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公開番号2023078962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192314
出願日2021-11-26
発明の名称検査照明用電源装置、及び、それに用いられるプログラム
出願人シーシーエス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05B 47/105 20200101AFI20230531BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】複数のチャネルに対して複数種類の制御項目のパラメータを設定する際のユーザの負担を軽減し、従来よりも使い勝手の良い設定入力が可能となる検査照明用電源装置を提供する。
【解決手段】検査照明用電源装置あって、発光時間、発光遅延時間、又は、出力電圧の少なくとも1種類を含む複数種類の制御項目についてそれぞれパラメータの入力を受け付ける基本設定領域BRをディスプレイ上に表示する基本設定領域表示部11と、チャネルの識別子と、その識別子に対応するチャネルに対して設定される前記複数種類の制御項目の各パラメータと、を含む個別設定領域IRを前記ディスプレイ上に1又は複数表示する個別設定領域表示部12と、少なくともいずれか1つのチャネルを指定するチャネル指定入力を受け付けて、チャネル指定入力に対応する1又は複数のチャネルの個別設定領域IRに前記基本設定領域BRに受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータを反映させる設定反映部4と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の検査照明器がそれぞれ個別のチャネルに接続されて、各チャネルに対してそれぞれ個別の態様で電力を供給可能に構成されたマルチチャネルの検査照明用電源装置であって、
発光時間、発光遅延時間、又は、出力電圧の少なくとも1種類を含む複数種類の制御項目についてそれぞれパラメータの入力を受け付ける基本設定領域をディスプレイ上に表示する基本設定領域表示部と、
チャネルの識別子と、その識別子に対応するチャネルに対して設定される前記複数種類の制御項目の各パラメータと、を含む個別設定領域を前記ディスプレイ上に1又は複数表示する個別設定領域表示部と、
少なくともいずれか1つのチャネルを指定するチャネル指定入力を受け付けて、チャネル指定入力に対応する1又は複数のチャネルの個別設定領域に前記基本設定領域に受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータを反映させる設定反映部と、を備えた検査照明用電源装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記基本設定領域、及び、前記複数の個別設定領域が1つの入力画面を構成する請求項1記載の検査照明用電源装置。
【請求項3】
前記個別設定領域が、前記複数種類の制御項目の各パラメータに関して直接入力も受け付けるように構成されている請求項1又は2記載の検査照明用電源装置。
【請求項4】
前記個別設定領域が、前記設定反映部により前記基本設定領域に受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータが反映されたことを示す通知部分をさらに含む請求項1乃至3いずれか一項に記載の検査照明用電源装置。
【請求項5】
前記チャネル指定入力が、チャネル番号の選択、又は、チャネルに対応する個別設定領域の選択である請求項1乃至4いずれかに記載の検査照明用電源装置。
【請求項6】
前記個別設定領域に受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータに基づいて、チャネルの識別子と、前記複数種類の制御項目に関する各パラメータと、が紐付けられた個別設定データを記憶する個別設定記憶部と、
前記個別設定記憶部に記憶されている個別設定データに基づいて、各チャネルから出力する電力を個別の態様で制御する電力制御部と、をさらに備えた検査照明用電源装置。
【請求項7】
複数の検査照明器がそれぞれ個別のチャネルに接続されて、各チャネルに対してそれぞれ個別の態様で電力を供給可能に構成されたマルチチャネルの検査照明用電源装置に用いられるプログラムであって、
発光時間、発光遅延時間、又は、出力電圧の少なくとも1種類を含む複数種類の制御項目についてそれぞれパラメータの入力を受け付ける基本設定領域をディスプレイ上に表示する基本設定領域表示部と、
チャネルの識別子と、その識別子に対応するチャネルに対して設定される前記複数種類の制御項目の各パラメータと、を含む個別設定領域を前記ディスプレイ上に1又は複数表示する個別設定領域表示部と、
