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公開番号2023078819
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192110
出願日2021-11-26
発明の名称配線基板及び配線基板の製造方法
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類H05K 3/46 20060101AFI20230531BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】平坦性に優れた、微細配線を有する配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板は、第1導体層11と第1導体層11を覆う第1層間絶縁層13と第2導体層21と第1層間絶縁層13を貫通して第1導体層11と第2導体層21とを接続する第1ビア導体14とを有し、第1層間絶縁層13は、第1絶縁層101と第2絶縁層102とを含み、第1絶縁層101の第1導体層11と反対側の表面上に配線層110が部分的に形成されており、配線層110に含まれる配線のアスペクト比は、2.0以上、かつ、6.0以下であり、第1導体層11および第2導体層21に含まれる配線のアスペクト比は、1.0以上、かつ、2.0以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1導体層と、
前記第1導体層を覆う第1層間絶縁層と、
前記第1層間絶縁層の上に形成されている第2導体層と、
前記第1層間絶縁層を貫通して前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する第1ビア導体と
を備える配線基板であって、
前記第1層間絶縁層は、その厚さ方向に積層された第1絶縁層と第2絶縁層とを含み、
前記第1絶縁層の前記第1導体層と反対側の表面上に配線層が部分的に形成されており、
前記配線層に含まれる配線のアスペクト比は、2.0以上、かつ、6.0以下であり、前記第1導体層および前記第2導体層に含まれる配線のアスペクト比は、1.0以上、かつ、2.0以下である。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線層に含まれる配線の最も小さい線幅は、前記第1導体層および前記第2導体層に含まれる配線の最も小さい線幅より小さい。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、
前記第1絶縁層は、前記第1導体層と前記配線層とを接続する第2ビア導体を含み、
前記第2絶縁層は、前記第2導体層と前記配線層とを接続する第3ビア導体を含んでいる。
【請求項4】
請求項3記載の配線基板であって、
前記第1導体層は、第2層間絶縁層の上に形成されており、
前記第2層間絶縁層は、第3導体層の上に形成され、前記第3導体層と前記第1導体層とを接続する第4ビア導体を含み、
前記第2ビア導体および前記第3ビア導体それぞれのビア径は、前記第1ビア導体および前記第4ビア導体のビア径よりも小さい。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線層は、信号搬送用の配線を含んでいる。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記配線層において最も近接する配線同士の配線間距離は、第1導体層および第2導体層において最も近接する配線同士の配線間距離より小さい。
【請求項7】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1層間絶縁層と前記第2導体層とにより構成される表面は、少なくとも1つの部品搭載領域を有する配線基板の部品搭載面である。
【請求項8】
請求項7記載の配線基板であって、前記配線層は、前記部品搭載領域と平面視で少なくとも部分的に重なっている。
【請求項9】
第1導体層を形成することと、
前記第1導体層を覆う第1層間絶縁層を形成することと、
前記第1層間絶縁層の上に第2導体層を形成することと
を含む配線基板の製造方法であって、
前記第2導体層を形成することは、前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する第1ビア導体を前記第1層間絶縁層に形成することを含み、
前記第1層間絶縁層を形成することは、
前記第1導体層を覆う第1絶縁層を形成することと、
前記第1絶縁層の上に第2絶縁層を形成することと
を含み、
さらに、パターンめっきによって、前記第1絶縁層上に部分的に、前記第2絶縁層に覆われる配線層を形成することを含んでおり、
前記配線層を形成することは、レーザー加工によって、前記パターンめっきに用いるレジスト膜に前記配線層に対応する開口を形成することを含んでいる。
【請求項10】
請求項9記載の配線基板の製造方法であって、
前記配線層に含まれる配線は、アスペクト比が2.0以上、かつ、6.0以下であるように形成され、
前記第1導体層および前記第2導体層に含まれる配線は、アスペクト比が1.0以上、かつ、2.0以下であるように形成される。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板及び配線基板の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、微細パターン層が上部面に形成されている絶縁層と微細パターン層よりも大きいパターンピッチを有する回路パターン層が上部面に形成されている絶縁層とを含む多層基板が開示されている。回路パターン層が上部面に形成されている絶縁層は、微細パターン層が上部面に形成されている絶縁層とは異なる、剛性が強い材料で形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-131017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の多層基板では、回路パターン層が上部面に形成されている絶縁層は剛性が強い材料で形成され、微細パターン層が上部面に形成される絶縁層は、微細パターンの形成を可能にするためにその表面粗さが小さくなるような材料で形成されている。微細パターン層および微細パターン層が上部面に形成されている絶縁層の平坦性が十分でない場合がある。回路内の接続不良などの問題が生じることがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、第1導体層と、前記第1導体層を覆う第1層間絶縁層と、前記第1層間絶縁層の上に形成されている第2導体層と、前記第1層間絶縁層を貫通して前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する第1ビア導体とを有している。そして、前記第1層間絶縁層は、その厚さ方向に積層された第1絶縁層と第2絶縁層とを含み、前記第1絶縁層の前記第1導体層と反対側の表面上に配線層が部分的に形成されており、前記配線層に含まれる配線のアスペクト比は、2.0以上、かつ、6.0以下であり、前記第1導体層および前記第2導体層に含まれる配線のアスペクト比は、1.0以上、かつ、2.0以下である。
【0006】
本発明の配線基板の製造方法は、第1導体層を形成することと、前記第1導体層を覆う第1層間絶縁層を形成することと、前記第1層間絶縁層の上に第2導体層を形成することとを含んでいる。そして、前記第2導体層を形成することは、前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する第1ビア導体を前記第1層間絶縁層に形成することを含み、前記第1層間絶縁層を形成することは、前記第1導体層を覆う第1絶縁層を形成することと、前記第1絶縁層の上に第2絶縁層を形成することとを含み、さらに、パターンめっきによって、前記第1絶縁層上に部分的に、前記第2絶縁層に覆われる配線層を形成することを含んでおり、前記配線層を形成することは、レーザー加工によって、前記パターンめっきに用いるレジスト膜に前記配線層に対応する開口を形成することを含んでいる。
【0007】
本発明の実施形態によれば、微細パターンを有する配線を含む配線層を必要とされる部分のみに備える配線基板が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造方法を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態の配線基板の製造方法が図面を参照しながら説明される。なお、以下、参照される図面においては、各構成要素の正確な比率を示すことは意図されておらず、本発明の特徴が理解され易いように描かれている。図1には、一実施形態の配線基板が有し得る構造の一例として、配線基板1の断面図が示されている。
【0010】
図1に示されるように、配線基板1は、絶縁層(コア絶縁層)2と、コア絶縁層2におけるその厚さ方向において対向する2つの主面(第1面2Fおよび第2面2B)それぞれに形成されている2つの導体層(第3導体層31および第4導体層41)と、を含んでいる。コア絶縁層2、第3導体層31および第4導体層41によって配線基板1のコア基板10が構成されている。第3導体層31はコア絶縁層2の第1面2F上に形成されており、第4導体層41は第2面2B上に形成されている。コア絶縁層2は、コア絶縁層2を貫通し、第3導体層31と第4導体層41とを接続するスルーホール導体3を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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