカーの底面に貼り付けられた離型紙を除去してジェルネイルステッカーの底面に存在する爪表面貼付用接着剤層が外部から見えるようにする離型紙除去ステップと、
離型紙が除去されたジェルネイルステッカーの本体部分と延長部分とを爪本体及び爪終端に重ね、ジェルネイルステッカーの本体部分接着剤層を爪本体に結合させて爪本体の表面にジェルネイルステッカーの本体部分を貼り付けるジェルネイルステッカー貼付ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分に形成された切断ラインの中で、自分が望む延長長さと形状に該当する切断ラインを選択して、鋏または爪切りで切断するジェルネイルステッカー延長部分長さ切断ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分の底面に存在する延長部分接着剤層を除去するステッカー延長部分底面接着剤層除去ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの延長部分の底面と爪の終端とが合う地点に底面補強剤を塗布させて爪終端部とジェルネイルステッカーとの間の隙間を埋める爪底面補強ステップと、
前記ジェルネイルステッカーの本体部分と延長部分との上部に上部補強剤を塗布させて剛性を維持させる爪上部補強ステップとを含んでなり、
前記ジェルネイルステッカー用意ステップは、
前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、
前記金型に半硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、
前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、
前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、
前記金型にUV硬化用ランプ(または、LED)を照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにするジェル樹脂硬化ステップと、
前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、
前記ベース生地をひっくり返した状態で半硬化誘導用焼き付け釜に投入させ、70度ないし80度で30~40分加熱して表面を処理する半硬化ステップとからなり、
前記半硬化層は、オリゴマー、モノマー、長波長開始剤を混合して形成し、モノマー40~50%、オリゴマー15~40%、長波長開始剤1~5%を混合してなることを特徴とするジェルネイルステッカーを用いた施術方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ジェルネイルステッカー及びその製造方法、ジェルネイルステッカーを用いた施術方法に関し、特に、金型を利用してジェルネイルステッカーを製作した後、爪の表面に貼り付けて飾るようにし、ジェルネイルステッカーの終端部分に延長部分をさらに付加形成し、かつ、延長部分にラウンド形態または直線形態で複数個の切断ラインを印刷させるようにし、ユーザが前記切断ラインを利用して望む長さと形状で製作してジェルネイルステッカーを爪に適用できるようにすることで、より簡便に延びた付け爪の製作が可能であることを特徴とする金型を利用した延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカーの製造方法と、これを通じて製造される延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカー、及び延長可能な完全硬化用または半硬化用ジェルネイルステッカーを用いた施術方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
現代のネイル美容産業は、サービス産業の発達とともに早い成長を見せており、今日、ネイル装飾は、ファッションの一部となっており、日常生活の必要条件として位置付けられている傾向である。これは、年齢と関係なく、大衆化されて自我実現の自我満足として自分を表現するのに重要な役割を担当することもあり、また、多様化、個性化、高級化によって自分だけの個性と美しさを演出する場合が増えている状況であり、常に新しいものを追求しようとする現代の若者達の好みを反映した様々なネイル材料とデザイン技法が研究されている傾向である。しかしながら、爪にマニキュアなどを塗るネイルアートの場合、その作業が非常に複雑であり、難しいだけでなく、長時間が要求されるという不便さがある。
【0003】
ところが、従来のネイルステッカーは、材質が硬質であるか、接着されたとき、速やかに自然硬化される方式のステッカーであったが、これは、着用感と審美感に劣るという問題があった。
【0004】
このような問題を解決するために、特許文献1(大韓民国登録特許第10-1797203号)のようなジェルネイルステッカーが提供された。これは、軟質のジェルネイルステッカーを爪上に接着して着用した後、UVで硬化させる方式である。
【0005】
ところが、上記の軟質ジェルネイルステッカーの場合、着用感は良いが、延長部分を一定であり、かつ審美感のある形態で形成し難いという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