少なくともいずれか1つのチャネルを指定するチャネル指定入力を受け付けて、チャネル指定入力に対応する1又は複数のチャネルの個別設定領域に前記基本設定領域に受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータを反映させる設定反映部と、としての機能をコンピュータに発揮させる検査照明用電源装置に用いられるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばワークの外観検査等に用いられる検査照明器が複数接続されて、各検査照明器に対して個別の態様で電力を供給する検査照明用電源装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ワークの外観検査を行う場合、ワークに対して様々な方向から異なる光の照射態様で照明するために複数の検査照明器が用いられることがある。特許文献1に記載されている検査用照明システムでは、ワークに対して異なる方向から交互に光を照射するために2つの検査照明器と、それぞれが個別のチャネルに接続されて、各検査照明器に対して各チャネルから個別の態様で電力を供給する検査照明用電源と、を備えている。この検査照明用電源に対してユーザは各検査照明器について例えば発光時間等の複数種類の制御項目に関してそれぞれパラメータを設定して、所望の照明態様を実現している。
【0003】
また、検査したい内容によっては前述したものよりもさらに多数の検査照明器が使用されることもあり、1つの検査照明用電源に対してそれら全てが接続される。例えば検査照明用電源としては、8つのチャネルを有し、それぞれのチャネルに個別の態様で電力を供給できるものもある。
【0004】
ところで、各検査照明器への電力供給に関する複数種類の制御項目に関するパラメータを設定する場合、検査照明用電源に接続されたパソコン等を介して例えば図7に示すような入力画面が利用されている。この入力画面では、複数のラジオボタンから設定したいチャネルのチャネル番号が選択されて、調光値設定、発光モード、ON/OFF設定等の複数種類の制御項目についてそれぞれパラメータが選択される。つまり、8チャネル分の設定をする場合には、ラジオボタンにより設定するチャネルを切り替えて、計8×3=24回の入力をユーザは繰り返さなくてはならない。このため、多数のチャネルについて複数種類の制御項目のパラメータを設定するのは非常に煩雑な作業となっている。特に検査内容によっては複数のチャネルのうち大部分は同じ照明態様となるように電力を供給したい場合には、ユーザは同じ設定内容をひたすら繰り返さなくてはならず、設定作業が非常に面倒に感じられてしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-129715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上述したような問題に鑑みてなされたものであり、複数のチャネルに対して複数種類の制御項目のパラメータをそれぞれ設定する際のユーザの負担を軽減し、従来よりも使い勝手の良い設定入力が可能となる検査照明用電源装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る検査照明用電源装置は、複数の検査照明器がそれぞれ個別のチャネルに接続されて、各チャネルに対してそれぞれ個別の態様で電力を供給可能に構成されたマルチチャネルの検査照明用電源装置であって、発光時間、発光遅延時間、又は、出力電圧の少なくとも1種類を含む複数種類の制御項目についてそれぞれパラメータの入力を受け付ける基本設定領域をディスプレイ上に表示する基本設定領域表示部と、チャネルの識別子と、その識別子に対応するチャネルに対して設定される前記複数種類の制御項目の各パラメータと、を含む個別設定領域を前記ディスプレイ上に1又は複数表示する個別設定領域表示部と、少なくともいずれか1つのチャネルを指定するチャネル指定入力を受け付けて、チャネル指定入力に対応する1又は複数のチャネルの個別設定領域に前記基本設定領域に受け付けられている前記複数種類の制御項目の各パラメータを反映させる設定反映部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
このようなものであれば、例えばユーザが複数の検査照明器を同じ照明態様で動作させたい場合には、前記基本設定領域に共通して設定したい各制御項目のパラメータをそれぞれ入力し、その設定を反映させたい検査照明器が接続されているチャネルを指定する前記チャネル指定入力を入力すればよく、従来のように同じ設定内容を各チャネルに対して繰り返す必要がない。このため、多数のチャネルに対して複数種類の制御項目を設定するのに必要となる手間を大幅に低減でき、従来よりも使い勝手の良いものにすることができる。
【0009】
前記基本設定領域に設定されている各制御項目のパラメータと、各チャネルに対して設定されている各制御項目のパラメータを比較しやすくしたり、ユーザが前記基本設定領域に受け付けられているパラメータをどのチャネルに対して反映させるかを選択しやすくしたり、必要なチャネルに適切なパラメータが設定されているかどうかを確認したりしやすくするには、前記チャネル設定入力を前記基本設定領域、及び、前記複数の個別設定領域が1つの入力画面を構成するものであればよい。
【0010】
例えば各チャネルの各制御項目のパラメータとして同一ではないものの似通った値を設定したい場合にもユーザの設定に関する手間を低減できるようにするには、前記個別設定領域が、前記複数種類の制御項目の各パラメータに関して直接入力も受け付けるように構成されていればよい。このようなものであれば、ユーザは前記基本設定領域に例えば平均値等の代表値をパラメータとして入力して各個別設定領域にそのパラメータを共通して反映させた後、個別に各チャンネル番号の個別設定領域の修正をすることで入力の手間を低減できる。
(【0011】以降は省略されています)

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