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公開番号2023078938
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192278
出願日2021-11-26
発明の名称情報処理装置、管理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】機器が行った処理に基づく管理情報を管理者に出力する場合に、管理情報の漏洩を防止する情報処理装置、管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】機器管理システムにおいて、機器が行った処理に基づく管理情報を管理する情報処理装置であるサーバ5は、機器から収集した処理の履歴情報から処理の内容を特定できない特定不可履歴及び処理の内容を特定できる特定可能履歴を生成する履歴情報収集部53と、要求に応じて管理者を認証する認証部51と、認証により得られた管理者の権限に応じて、特定不可履歴を含む管理情報又は特定可能履歴を含む管理情報を要求元に出力する管理情報出力部56と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
機器が行った処理に基づく管理情報を管理する情報処理装置であって、
要求に応じて管理者を認証する認証部と、
前記認証により得られた管理者の権限に応じて、前記管理情報を要求元に出力する管理情報出力部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記機器から収集した前記処理の履歴情報から前記処理の内容を特定できない特定不可履歴及び前記処理の内容を特定できる特定可能履歴を生成する履歴情報収集部をさらに備え、
前記管理情報出力部は、前記管理者の権限に応じて、前記特定不可履歴を含む前記管理情報又は前記特定可能履歴を含む前記管理情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記特定不可履歴は、前記機器を利用した機器利用者を示す情報が匿名化されている、
情報処理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記特定不可履歴は、前記機器が処理したファイルを示す情報を含まない、
情報処理装置。
【請求項5】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記管理者の権限は、前記機器を管理する機器管理者としての権限及び前記機器を利用する組織に所属する組織管理者としての権限を含み、
前記管理情報出力部は、前記管理者の権限が前記機器管理者としての権限である場合、前記特定不可履歴を含む前記管理情報を出力し、前記管理者の権限が前記組織管理者としての権限である場合、その組織管理者が所属する前記組織に関する前記特定可能履歴を含む前記管理情報を出力する、
情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記履歴情報収集部は、前記機器を利用した機器利用者が所定の組織に所属する場合、前記特定可能履歴及び前記特定不可履歴を生成し、前記機器利用者が前記所定の組織に所属しない場合、前記特定不可履歴のみを生成する、
情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記特定可能履歴は、前記所定の組織が前記機器の利用を終了した際に削除される、
情報処理装置。
【請求項8】
機器が行った処理に基づく管理情報を管理する管理方法であって、
認証部が、要求に応じて管理者を認証するステップと、
管理情報出力部が、前記認証により得られた管理者の権限に応じて、前記管理情報を要求元に出力するステップと、
を含む管理方法。
【請求項9】
機器が行った処理に基づく管理情報を管理するプログラムであって、
コンピュータを、
要求に応じて管理者を認証する認証部、及び
前記認証により得られた管理者の権限に応じて、前記管理情報を要求元に出力する管理情報出力部、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、情報処理装置、管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の機器管理システムは、機器が行った処理の内容に関する管理情報を収集している。機器管理者は、情報漏洩の監査等の目的で、管理情報を閲覧することができる。
【0003】
例えば、特許文献1には、文書データの印刷ログを収集することで、情報漏洩があった場合に、そのルートや原因の究明を容易とする印刷ログ収集システムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、管理者に管理情報を出力すると、情報漏洩する場合があるという課題がある。例えば、機器管理者と機器利用者とが異なる組織に所属する機器利用形態では、機器管理者が管理情報を閲覧できると、機器利用者の個人情報又は業務内容が機器管理者に漏洩するおそれがある。
【0005】
この発明の一実施形態は、上記のような技術的課題に鑑みて、管理者の権限に応じて、管理情報を出力することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、この発明の一実施形態である情報処理装置は、機器が行った処理に基づく管理情報を管理する情報処理装置であって、要求に応じて管理者を認証する認証部と、認証により得られた管理者の権限に応じて、管理情報を要求元に出力する管理情報出力部を備える。
【発明の効果】
【0007】
この発明の一実施形態によれば、管理者の権限に応じて、管理情報を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態における機器管理システムの全体構成を例示する図である。
一実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
一実施形態におけるMFPのハードウェア構成を例示する図である。
第1実施形態における機器管理システムの機能構成を例示する図である。
一実施形態における管理者情報テーブルの一例を示す図である。
一実施形態における所属組織管理テーブルの一例を示す図である。
一実施形態における組織内ID管理テーブルの一例を示す図である。
一実施形態における匿名化ID管理テーブルの一例を示す図である。
第1実施形態における管理方法の処理手順を例示する図である。
一実施形態における履歴情報保存設定テーブルの一例を示す図である。
一実施形態における特定不可履歴及び特定可能履歴の一例を示す図である。
一実施形態における機器管理者向け管理画面を例示する図である。
一実施形態における組織管理者向け管理画面を例示する図である。
第2実施形態における機器管理システムの機能構成を例示する図である。
第2実施形態における管理方法の処理手順を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、図面中において同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【0010】
[第1実施形態]
この発明の第1実施形態における機器管理システムは、機器が行った処理に基づく管理情報を管理者に対して出力する際に、その管理者の権限に応じて、出力する管理情報の内容を制御する。第1実施形態における機器管理システムは、管理可能な範囲を定義するロールを管理者に対して割り当てることで、管理者の権限を設定する。すなわち、管理者のロールに従って動作を変更することで、管理者の権限に応じた制御を実現する。機器管理システムが出力する管理情報は、機器管理システムが管理する機器に関する状態を表す状態情報及び機器が行った処理の内容に関する履歴情報のいずれか又は両方を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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