大韓民国登録特許第10-1797203号
大韓民国登録特許第10-1468319号
大韓民国登録特許第10-1391622号
大韓民国登録特許第10-1342492号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のような問題点に鑑みて、従来のネイルステッカー及びジェルネイルステッカーと比較して、着用感と審美感に優れており、かつ、ネイルアートの時間を短縮させ、簡便に延長施術が可能なジェルネイルステッカー及びその製造方法、ジェルネイルステッカーを用いた施術方法を提供することを本発明の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するための手段として、本発明は、爪に貼り付けた後、硬化して使用するジェルネイルステッカーの製造方法において、爪の表面に貼り付けられる本体部分と爪の終端から一定長さ延びる延長部分とからなり、前記本体部分と延長部分とが一体型からなるベース生地製造ステップと、前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層塗布ステップと、前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙貼付ステップと、前記ベース生地の上部に塗布され、色相と模様が表現されるカラー層塗布ステップと、前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、前記金型に完全硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、前記金型にUV硬化用ランプ(または、LED)を照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにする第1のジェル樹脂硬化ステップと、前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、前記ベース生地をひっくり返した状態で再度ジェル樹脂の上部面から下部面までUV硬化用ランプを照射して完全硬化がなされるようにする第2のジェル樹脂硬化ステップとからなり、前記ベース生地製造ステップは、前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さにベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さと形状でジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ライン印刷ステップをさらに含んでなることが特徴である。
【0009】
また、爪に貼り付けた後、硬化して使用するジェルネイルステッカーの製造方法において、ベース生地製造ステップと、前記ベース生地の下部に塗布され、前記爪の表面に貼り付けられる部分であって、接着性を有する下部接着剤層塗布ステップと、前記下部接着剤層の底面に位置して、下部接着剤層を保護し、使用の際に離型される離型紙貼付ステップと、前記ベース生地の上部に塗布され、色相と模様が表現されるカラー層塗布ステップと、前記ベース生地のカラー層と同じサイズと形状で製作された爪状の彫られた金型を用意する金型用意ステップと、前記金型に半硬化型ジェル樹脂を均等に分布させて、金型の爪状に均等に樹脂が染み込むようにするジェル樹脂供給ステップと、前記カラー層が塗布されたベース生地を180度ひっくり返してベース生地の底面にカラー層が位置した状態で金型の表面に一致させ、金型に存在するジェル樹脂とベース生地のカラー層とを相互接触させるジェル樹脂当接ステップと、前記金型に接触されたベース生地にローラを左右に移動させながら押さえて、ベース生地のカラー層にジェル樹脂が均等に接触されるように導くローラ左右移送ステップと、前記金型にUV硬化用ランプ(または、LED)を照射し、ジェル樹脂が硬化されながらベースフィルムのカラー層に完全に貼り付けられるようにするジェル樹脂硬化ステップと、前記金型からベース生地を脱去させ、カラー層及びジェル樹脂層が上部方向に配置されるようにベース生地を180度ひっくり返すベース生地再配置ステップと、前記ベース生地をひっくり返した状態で半硬化誘導用焼き付け釜に投入させ、70度ないし80度で30~40分加熱して表面を処理する半硬化ステップとからなり、前記ベース生地製造ステップは、前記ベース生地の延長部分に形成し、複数個を一定間隔で印刷してユーザの望む長さにベース生地の延長部分を切断することにより、ユーザの望む長さと形状でジェルネイルステッカーが爪に貼り付けられるように導く切断ライン印刷ステップをさらに含んでなることが特徴である。
【0010】
また、前記切断ライン印刷ステップは、ジェルネイルステッカーの中心線を表示するための中心線表示ライン印刷ステップと、ジェルネイルステッカーの延長ラインに丸くなった形態で印刷するためのラウンド型切断ライン印刷ステップと、ジェルネイルステッカーの延長ラインに垂直に直交する直線を印刷するための直線型切断ライン印刷ステップとをさらに含んでなることが特徴である。
(【0011】以降は省略されています)

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