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公開番号2023078827
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192125
出願日2021-11-26
発明の名称滑り止め部材及び可動式収納装置
出願人日本ファイリング株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類F16M 13/00 20060101AFI20230531BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】 可動荷台に積載されているパレット又は当該パレットに積載されている荷の滑落を防止する。
【解決手段】 本実施形態に係る滑り止め部材(1)は、第1の層(2)と第2の層(3)とを備える。第1の層(2)は、第1の貫通孔(4)を有する。第2の層(3)は、第1の貫通孔(4)と同軸の第2の貫通孔(5)を有しており、第1の層(2)の上に備えられる。第2の貫通孔(5)の直径は、第1の貫通孔(4)の直径よりも大きい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の貫通孔を有する第1の層と、
前記第1の貫通孔と同軸の第2の貫通孔を有しており、前記第1の層の上に備えられる第2の層と、
を具備し、
前記第2の貫通孔の直径は、前記第1の貫通孔の直径よりも大きい、
滑り止め部材。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記第2の層の上面のエッジ部を面取りした、請求項1の滑り止め部材。
【請求項3】
前記第1の層は、円板状であり、
前記第1の貫通孔は、前記第1の層と同心であり、
前記第2の層は、円板状であり、
前記第2の貫通孔は、前記第2の層と同心である、
請求項1又は請求項2の滑り止め部材。
【請求項4】
前記第1の層は金属であり、
前記第2の層はエーテル系ポリウレタンである、
請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1項の滑り止め部材。
【請求項5】
板状の本体と、
前記本体の上面から下面までを貫通する貫通孔と、
を具備し、
前記貫通孔は、下面側の孔と上面側の孔とを含み、
前記上面側の孔の直径は、前記下面側の孔の直径よりも大きい、
滑り止め部材。
【請求項6】
前記請求項1乃至前記請求項5のうちのいずれか1項の滑り止め部材と、
一対の傾斜レールと、
前記傾斜レール上にそれぞれ車輪を介して移動可能に支持された複数台の高さの異なる可動荷台と、
を具備し、
前記滑り止め部材は、前記複数台の可動荷台の上面に、ボルト及びナットを用いて固定される、
可動式収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、可動荷台から荷が滑落することを防止する滑り止め部材、及び、その滑り止め部材を備える可動式収納装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
収納装置の一例として、傾斜したレール上にそれぞれ車輪を介して滑動可能に支持された複数台の高さの異なる可動荷台を備える可動式収納装置が利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-269104号公報
特開2014-156306号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レールが傾斜している可動式収納装置においては、可動荷台が奥側から手前側に移動した場合に、当該可動荷台に積載されているパレット又は当該パレットに積載されている荷が慣性力により可動式収納装置の手前側に滑落することを防止する必要がある。
【0005】
本実施形態は、上記実情に鑑みてなされたものであり、可動荷台に積載されているパレット又は当該パレットに積載されている荷の滑落を防止するための滑り止め部材及び可動式収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る滑り止め部材は、第1の層と第2の層とを備える。第1の層は、第1の貫通孔を有する。第2の層は、第1の貫通孔と同軸の第2の貫通孔を有しており、第1の層の上に備えられる。第2の貫通孔の直径は、第1の貫通孔の直径よりも大きい。
【発明の効果】
【0007】
本実施形態によれば、傾斜したレールを備えている可動式収容装置において、可動荷台に積載されているパレット又は当該パレットに積載されている荷の滑落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す上方斜視図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す下方斜視図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す側面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す上面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す垂直断面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す底面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材がボルト及びナットを用いて可動荷台に設置された状態の例を示す垂直断面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材に、ボルト及びナットを装着した状態の例を示す上方斜視図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材に、ボルト及びナットを装着した状態の例を示す下方斜視図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材を備える可動式収納装置の例を示す斜視図。
第1の実施形態に係る可動式収納装置の複数の可動荷台が奥行き方向に展開した状態の例を示す斜視図。
第1の実施形態に係る可動式収容装置におけるパレット及び荷の積載状態を例示する側面図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材が可動荷台に設置された状態の例を示す斜視図。
第1の実施形態に係る滑り止め部材と可動荷台とパレットとの関係の例を示す斜視図。
第1の比較例の可動式収容装置の例を示す正面図。
第2の比較例の可動式収容装置の例を示す正面図。
第3の比較例の可動式収容装置の例を示す正面図。
第3の比較例の可動式収容装置においてパレットがストッパーと後ろの可動荷台との間に挟まる状態の例を示す側面図。
第3の比較例の可動式収容装置においてパレットがストッパーに引っ掛かった状態の例を示す側面図。
第1の実施形態に係る可動式収容装置の例を示す正面図。
第2の実施形態に係る滑り止め部材の例を示す垂直断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には、同一符号を付している。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る滑り止め部材1の例を示す上方斜視図である。
図2は、第1の実施形態に係る滑り止め部材1の例を示す下方斜視図である。
図3は、第1の実施形態に係る滑り止め部材1の例を示す側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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