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公開番号2023078907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192235
出願日2021-11-26
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】アプリケーションを使用するユーザーを管理者が事前に設定する必要がない情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】外部サービスシステムと連携してアプリケーションを実行する情報処理システムであって、アプリケーションが含む処理と、外部サービスシステムと連携するための連携情報とが対応付けられた第一の情報と、連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けられた第二の情報と、を用いて、アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループの全てに含まれるユーザーを決定する決定部65及び決定部66を備える第一提供部51及び第二提供部55を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
外部サービスシステムと連携してアプリケーションを実行する情報処理システムであって、
前記アプリケーションが含む処理と、前記外部サービスシステムと連携するための連携情報とが対応付けられた第一の情報と、
前記連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けられた第二の情報と、を用いて、
前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループの全てに含まれるユーザーを決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記ユーザーを提供する提供部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
機器を操作するユーザーを認証する認証部と、
前記機器から前記ユーザーが利用できるアプリケーションの一覧を要求された場合、
前記決定部は、前記ユーザーが所属するテナントが契約している各アプリケーションについて、
前記第一の情報と前記第二の情報を使用して、前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有する全てのユーザー又はユーザーグループにログインしたユーザーが含まれるか否かを決定し、
前記提供部は、前記ログインしたユーザーが含まれるアプリケーションを前記アプリケーションの一覧に含めて前記機器に提供することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
端末装置から送信された、任意のアプリケーションに関する前記第一の情報の更新要求に応じて、前記決定部は、テナントに所属するユーザー一覧を取得し、
前記決定部は、前記ユーザー一覧が含む各ユーザーごとに、前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有する全てのユーザー又はユーザーグループに含まれるか否かを決定し、
前記提供部は、前記第一の情報の更新により、前記アプリケーションを利用できるようになったユーザー、及び、前記アプリケーションを利用できなくなったユーザーを前記端末装置に提供することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
端末装置から送信された、ユーザーグループの更新要求に応じて、前記決定部は、テナントに所属するユーザー一覧を取得し、
前記ユーザーグループが設定されているテナントが契約している各アプリケーションの一覧を取得し、
前記決定部は、前記アプリケーションかつ前記ユーザー一覧のユーザーごとに、前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有する全てのユーザー又はユーザーグループに含まれるか否かを決定し、
前記提供部は、ユーザーグループの更新により、前記アプリケーションごとに、前記アプリケーションを利用できるようになったユーザー、及び、前記アプリケーションを利用できなくなったユーザーを提供することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記提供部は、前記アプリケーションが含む処理と前記外部サービスシステムとの連携情報との対応付けを受け付ける外部サービス連携画面を提供し、
前記外部サービス連携画面に対する前記第一の情報の設定を受け付けることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記提供部は、前記連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けを受け付けるアプリ設定画面を提供し、
前記アプリ設定画面に対する前記第二の情報の設定を受け付けることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
外部サービスシステムと連携してアプリケーションを実行する情報処理システムが行う情報処理方法であって、
前記アプリケーションが含む処理と、前記外部サービスシステムと連携するための連携情報とが対応付けられた第一の情報と、
前記連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けられた第二の情報と、を用いて
決定部が、前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループの全てに含まれるユーザーを決定するステップと、
提供部が、前記決定部が決定した前記ユーザーを提供するステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
【請求項8】
外部サービスシステムと連携してアプリケーションを実行する情報処理システムを、
前記アプリケーションが含む処理と、前記外部サービスシステムと連携するための連携情報とが対応付けられた第一の情報と、
前記連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けられた第二の情報と、を用いて
前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループの全てに含まれるユーザーを決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記ユーザーを提供する提供部、
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数の処理(例えば、プリント、スキャン、フォルダへの保存、メール送信等)を組み合わせたアプリケーションを提供するサービスが知られている。このようなサービスで行われる処理をワークフローという。アプリケーションはテナントがアプリケーションの利用を契約することでテナントに所属するユーザーが使用できるようになる。
【0003】
アプリケーションの開発を支援する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、アプリケーションを作成するツールを提供し、アプリケーションに含まれる各処理の指定を受け付ける情報処理システムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、アプリケーションを使用するユーザーを管理者が事前に設定する必要があるという問題があった。例えば、特殊なアプリケーションであれば、利用可能なユーザーを特定のユーザーのみに限定したい場合がある。しかし、アプリケーションごとにどのユーザーが使用できるかを設定する作業は、アプリケーションの数やユーザーの数が多いテナントでは、大きな負担となる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、アプリケーションを使用するユーザーを管理者が事前に設定しなくてよい情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、外部サービスシステムと連携してアプリケーションを実行する情報処理システムであって、前記アプリケーションが含む処理と、前記外部サービスシステムと連携するための連携情報とが対応付けられた第一の情報と、前記連携情報と該連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループとが対応付けられた第二の情報と、を用いて、前記アプリケーションが含む全ての処理と対応付けられた前記連携情報を共有するユーザー又はユーザーグループの全てに含まれるユーザーを決定する決定部と、前記決定部が決定した前記ユーザーを提供する提供部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
アプリケーションを使用するユーザーを管理者が事前に設定しなくてよい情報処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
コンポーネントとアプリケーションの関係を説明する図である。
アプリを利用可能なユーザーを自動的に決定する処理の概略を説明する図である。
サービス提供システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
機器の一例である画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。
サービス提供システムの一例の機能構成を示す図である。
外部サービス連携情報登録部が管理する一例の外部サービス連携情報を示す図である。
アプリ、ワークフロー、コンポーネント、外部サービスシステム、アカウント情報、ユーザー、及び、ユーザーグループの一例を示す図である。
端末装置が表示する一例のユーザー編集画面を示す図である。
アカウントの選択、コンポーネントと外部サービス連携情報の紐付け、ユーザー/ユーザーグループの選択、アカウント名の設定を説明する一例の画面を示す図である。
アプリ設定画面と外部サービス連携画面における設定について補足する図である。
機器が表示する一例のアプリ一覧画面を示す図である。
管理者が、アカウントの選択、ユーザー/ユーザーグループの選択、及び、アカウント名の設定を行う処理を説明する一例のシーケンス図である。
機器がアプリ一覧画面を表示する処理を説明する一例のシーケンス図である。
決定部が、アプリ一覧の各アプリについて利用可能なユーザーを、アプリに紐付けられた各外部サービス連携情報が共有されているユーザー又はユーザーグループのすべてに属しているユーザーに制限する処理を説明する一例のフローチャート図である。
管理者が、アカウントの選択、ユーザー/ユーザーグループの選択、及び、アカウント名の設定を行う処理を説明する一例のシーケンス図である(実施例2)。
端末装置が表示する一例の利用可能ユーザー一覧画面を示す図である。
管理者が、ユーザーグループを変更する処理を説明する一例のシーケンス図である(実施例3)。
端末装置が表示する一例の利用可能ユーザー一覧の差分画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行う情報処理方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<処理の概略>
例えば、人事部のみに共有されている外部サービスシステムがあるが、この外部サービスシステムと連携するアプリケーション(以下、単にアプリという)のように、利用するユーザーが限定されるアプリケーションがある。このアプリケーションを利用するユーザーは人事部に限られるべきである。したがって、人事部以外のユーザーが該アプリを使えないようにしたいが、従来は、管理者がアプリを使用できるユーザーをアプリごとに設定する必要があった。
(【0011】以降は省略されています)

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