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公開番号2023078800
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192082
出願日2021-11-26
発明の名称通報装置
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G08B 25/00 20060101AFI20230531BHJP(信号)
要約【課題】共通の通報装置を複数の用途で選択的に使用できるようにする。
【解決手段】通報装置は、押しボタンスイッチと、押しボタンスイッチを収容する筐体と、それぞれ筐体の表面を被覆し、磁石33の配置状態が異なる複数のカバー30-1~30-3の中から選択されるカバー30と、磁石33を検知する磁石検知部と、磁石検知部の検知結果に応じて、複数の用途に応じた複数の動作モードのうちいずれかの動作モードに切り替える切替部と、押しボタンスイッチが押下されると、切替え後の動作モードに応じた通報を行う通報部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
操作子と、
前記操作子を収容する筐体と、
それぞれ前記筐体の表面を被覆し、磁石の配置状態が異なる複数の被覆部の中から選択される被覆部と、
前記磁石を検知する磁石検知部と、
前記磁石検知部の検知結果に応じて、複数の用途に応じた複数の動作モードのうちいずれかの動作モードに切り替える切替部と、
前記操作子が操作されると、切替え後の前記動作モードに応じた通報を行う通報部と
を備える通報装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記複数の被覆部の各々は、前記筐体の内側に突出する突起を有し、
前記複数の被覆部がそれぞれ異なる前記磁石の配置状態を有するように、前記複数の被覆部のうち少なくとも一つが有する前記突起には前記磁石が設けられ、
前記磁石検知部は、当該磁石検知部の検知範囲が前記突起に設けられた前記磁石を含む位置に設けられる
請求項1に記載の通報装置。
【請求項3】
前記筐体は、開口部を有し、
孔が形成され、前記開口部を開閉する蓋をさらに備え、
前記被覆部は、前記蓋の表面を被覆し、
前記突起は、前記孔に挿入される
請求項2に記載の通報装置。
【請求項4】
前記蓋の開閉を検知する開閉検知部をさらに備え、
前記切替部は、前記開閉検知部により前記蓋が開状態になってから閉状態になったことが検知されたことを条件に前記動作モードの切り替えを行う
請求項3に記載の通報装置。
【請求項5】
前記通報部は、切替え後の前記動作モードによって異なる信号を送信する
請求項1から4のいずれか1項に記載の通報装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通報装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
磁石を利用して接点の種類を変更可能な押しボタンスイッチが知られている(例えば特許文献1)。また、タブレットデバイスとカバーとの空間的関係を磁石を利用して判定する技術が知られている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-184973号公報
特許第6169279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通報装置は、様々な用途毎に別々に設けられている。しかし、通報装置は、用途は異なっていても共通の構造を有する場合があるため、共通の通報装置を複数の用途で選択的に使用できると有益である。
【0005】
本発明は、共通の通報装置を複数の用途で選択的に使用できるようにすることを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、操作子と、前記操作子を収容する筐体と、それぞれ前記筐体の表面を被覆し、磁石の配置状態が異なる複数の被覆部の中から選択される被覆部と、前記磁石を検知する磁石検知部と、前記磁石検知部の検知結果に応じて、複数の用途に応じた複数の動作モードのうちいずれかの動作モードに切り替える切替部と、前記操作子が操作されると、切替え後の前記動作モードに応じた通報を行う通報部とを備える通報装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、共通の通報装置を複数の用途で選択的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る通報装置の一例を示す正面図である。
通報装置の一例を示す右側面図である。
図2に示される通報装置の分解図である。
複数のカバーの一例を示す図である。
蓋の一例を示す正面図である。
基板上の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示される通報装置を矢視II-II方向から見た断面図である。
図1に示される通報装置を矢視III-III方向から見た断面図である。
通報装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。なお、図面においては、発明を理解し易いように、実際の寸法、形状、それらの比率とは異なる場合がある。
【0010】
1.構成
図1は、本実施形態に係る通報装置1の一例を示す正面図である。図2は、通報装置1の一例を示す右側面図である。図3は、図2に示される通報装置1の分解図である。通報装置1は、利用者の操作に応じて通報を行う。また、通報装置1は複数の用途で選択的に使用できる。この「用途」とは、通報装置1の使用の目的をいう。用途には、通報装置1の機能や種類、利用者の種類が含まれてもよい。ここでは、複数の用途には、非常通報ボタンとしての用途、救助ボタンとしての用途、及び火災通報ボタンとしての用途が含まれるものとする。非常通報ボタンは、異常な事象の発生時にその事象を通報するために使用される。救助ボタンは、救助が必要な場合に救助を求めるために使用される。火災通報ボタンは、火災の発生時に火災を通報するために使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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