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公開番号2023078937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192277
出願日2021-11-26
発明の名称電源ユニット及び光照射システム
出願人シーシーエス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05B 47/20 20200101AFI20230531BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】光照射ユニットへの電力共有が開始されているにもかかわらず光源が点灯しない場合の原因が故障によるものか設定によるものかを明確に見分けやすい光照射システムを提供する。
【解決手段】光源体と、前記光源体の明るさを調節する調光部とを備え、電力供給が開始されると、前記調光部において設定されている調光値に関わらず、前記光源体が予め定められた明るさで所定時間点灯することを特徴とする光照射システムとした。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
光源体と、
前記光源体の明るさを調節する調光部とを備え、
電力供給が開始されると、前記調光部において設定されている調光値に関わらず、前記光源体が予め定められた明るさで所定時間点灯することを特徴とする光照射システム。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記光源体が予め定められた明るさで所定時間点灯した後、前記光源体が消灯するようにしてある、請求項1に記載の光照射システム。
【請求項3】
前記光源体が消灯した後、前記光源体が前記調光部において設定されている調光値に従って点灯する、請求項2に記載の光照射システム。
【請求項4】
前記光源体を複数備え、複数の前記光源体の全てが予め定められた明るさで所定時間点灯する、請求項1~3のいずれか一項に記載の光照射システム。
【請求項5】
前記光源体がLEDである、請求項1~4のいずれか一項に記載の光照射システム。
【請求項6】
光源体の明るさを調節する調光部において設定されている調光値に関わらず、電力供給が開始されると、前記光源体を予め定められた明るさで所定時間点灯させる、光照射システムの点灯制御方法。
【請求項7】
光源体を有する光照射ユニットに電力を供給する電源ユニットであって、
前記光源体の明るさを調節する調光部と、
前記調光部において設定された調光値を読み出して、前記光源体の明るさを制御する制御部とを備え、
電力供給が開始されると、前記制御部が前記調光部において設定されている調光値に関わらず、前記光源体を予め定められた明るさで所定時間点灯させることを特徴とする電源ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査や露光に用いられる光照射システム及びその電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
検査用光照射システムや露光用光照射システムには、ユーザの入力によって光源体の明るさを調節することができる調光部を備えたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-021889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような光照射システムにおいては、前記調光部において設定された調光値がゼロ又はゼロ付近であるために電源が接続されているにも関わらず光源体が点灯しないことがある。このような場合、光照射システムが故障していないにも関わらず、光照射システムが故障したとユーザが誤認するという問題がある。さらにこの誤認により、光照射システムが故障していないにもかかわらず、ユーザが製造者又は販売者に修理を依頼してしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、光源体が点灯しない原因が故障によるものか調光部における設定によるものかを明確に見分けやすい光照射システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係る光照射システムは、光源体と、前記光源体の明るさを調節する調光部とを備え、電力供給が開始されると、前記調光部において設定されている調光値に関わらず、前記光源体が予め定められた明るさで所定時間点灯することを特徴とするものである。
より具体的に説明すると、前記光源体は、電力供給が開始された直後又は電力供給が開始されてから予め定められた時間(例えば数秒)経過した後、前記調光値の明るさに変化するまでの所定時間、前記調光値に関わらず予め定められた明るさで点灯するようにしてある。
なお、電力供給が開始されるとは、例えば、光照射システムを構成する光照射ユニットと該光照射ユニットに電力を供給する電源ユニットとが接続された場合、前記光照射ユニットと前記電源ユニットとが接続された状態で前記電源ユニットが備えるON/OFFスイッチがONに切り替えられる若しくは前記電源ユニットのコンセントが外部の電源に接続される場合、又は前記光照射ユニットのコンセントが外部の電源に接続される場合等を含むものである。
【0007】
このように構成した光照射システムによれば、前記調光部に入力された調光値に関わらず、光照射ユニットに電力供給が開始された場合に前記光源体が点灯するので、光照射ユニットへの電力供給が開始されたときに光源体が点灯した場合には光照射システムには故障がないことが分かり、光源体が点灯しない場合には、光照射システムに故障があることが分かる。その結果、ユーザは光源体が点灯しない原因が光照射システムの故障であるのか、調光部の設定ミスや調光値がゼロ又はゼロ付近であるために光源体が点灯していないのかを明確に判断することができる。
【0008】
予め定められた明るさで所定時間点灯した後、前記光源体が消灯するように設定されているものとすれば、この点灯が光照射システムの故障を確認するためのテスト点灯であることが分かりやすく好ましい。また、問題なく消灯制御ができるということも確認することができる。
【0009】
本発明の具体的な実施態様としては、前記光源体が消灯した後、前記調光部において設定されている調光値に従って前記光源体が点灯するものを挙げることができる。
【0010】
前記光源体を複数備える光照射システムにおいて、各光源体についてそれぞれ故障しているかどうか見分けるためには、複数の前記光源体の全てが予め定められた明るさで所定時間点灯するものとすればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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