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公開番号2023078931
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192271
出願日2021-11-26
発明の名称卓上型ペーパータオルディスペンサー
出願人FIRMS株式会社
代理人個人
主分類B65D 83/08 20060101AFI20230531BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】
製造工程が簡単で、設置にスペースを要さず、設置が容易であり、ペーパータオル取出口の開口方向を使用者が選択することができ、使用時にディスペンサー内のペーパータオルが吸水及び汚染しにくい卓上型ペーパータオルディスペンサーを提供することを目的とする。
【解決手段】
卓上型ペーパータオルディスペンサーであって、前記ディスペンサーは容器本体1とペーパータオル取出口11を有する蓋体2が係合してなり、前記容器本体1の軸長方向の側面視の一底角αと他底角βとが等しくない、ことを特徴とする卓上型ペーパータオルディスペンサーを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
卓上型ペーパータオルディスペンサーであって、
前記ディスペンサーは容器本体(1)とペーパータオル取出口を有する蓋体(2)が係合してなり、前記容器本体(1)の軸長方向の側面視の一底角αと他底角βとが等しくない、ことを特徴とする卓上型ペーパータオルディスペンサー。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記底角がα=95°、β=100°である、ことを特徴とする請求項1に記載の卓上型ペーパータオルディスペンサー。
【請求項3】
前記ペーパータオル取出口が取出面の長手方向に延在する細長形状を有し、前記取出口(11)は前記ディスペンサーの外方向へ延出してなり、延出片(9)の長手方向中央部に凹型欠損部(10)が形成されてなる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の卓上型ペーパータオルディスペンサー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、卓上型ペーパータオルディスペンサーに関し、詳しくは製造工程が簡単で、設置にスペースを要さず、設置が容易であり、ペーパー取出口の開口方向を使用者が選択することができ、使用時にディスペンサー内のペーパータオルが吸水及び汚染しにくい、卓上型ペーパータオルディスペンサーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
〈用語の定義〉
本明細書中で用いられる「ディスペンサー」は、文脈で別段の定めの無い限り、ペーパータオルディスペンサーを指す。
【0003】
本明細書中で用いられる「底面」は、文脈で別段の定めの無い限り、洗面台や卓上とペーパータオルディスペンサーが接地している面を意味し、「上面」は前記「底面」の対面とする。「係合面」はディスペンサーの容器本体1及び蓋体2を係合させた際の係合部をそれぞれ一辺としたときの平面のことを指す。「取出面」はペーパータオル取出口を有する面を指す。
【0004】
本明細書中で用いられる「取出口」および「ペーパー取出口」は、文脈で別段の定めの無い限りペーパータオル取出口のことを指す。取出口の「開口」方向は文脈で別段の定めの無い限り、取出面の垂直方向のうちディスペンサーの外方向を指すものとする。
【0005】
本明細書中で用いられる「縦置き」は、文脈で別段の定めの無い限り、ディスペンサーの軸長方向の側面を底面とした設置形態を指し、「平置き」はペーパータオル取出口が上面に存在する設置形態を指し、「横置き」はペーパータオル取出面が上面の側面に存在するもののうち、縦置きではないものを指す。
【0006】
本明細書中でディスペンサーが収納する「ペーパータオル束」は文脈で別段の定めの無い限り、複数の二つ折りされた方形のペーパータオルを、折返し片の縁が隣接するペーパータオルの折返し内面に位置するようにして互い違いに重なり合うように積層しており、積層最上部の一組の折り返し片を引っ張ると、ペーパータオルが有する摩擦力によって、隣接するペーパータオルの折り返し片が釣られて引き出されるようになっている束とする。
【背景技術】
【0007】
キッチンペーパーや清掃用ペーパー等のペーパータオルと称されるもののディスペンサーは、洗面台や卓上に設置する据置型又は卓上型のものや、壁面設置型のものが一般的に流通している。
【0008】
図5Aに示されるような卓上型ペーパータオルディスペンサーは、容器本体1とペーパータオル取出口11を有する蓋体2からなり、通常、ペーパータオル取出口が上向きに開口して設置される。
前記ディスペンサーは比較的小型であることから、設置にスペースを要さず、設置が容易であることに加え、その構造も単純であることから、製造工程が簡単になるといった利点を有している。
しかし、図5Bに示される通り、前記ディスペンサーはペーパータオル取出口11が上向きに開口していることから、使用時に手指4から落下する水滴5によって、ディスペンサー内のペーパータオルの吸水や汚染が生じるなどの衛生的な問題を有している。
また、前記ディスペンサーは落し蓋方式であることも多く、横置きすることは想定されていないため、取出口の開口方向も自由に決めることができない。
【0009】
特許文献1(図6)に示されるような壁面設置型ペーパータオルディスペンサーは、金具等で壁面にディスペンサーを設置固定し、底部もしくは側面に設けた取出口11からペーパータオル3を引き出して使用される。
前記取出口11がディスペンサー底部もしくは側面に配置されていることから、使用時に手指から落下する水滴による、ディスペンサー内のペーパータオルの吸水や汚染が生じにくく、衛生的であるという利点が存在している。
しかし、構造が複雑であり、製造工程が複雑となることに加え、比較的大型であることから、設置場所を選び、かつ壁面に穴をあける等の設置時の制約が存在する。
また、一度壁面へ設置すると、ペーパータオルの取出口の開口方向は固定され、変更することは難しい。
【0010】
特許文献2(図7)に示されるような卓上型ペーパータオルディスペンサーは、ペーパータオル取出口11の開口方向を規定するための台座部7を備えたペーパータオルディスペンサーである。
特許文献2には、使用時に手指から落下する水滴によって、ディスペンサー内のペーパータオルの吸水や汚染を防ぐ目的で、ペーパータオル取出口11が横向きもしくは斜め下方向に開口させてなるペーパータオルディスペンサーが開示されている。
しかし、構造が複雑であることから、製造工程が複雑となることに加え、図5A及び5Bに示されるペーパータオルディスペンサーに比べて大型であり、設置場所が限られるという問題が存在している。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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