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公開番号2023078916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192253
出願日2021-11-26
発明の名称ハイブリッド車両の駆動装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 10/10 20120101AFI20230531BHJP(車両一般)
要約【課題】モータジェネレータの必要容量を低減することができ、装置全体を小型化することができるハイブリッド車両の駆動装置を提供すること。
【解決手段】ハイブリッド車両の駆動装置は、エンジンと、第一モータジェネレータと、車輪に動力伝達可能に連結された第二モータジェネレータと、エンジンと車輪との間の動力伝達経路に設けられ、相互に差動回転可能な第一回転要素、第二回転要素、第三回転要素および第四回転要素を有する動力分配装置と、を備え、第一モータジェネレータと第一回転要素とが連結され、エンジンと第二回転要素とが連結され、車輪と第三回転要素とが連結されたハイブリッド車両の駆動装置において、第四回転要素の回転数が0になるように固定要素によって固定し、第一モータジェネレータと第二モータジェネレータとの間における電力の授受なしで、第二回転要素よりも第三回転要素が低回転となるように固定ギヤ段を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、第一モータジェネレータと、車輪に動力伝達可能に連結された第二モータジェネレータと、前記エンジンと前記車輪との間の動力伝達経路に設けられ、相互に差動回転可能な第一回転要素、第二回転要素、第三回転要素および第四回転要素を有する動力分配装置と、を備え、
前記第一モータジェネレータと前記第一回転要素とが連結され、
前記エンジンと前記第二回転要素とが連結され、
前記車輪と前記第三回転要素とが連結されたハイブリッド車の駆動装置において、
前記第四回転要素の回転数が0になるように固定要素によって固定し、前記第一モータジェネレータと前記第二モータジェネレータとの間における電力の授受なしで、前記第二回転要素よりも前記第三回転要素が低回転となるように固定ギヤ段を形成する、
ハイブリッド車両の駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車両の駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、動力分配器の三つの回転要素(リングギヤ、サンギヤ、キャリア)のうち、第一の回転要素に回転駆動力を入力し、第二の回転要素を車両の駆動輪に連接し、第三の回転要素に第一電動モータからトルクを付与し、エンジンの出力軸または動力出力軸に第二電動モータからトルクを付与する駆動装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平07-135701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータジェネレータの必要容量を低減することができ、装置全体を小型化することができる技術が求められていた。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、モータジェネレータの必要容量を低減することができ、装置全体を小型化することができるハイブリッド車両の駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るハイブリッド車両の駆動装置は、エンジンと、第一モータジェネレータと、車輪に動力伝達可能に連結された第二モータジェネレータと、前記エンジンと前記車輪との間の動力伝達経路に設けられ、相互に差動回転可能な第一回転要素、第二回転要素、第三回転要素および第四回転要素を有する動力分配装置と、を備え、前記第一モータジェネレータと前記第一回転要素とが連結され、前記エンジンと前記第二回転要素とが連結され、前記車輪と前記第三回転要素とが連結されたハイブリッド車両の駆動装置において、前記第四回転要素の回転数が0になるように固定要素によって固定し、前記第一モータジェネレータと前記第二モータジェネレータとの間における電力の授受なしで、前記第二回転要素よりも前記第三回転要素が低回転となるように固定ギヤ段を形成する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、モータジェネレータの必要容量を低減することができ、装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る駆動装置を備えるハイブリッド車両の構成を模式的に示すスケルトン図である。
図2は、実施形態に係るハイブリッド車両の駆動装置において、無段変速機状態を示す共線図である。
図3は、実施形態に係るハイブリッド車両の駆動装置において、固定ギヤ段状態を示す共線図である。
図4は、実施形態に係るハイブリッド車両の駆動装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係るハイブリッド車両の駆動装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(装置構成)
図1は、本発明の実施形態に係る駆動装置を備えるハイブリッド車両1の構成を模式的に示すスケルトン図である。ハイブリッド車両1は、同図に示すように、エンジン10と、出力軸11と、動力分配機構20と、第一モータジェネレータ(MG1)30と、回転軸(MG1軸)31と、第二モータジェネレータ(MG2)40と、回転軸(MG2軸)41と、カウンタドリブンギヤ42と、カウンタシャフト43と、カウンタドライブギヤ44と、ディファレンシャル45と、車輪が連結された車軸46と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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