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公開番号2023078904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192230
出願日2021-11-26
発明の名称半導体装置、基板および半導体装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01L 23/12 20060101AFI20230531BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】チップをより適切に基板に接続させることができる半導体装置、基板および半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体装置は、基板と、半導体チップと、を備える。基板は、第1面と、第1面とは反対側の第2面と、複数の導電接続部と、複数の柱状電極と、を有する。複数の導電接続部は、第1面上に設けられる。複数の柱状電極は、複数の導電接続部のそれぞれから第2面に向かって延伸するように設けられ、テーパー形状を有する。半導体チップは、第1面に対向する第3面と、複数の接続バンプと、を有する。複数の接続バンプは、第3面上に設けられ、複数の導電接続部のそれぞれと電気的に接続される。半導体チップが配置される第1面上のチップ領域のうちの第1領域に配置される柱状電極は、チップ領域のうちの第2領域に配置される柱状電極とは逆向きのテーパー形状を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、前記第1面上に設けられる複数の導電接続部と、複数の前記導電接続部のそれぞれから前記第2面に向かって延伸するように設けられ、テーパー形状を有する複数の柱状電極と、を有する基板と、
前記第1面に対向する第3面と、前記第3面上に設けられ、複数の前記導電接続部のそれぞれと電気的に接続される複数の接続バンプと、を有する半導体チップと、
を備え、
前記半導体チップが配置される前記第1面上のチップ領域のうちの第1領域に配置される前記柱状電極は、前記チップ領域のうちの第2領域に配置される前記柱状電極とは逆向きのテーパー形状を有する、半導体装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記第1領域に配置される前記導電接続部の上面は、平坦形状を有し、
前記第2領域に配置される前記導電接続部の上面は、凸形状を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2領域に配置される前記導電接続部は、前記第1領域に配置される前記導電接続部とは異なる厚さを有する、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2領域に配置される前記導電接続部は、前記第1領域に配置される前記導電接続部よりも厚い、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記導電接続部の厚さは、前記第1領域から前記第2領域にかけて、徐々に変化する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記導電接続部は、前記第1面から前記第2面に向かって幅が小さくなるテーパー形状を有する前記柱状電極の幅に応じた厚さを有する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1領域に配置される前記柱状電極は、前記第1面から前記第2面に向かって幅が大きくなるテーパー形状を有し、
前記第2領域に配置される前記柱状電極は、前記第1面から前記第2面に向かって幅が小さくなるテーパー形状を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1領域に配置される前記柱状電極は、前記第1面から前記第2面に向かって幅が小さくなるテーパー形状を有し、
前記第2領域に配置される前記柱状電極は、前記第1面から前記第2面に向かって幅が大きくなるテーパー形状を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1領域は、チップ中心領域であり、
前記第2領域は、チップ外周領域である、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2領域は、チップ角部領域であり、
前記第1領域は、前記チップ領域のうちの前記チップ角部領域以外の領域である、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置、基板および半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置のパッケージ構造において、半導体チップが配線基板にフリップチップ接続される場合がある。しかし、半導体チップの反りにより、半導体チップを配線基板に適切に接続することが困難になる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-284810号公報
特開2017-152646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チップをより適切に基板に接続させることができる半導体装置、基板および半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、基板と、半導体チップと、を備える。基板は、第1面と、第1面とは反対側の第2面と、複数の導電接続部と、複数の柱状電極と、を有する。複数の導電接続部は、第1面上に設けられる。複数の柱状電極は、複数の導電接続部のそれぞれから第2面に向かって延伸するように設けられ、テーパー形状を有する。半導体チップは、第1面に対向する第3面と、複数の接続バンプと、を有する。複数の接続バンプは、第3面上に設けられ、複数の導電接続部のそれぞれと電気的に接続される。半導体チップが配置される第1面上のチップ領域のうちの第1領域に配置される柱状電極は、チップ領域のうちの第2領域に配置される柱状電極とは逆向きのテーパー形状を有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図。
第1実施形態による半導体チップおよびその周辺の構成の一例を示す断面図。
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す平面図。
第1実施形態による導電接続部および柱状電極の構成の一例を示す図。
第1実施形態による柱状電極および導電接続部の構成の一例を示す拡大断面図
第1実施形態による半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Cに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Dに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Eに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Fに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Gに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Hに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
図6Iに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す断面図。
第1実施形態による柱状電極のめっき成長の一例を示す断面図。
図7Aに続く、柱状電極のめっき成長の一例を示す断面図。
図7Bに続く、柱状電極のめっき成長の一例を示す断面図。
第1比較例による半導体チップおよびその周辺の構成の一例を示す断面図。
第2実施形態による半導体装置の構成の一例を示す平面図。
第3実施形態による半導体チップおよびその周辺の構成の一例を示す断面図。
第3実施形態による半導体装置の構成の一例を示す平面図。
第4実施形態による半導体チップおよびその周辺の構成の一例を示す断面図。
第4実施形態による半導体装置の構成の一例を示す平面図。
柱状電極の幅と、導電接続部の厚さと、の関係を示す図。
第5実施形態による半導体チップおよびその周辺の構成の一例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。以下の実施形態において、配線基板の上下方向は、半導体チップが設けられる面を上とした場合の相対方向を示し、重力加速度に従った上下方向と異なる場合がある。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体装置1の構成の一例を示す断面図である。半導体装置1は、配線基板10と、半導体チップ20、30~33と、接着層40~43と、スペーサ50と、接着層60と、金属材料70と、樹脂層80と、ボンディングワイヤ90と、封止樹脂91とを備えている。半導体装置1は、例えば、NAND型フラッシュメモリのパッケージである。
【0009】
配線基板10は、配線層11と絶縁層15とを含むプリント基板やインタポーザでよい。配線層11には、例えば、銅(Cu)、ニッケル(Ni)またはそれらの合金等の低抵抗金属が用いられる。絶縁層15には、例えば、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性材料が用いられる。図では、絶縁層15の表面と裏面のみに配線層11が設けられている。しかし、配線基板10は、複数の配線層11および複数の絶縁層15を積層して構成された多層配線構造を有していてもよい。配線基板10は、例えば、インタポーザのように、その表面と裏面とを貫通する貫通電極12(柱状電極16)を有してもよい。
【0010】
配線基板10の表面(面F1)には、配線層11上に設けられたソルダレジスト層14が設けられている。ソルダレジスト層14は、金属材料70から配線層11を保護し、ショート不良を抑制するための絶縁層にも使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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