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公開番号2023078925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192263
出願日2021-11-26
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20230531BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】がたつきを抑制可能としたワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス10は、電線部材20及び外装部材30を有するワイヤハーネス本体11と、ワイヤハーネス本体11の経路を規制する第1経路規制部材40と、第2経路規制部材60とを備える。第1経路規制部材40は、第1経路規制部材40の長さ方向と直交する方向に開口する挿入口40Xを有する。第2経路規制部材60は、第1経路規制部材40の外周を覆う被覆部70と、挿入口40Xの間において被覆部70と外装部材30との間を隙間無く埋めるように第1経路規制部材40の長さ方向に沿って挿入可能とされて挿入されている詰め部材63とを有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
電線部材及び前記電線部材の外周を覆う外装部材を有するワイヤハーネス本体と、
前記外装部材の外周に取り付けられ、前記ワイヤハーネス本体の経路を規制する第1経路規制部材と、
前記第1経路規制部材の長さ方向の一部における外周に取り付けられる取付部材と、を備え、
前記第1経路規制部材は、前記第1経路規制部材の長さ方向と直交する方向に開口するとともに前記第1経路規制部材の長さ方向の全体にわたって延びる挿入口を有し、
前記取付部材は、前記第1経路規制部材の外周を覆う被覆部と、前記挿入口の間において前記被覆部と前記外装部材との間を隙間無く埋めるように前記第1経路規制部材の長さ方向に沿って挿入可能とされて挿入されている詰め部材と、を有する、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記詰め部材は、前記第1経路規制部材における周方向に前記挿入口と係合することで前記被覆部に対する前記第1経路規制部材の周方向の相対回転を抑制する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記詰め部材は、前記被覆部の長さ方向の全体において、前記被覆部と前記外装部材との間を隙間無く埋めるように挿入されている、
請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記被覆部は、被係合部を有し、
前記詰め部材は、前記詰め部材の挿入方向の反対方向に前記被係合部と係合する係合部を有する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記被係合部は、前記被覆部の内周面から凹設された被係合凹部であり、
前記係合部は、前記被覆部の径方向内側から前記被係合凹部に嵌まる係合凸部である、
請求項4に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記被覆部は、前記第1経路規制部材の周方向の一部を覆う受け部と、前記受け部に対して固定されるとともに、前記受け部と共に前記第1経路規制部材の全周を覆う蓋と、を有する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記取付部材は、前記外装部材の外周に取り付けられ、前記ワイヤハーネス本体の経路を規制する第2経路規制部材であり、
前記被覆部は、前記第2経路規制部材の長さ方向の端部に設けられ、前記第1経路規制部材の長さ方向の端部の外周を覆う、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記第1経路規制部材は、前記ワイヤハーネス本体の経路において直線状をなす部分である直線部の経路を規制しており、
前記第2経路規制部材は、前記ワイヤハーネス本体の経路において屈曲する部分である屈曲部の経路を規制している、
請求項7に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両用のワイヤハーネスとしては、電線部材及び電線部材を覆う外装部材を有するワイヤハーネス本体と、外装部材に外周に取り付けられ、ワイヤハーネス本体の経路を規制する経路規制部材とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-53894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなワイヤハーネスにおいて、経路規制部材は、他の経路規制部材等の取付部材に対して取り付けられることがあり、その場合、経路規制部材と取付部材との取付部位にがたつきが生じないことが望まれる。なお、取付部位のがたつきは、例えば、振動等によって取付部位を破損させる原因となる。
【0005】
本開示の目的は、がたつきを抑制可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、電線部材及び前記電線部材の外周を覆う外装部材を有するワイヤハーネス本体と、前記外装部材の外周に取り付けられ、前記ワイヤハーネス本体の経路を規制する第1経路規制部材と、前記第1経路規制部材の長さ方向の一部における外周に取り付けられる取付部材と、を備え、前記第1経路規制部材は、前記第1経路規制部材の長さ方向と直交する方向に開口するとともに前記第1経路規制部材の長さ方向の全体にわたって延びる挿入口を有し、前記取付部材は、前記第1経路規制部材の外周を覆う被覆部と、前記挿入口の間において前記被覆部と前記外装部材との間を隙間無く埋めるように前記第1経路規制部材の長さ方向に沿って挿入可能とされて挿入されている詰め部材と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のワイヤハーネスによれば、がたつきを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略構成図である。
図2は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略斜視図である。
図3は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略分解斜視図である。
図4は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略分解斜視図である。
図5は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略分解側面図である。
図6は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略側面図である。
図7は、一実施形態のワイヤハーネスを示す概略横断面図である。
図8は、変更例のワイヤハーネスを示す概略分解側面図である。
図9は、変更例のワイヤハーネスを示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]電線部材及び前記電線部材の外周を覆う外装部材を有するワイヤハーネス本体と、前記外装部材の外周に取り付けられ、前記ワイヤハーネス本体の経路を規制する第1経路規制部材と、前記第1経路規制部材の長さ方向の一部における外周に取り付けられる取付部材と、を備え、前記第1経路規制部材は、前記第1経路規制部材の長さ方向と直交する方向に開口するとともに前記第1経路規制部材の長さ方向の全体にわたって延びる挿入口を有し、前記取付部材は、前記第1経路規制部材の外周を覆う被覆部と、前記挿入口の間において前記被覆部と前記外装部材との間を隙間無く埋めるように前記第1経路規制部材の長さ方向に沿って挿入可能とされて挿入されている詰め部材と、を有する。
【0010】
同構成によれば、挿入口の間において被覆部と外装部材との間を隙間無く埋めるように第1経路規制部材の長さ方向に沿って挿入可能とされて挿入されている詰め部材を有するため、被覆部と第1経路規制部材とが当接された状態が維持される。このようにすると、例えば、被覆部が受け部と蓋とからなり、受け部に蓋が薄肉のヒンジ部を介して一体成形され、閉状態で爪部の係合によって受け部に蓋がロックされるだけの構成に比べて、被覆部と第1経路規制部材とのがたつきが抑制される。すなわち、薄肉のヒンジ部及び爪部を有するような構成では、ヒンジ部及び爪部の各部位で受け部と蓋とのがたつきが生じ、その結果、被覆部と第1経路規制部材とのがたつきが生じ易いが、それを回避することができる。よって、第1経路規制部材と取付部材とのがたつきを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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