TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023078961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192310
出願日2021-11-26
発明の名称脱穀装置の扱胴
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類A01F 12/22 20060101AFI20230531BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】穀稈の脱粒性能と穀稈の後方へ送り性能に優れる脱穀装置の扱胴を提案する。
【解決手段】第1プレート(41)の後面に設けられた前側プレート(53)の外周部と第2プレート(36)の前面に設けられた後側プレート(54)の外周部に、周方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在するバーフレーム(50)と前後フレーム(51)を設け、前後フレーム(51)に前後方向に所定の間隔を隔てて円形状のリングフレーム(52)を設け、リングフレーム(52)の内周部をバーフレーム(50)の外周部に支持し、リングフレーム(52)の外周部に周方向に所定の間隔を隔てて穀稈を掻込むツース(58)を設けた。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に延在する回転軸(30)の前部に円形状の第1プレート(41)を設け、該回転軸(30)の後部に円形状の第2プレート(36)を設け、
前記第1プレート(41)の後面に設けられた前側プレート(53)の外周部と第2プレート(36)の前面に設けられた後側プレート(54)の外周部に、周方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在するバーフレーム(50)と前後フレーム(51)を設け、
該前後フレーム(51)に前後方向に所定の間隔を隔てて円形状のリングフレーム(52)を設け、
前記リングフレーム(52)の内周部をバーフレーム(50)の外周部に支持し、
前記リングフレーム(52)の外周部に周方向に所定の間隔を隔てて穀稈を掻込むツース(58)を設けたことを特徴とする脱穀装置の扱胴。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
平面視において、前後方向に隣接するツース(58)を結ぶ仮想線(L2)を、前記ツース(58)と対向して設けられた穀稈を後方に案内する送塵板(14)と直交させた請求項1記載の脱穀装置の扱胴。
【請求項3】
前記回転軸(30)の軸心視において、前記ツース(58)が設けられていないリングフレーム(52)の周方向に隣接する前後フレーム(51)とバーフレーム(50)の間の部位またはバーフレーム(50)とバーフレーム(50)の間の部位を切断した請求項1又は2記載の脱穀装置の扱胴。
【請求項4】
前記前側プレート(53)と後側プレート(54)を周方向に分割して形成し、
前記前後フレーム(51)を、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)の下手側に設けられた下手前後フレーム(56)で形成し、
前記上手前後フレーム(55)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、
前記下手前後フレーム(56)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、
前記前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた上手前後フレーム(55)の外周部で、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた下手前後フレーム(56)の外周部を覆った請求項1~3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴。
【請求項5】
前記前側プレート(53)と後側プレート(54)を周方向に分割して形成し、
前記前後フレーム(51)を、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)の下手側に設けられた下手前後フレーム(56)で形成し、
前記上手前後フレーム(55)の外周部を回転方向の下手側に向かって折曲げ、
前記下手前後フレーム(56)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、
前記前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた下手前後フレーム(56)の間に矩形状のシム(57)を設けた請求項1~3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、脱穀装置の扱胴に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、扱胴の回転軸に前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数の円形状のプレートに、左右方向の縦断面が六角形に形成されたドラムと、ドラムの外周部に周方向に所定の間隔を隔てて複数の扱歯が立設された前後方向に延在するバーフレームを架設する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-187327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術においては、多量の穀稈が搬送されてきた場合には、穀稈がドラムの外周部に滞留して穀稈の脱粒性能と穀稈の後方への送り性能が低下する恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明の主たる課題は、穀稈の脱粒性能と穀稈の後方へ送り性能に優れる脱穀装置の扱胴を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、前後方向に延在する回転軸(30)の前部に円形状の第1プレート(41)を設け、該回転軸(30)の後部に円形状の第2プレート(36)を設け、
前記第1プレート(41)の後面に設けられた前側プレート(53)の外周部と第2プレート(36)の前面に設けられた後側プレート(54)の外周部に、周方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在するバーフレーム(50)と前後フレーム(51)を設け、該前後フレーム(51)に前後方向に所定の間隔を隔てて円形状のリングフレーム(52)を設け、前記リングフレーム(52)の内周部をバーフレーム(50)の外周部に支持し、前記リングフレーム(52)の外周部に周方向に所定の間隔を隔てて穀稈を掻込むツース(58)を設けたことを特徴とする脱穀装置の扱胴である。
【0007】
請求項2記載の発明は、平面視において、前後方向に隣接するツース(58)を結ぶ仮想線(L2)を、前記ツース(58)と対向して設けられた穀稈を後方に案内する送塵板(14)と直交させた請求項1記載の脱穀装置の扱胴である。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記回転軸(30)の軸心視において、前記ツース(58)が設けられていないリングフレーム(52)の周方向に隣接する前後フレーム(51)とバーフレーム(50)の間の部位またはバーフレーム(50)とバーフレーム(50)の間の部位を切断した請求項1又は2記載の脱穀装置の扱胴である。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)を周方向に分割して形成し、前記前後フレーム(51)を、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)の下手側に設けられた下手前後フレーム(56)で形成し、前記上手前後フレーム(55)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、前記下手前後フレーム(56)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた上手前後フレーム(55)の外周部で、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた下手前後フレーム(56)の外周部を覆った請求項1~3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴である。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)を周方向に分割して形成し、前記前後フレーム(51)を、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)の下手側に設けられた下手前後フレーム(56)で形成し、前記上手前後フレーム(55)の外周部を回転方向の下手側に向かって折曲げ、前記下手前後フレーム(56)の外周部を回転方向の上手側に向かって折曲げ、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた上手前後フレーム(55)と、前記前側プレート(53)と後側プレート(54)の回転方向の上手側に隣接する前側プレート(53)と後側プレート(54)に設けられた下手前後フレーム(56)の間に矩形状のシム(57)を設けた請求項1~3のいずれか1項に記載の脱穀装置の扱胴である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

井関農機株式会社
苗移植機
7日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
井関農機株式会社
精米設備
14日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
10日前
井関農機株式会社
防除システム
14日前
井関農機株式会社
穀稈の刈取作業方法
13日前
井関農機株式会社
複数作業車の連携制御システム
1日前
井関農機株式会社
作業車両
15日前
井関農機株式会社
コンバイン
14日前
個人
産卵床
今日
個人
動物飼育用ケージ
7日前
個人
猫用のトイレ
7日前
個人
計量カップ付き肥料袋
20日前
個人
水中生物採集器
今日
井関農機株式会社
作業車両
16日前
井関農機株式会社
作業車両
16日前
個人
木造人工島の海産物農業
16日前
井関農機株式会社
収穫機
17日前
井関農機株式会社
苗移植機
7日前
株式会社大垣化工
糸収容具
8日前
株式会社大貴
動物用トイレ
今日
井関農機株式会社
作業車両
15日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
みのる産業株式会社
作業台車
9日前
井関農機株式会社
防除システム
14日前
ロンタイ株式会社
植生体
7日前
井関農機株式会社
乗用型苗植機
10日前
個人
水田用除草機器および水田用除草体
8日前
MWPO株式会社
キャットタワー
今日
株式会社クボタ
田植機
7日前
有限会社伊藤テクノリサーチ
防草施工方法
1日前
グローブライド株式会社
ルアー
17日前
株式会社 ジークラック
ルアー
8日前
有限会社シーム
横紐支持具
16日前
続きを見る