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公開番号2023078808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192095
出願日2021-11-26
発明の名称空調制御装置、車両、空調制御方法、及び、プログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60H 1/00 20060101AFI20230531BHJP(車両一般)
要約【課題】車両全体の熱を効率的に管理する技術を提供する。
【解決手段】空調制御装置は、車室内に設けられた電子機器の温度情報を取得する取得部と、取得部によって取得された電子機器の温度情報に基づいて、車室内の空調を制御する制御部とを備える。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
車室内に設けられた電子機器の温度情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記電子機器の温度情報に基づいて、車室内の空調を制御する制御部と、
を備える空調制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電子機器の配置位置を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記電子機器の配置位置に基づいて、前記電子機器の配置位置の空調を制御する、請求項1に記載の空調制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、空調機の送風によって車室内の温度を調整する、請求項1又は2に記載の空調制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記電子機器の温度情報に基づいて前記電子機器の温度又は周辺温度を取得し、前記電子機器の温度又は周辺温度が所定の第1温度以上である場合には前記電子機器に対して前記第1温度未満の送風を行うように前記空調機を動作させる、請求項3に記載の空調制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記電子機器の温度情報に基づいて前記電子機器の温度又は周辺温度を取得し、前記電子機器の温度又は周辺温度が所定の第2温度以上である場合には前記空調機による前記電子機器に対する送風を制限する、請求項3に記載の空調制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記電子機器の温度情報に基づいて前記電子機器の温度又は周辺温度を取得し、
前記空調機が冷風を送風する場合であって、前記電子機器の温度又は周辺温度が所定の第1温度以上であるときには、前記電子機器に対して前記第1温度未満の送風を行うように前記空調機を動作させ、
前記空調機が温風を送風する場合であって、前記電子機器の温度又は周辺温度が所定の第2温度以上であるときには前記空調機による前記電子機器に対する送風を制限する、請求項3に記載の空調制御装置。
【請求項7】
車室内の温度を調整する空調機と、
車室内に設けられた電子機器と、
前記電子機器の温度情報を検出するセンサと、
前記センサによって検出された前記電子機器の温度情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記電子機器の温度情報に基づいて、前記空調機を制御する制御部と、
を備える車両。
【請求項8】
車室内に設けられた電子機器の温度情報を取得するステップと、
取得された前記電子機器の温度情報に基づいて、車室内の空調を制御するステップと、
を備える空調制御方法。
【請求項9】
車室内に設けられた電子機器の温度情報を取得する取得部、及び、
前記取得部によって取得された前記電子機器の温度情報に基づいて、車室内の空調を制御する制御部としてコンピュータを動作させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空調制御装置、車両、空調制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電子機器から発生した熱を利用する車両を開示する。車両は、電子機器、熱交換器及び冷却管を備える。熱交換器は、外気と冷媒との間で熱交換を行う。冷却管は、電子機器と熱交換器との間で冷媒を循環させる流路を構成する。電子機器から熱交換器へと向かう冷却管の一部は、車室内に配置される。冷却管を流れる冷媒が電子機器と熱交換器との間を循環することで、電子機器は冷却される。そして、電子機器から熱を奪った冷媒は、車室内に配置された冷却管を流れる間に、車室内に放熱する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-115951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の車両は、電子機器の排熱を利用して車室内の温度を上昇させることができるものの、車両全体の熱を効率的に管理するという観点から、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る空調制御装置は、取得部及び制御部を備える。取得部は、車室内に設けられた電子機器の温度情報を取得する。制御部は、取得部によって取得された電子機器の温度情報に基づいて、車室内の空調を制御する。
【0006】
この空調制御装置によれば、車室内の空調が車室内に設けられた電子機器の温度情報に基づいて制御される。これにより、空調制御装置は、例えば、電子機器から発せられる熱を利用できる場合には暖房の空調を弱めたり、電子機器から発せられる熱を考慮して冷房の空調を強めたりすることができる。よって、空調制御装置は、電子機器の温度情報を用いることなく空調する場合と比べて、車両全体の熱を効率的に管理できる。
【0007】
一実施形態においては、空調制御装置は、電子機器の配置位置を記憶する記憶部を備えてもよい。制御部は、記憶部に記憶された電子機器の配置位置に基づいて、電子機器の配置位置の空調を制御してもよい。この場合、空調制御装置は、車室内に配置された電子機器の配置位置ごとに空調を制御できる。
【0008】
一実施形態においては、制御部は、空調機の送風によって車室内の温度を調整してもよい。この場合、空調制御装置は、送風を変化させることで車室内の温度を調整できる。
【0009】
一実施形態においては、制御部は、電子機器の温度情報に基づいて電子機器の温度又は周辺温度を取得し、電子機器の温度又は周辺温度が所定の第1温度以上である場合には電子機器に対して第1温度未満の送風を行うように空調機を動作させてもよい。この場合、空調制御装置は、電子機器の冷却に空調を利用できる。
【0010】
一実施形態においては、制御部は、電子機器の温度情報に基づいて電子機器の温度又は周辺温度を取得し、電子機器の温度又は周辺温度が所定の第2温度以上である場合には空調機による電子機器に対する送風を制限してもよい。この場合、空調制御装置は、電子機器が配置されている空間は電子機器の発熱で温度調整するように空調を制御できる。
(【0011】以降は省略されています)

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