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公開番号2023078879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192191
出願日2021-11-26
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】 対象物の領域を示す三次元の正解画像データを効率的に生成する。
【解決手段】 本発明に記載の情報処理装置100は、三次元の断層画像データの第一の軸と直交する第一の二次元断層画像データ上の対象物の第一の領域情報を取得する第一の取得部110と、三次元の断層画像データの第一の軸と異なる第二の軸と直交する第二の二次元断層画像データ上の前記対象物の第二の領域情報を取得する第二の取得部120と、第一の領域情報と第二の領域情報とに基づいて、三次元の断層画像データに対応する三次元の正解画像データとして、対象物らしさを示す三次元の尤度マップを生成する生成部130と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
三次元の断層画像データの第一の軸と直交する第一の二次元断層画像データ上の対象物の第一の領域情報を取得する第一の取得部と、
前記三次元の断層画像データの前記第一の軸と異なる第二の軸と直交する第二の二次元断層画像データ上の前記対象物の第二の領域情報を取得する第二の取得部と、
前記第一の領域情報と前記第二の領域情報とに基づいて、前記三次元の断層画像データに対応する三次元の正解画像データとして、前記対象物らしさを示す三次元の尤度マップを生成する生成部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第二の取得部は、前記第二の軸と直交する2つ以上の第二の領域情報を取得し、前記生成部は、2つ以上の前記第二の領域情報に基づいて前記三次元の尤度マップを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第二の取得部は、前記三次元の断層画像データの前記第二の軸と直交する第二の二次元断層画像データ上の前記対象物の第二の領域情報と、前記三次元の断層画像データの前記第一の軸および前記第二の軸と異なる第三の軸に直交する第三の二次元断層画像データ上の前記対象物の第三の領域情報とを取得し、
前記生成部は、前記第一の領域情報と、前記第二の領域情報と、前記第三の領域情報とに基づいて、前記三次元の断層画像データに対応する前記対象物らしさを示す前記三次元の尤度マップを生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第一の領域情報と前記第二の領域情報の少なくとも一方は、夫々の軸に対応する前記対象物の位置と大きさの情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第一の領域情報と前記第二の領域情報の少なくとも一方は、夫々の軸に対応する前記対象物の二次元の正解画像データであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記第一の領域情報と前記第二の領域情報の少なくとも一方に基づいて基準点を決定し、前記基準点の付近に近いボクセルにおける尤度が高く、前記基準点の付近から遠いボクセルにおける尤度が低くなるように前記対象物らしさを示す尤度マップを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記生成部は、確率分布関数に基づいて尤度マップを生成することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記生成部は、前記第一の領域情報および前記第二の領域情報に基づいて三次元の領域画像データを生成し、前記三次元の領域画像データの輪郭よりも内側に存在するボクセルにおける尤度が高く、前記輪郭よりも外側に存在するボクセルにおける尤度が低くなるように前記対象物らしさを示す尤度マップを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生成部は、パラメトリックな形状モデルに基づいて前記三次元の領域画像データを生成することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記生成部は、前記三次元の領域画像データに対して、平滑化することで前記対象物らしさを示す尤度マップを生成することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書の開示は、三次元の正解画像データを作成する情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
機械学習に基づくセグメンテーションの精度は、学習画像データと正解画像データから構成される教師データの数に依存するため、大量の教師データを準備することが望ましい。正解画像データの作成は労力を要する作業であるため、正解画像データを効率的に作成する技術が重要となる。例えば、非特許文献1に開示の技術のように、ユーザによる領域情報の入力を必要とする半自動セグメンテーション技術を活用して、前景情報(対象物の領域の情報)と背景情報(対象物以外の領域の情報)とを与えて正解画像データを作成することがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Y. Boykov et al., Graph Cuts and Efficient N-D Image Segmentation,int. j. comput. vision, 70(2),2006.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、半自動セグメンテーション技術を活用して正解画像データを作成する場合、前景情報と背景情報を人手で繰り返し修正する必要がある。CT画像データなどの三次元の断層画像データに対する三次元の正解画像データを作成する場合、繰り返し修正する労力を多く要する。
【0005】
本発明は、対象物の領域を示す三次元の正解画像データを効率的に生成することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理装置は、三次元の断層画像データの第一の軸と直交する第一の二次元断層画像データ上の対象物の第一の領域情報を取得する第一の取得部と、三次元の断層画像データの第一の軸と異なる第二の軸と直交する第二の二次元断層画像データ上の対象物の第二の領域情報を取得する第二の取得部と、第一の領域情報と第二の領域情報とに基づいて、前記三次元の断層画像データに対応する三次元の正解画像データとして、前記対象物らしさを示す三次元の尤度マップを生成する生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本明細書の開示によれば、対象物の領域を示す三次元の正解画像データを効率的に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示す図。
第一の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図。
第一の実施形態に係る情報処理装置の処理手順の一例を示す図。
第一の実施形態から第三の実施形態に係る画像データを説明する図。
第一の実施形態に係る情報処理装置の処理手順の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本明細書に開示の情報処理装置の好ましい実施形態について説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面では適宜、構成要素、部材処理の一部は省略して表示する。
【0010】
以下では、X線コンピュータ断層撮像(X線CT)装置で撮影された腹部CT画像データ中に描出されている肝腫瘍を例に挙げて、本発明について説明する。腹部CT画像データは三次元の断層画像データの一例であるが、本発明は、核磁気共鳴画像データ撮像(MRI)装置、ポジトロン断層撮像(PET)装置、超音波撮像装置で撮像された断層画像データなどの三次元の断層画像データに対しても適用可能である。また、本発明は、肝腫瘍のみならず、他の病変(例えば、肺結節、リンパ節、骨転移等)や、それ以外のあらゆる構造物に対して適用可能である。また、なお、本発明の実施形態は以下の実施形態に限定されるものではない。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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