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公開番号2023078799
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192079
出願日2021-11-26
発明の名称監視方法及び監視装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類G08G 1/01 20060101AFI20230531BHJP(信号)
要約【課題】車両の内部の人に対する外部からのスムーズなコミュニケーションを実現させる。
【解決手段】車両1の周囲を監視する監視装置100である。監視装置100は、車両1の周囲の周囲情報に基づいて、車両1の周囲に存在する動体を検出する検出部131と、車両1が駐車中において、動体が検出された場合には、車両1を基準とする動体の位置を示す情報を車両1の内部の人に通知するための通知処理を所定の機器に実行させる機器制御部133とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周囲を監視する監視方法であって、
前記車両の周囲の周囲情報に基づいて、前記車両の周囲に存在する動体を検出する検出ステップと、
前記車両が駐車中において、前記動体が検出された場合には、前記車両を基準とする前記動体の位置を示す情報を前記車両の内部の人に通知するための通知処理を所定の機器に実行させる制御ステップと、を備える、
監視方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の監視方法であって、
前記車両が駐車中において、前記検出ステップで動体が検出された場合には、当該動体の行動の特徴と、当該動体に関する情報及び登録情報の一致度とのうちの少なくとも1つに基づいて、当該動体が前記車両の内部の人に関係するものであるか否かを判定する判定ステップをさらに備え、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで検出された動体が、前記判定ステップで前記車両の内部の人に関係すると判定された場合に、前記通知処理を前記所定の機器に実行させる、
監視方法。
【請求項3】
請求項2に記載の監視方法であって、
前記判定ステップでは、前記検出ステップで検出された動体の行動の特徴として、当該動体が前記車両の中心方向に向かって移動する第1パターンに該当するか否か、または、当該動体が前記車両を基準とする所定範囲内において所定時間以上滞在する第2パターンに該当するか否かを判定し、当該動体の行動が前記第1パターンまたは前記第2パターンに該当する場合には、当該動体が前記車両の内部の人に関係すると判定する、
監視方法。
【請求項4】
請求項3に記載の監視方法であって、
前記判定ステップでは、前記検出ステップで検出された動体の行動が前記第1パターンまたは前記第2パターンに該当する場合において、当該動体に関する情報及び前記登録情報の一致度として、当該動体が前記登録情報と一致するか否か、当該動体が所持する機器が前記登録情報と一致するか否か、または、当該動体が発する音が前記登録情報と一致するか否かをさらに判定し、これらのうちの少なくとも1つが一致することを条件に、当該動体が前記車両の内部の人に関係すると判定する、
監視方法。
【請求項5】
請求項2に記載の監視方法であって、
前記判定ステップでは、前記検出ステップで検出された動体に関する情報及び前記登録情報の一致度として、当該動体が前記登録情報と一致するか否か、当該動体が所持する機器が前記登録情報と一致するか否か、または、当該動体が発する音が前記登録情報と一致するか否かを判定し、これらのうちの少なくとも1つが一致すると判定された場合には、当該動体が前記車両の内部の人に関係すると判定する、
監視方法。
【請求項6】
請求項3または4に記載の監視方法であって、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで検出された動体の行動の特徴として、当該動体が前記車両の中心方向に向かって移動していると判定された場合における前記通知処理の通知方法と、当該動体が前記車両を基準とする所定範囲内において所定時間以上滞在していると判定された場合における前記通知処理の通知方法とを異なる通知方法とする、
監視方法。
【請求項7】
請求項1から6の何れかに記載の監視方法であって、
前記所定の機器は、前記車両の内部において前記車両の前後左右を含む複数の方向に設置されている複数の発光部であり、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで動体が検出された場合には、前記車両を基準とする当該動体の位置により特定される方向に対応する前記発光部の発光状態を他の発光部の発光状態と異なる態様とすることにより前記通知処理を実行する、
監視方法。
【請求項8】
請求項1から7の何れかに記載の監視方法であって、
前記所定の機器は、前記車両の内部に設置されている音出力部であり、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで動体が検出された場合には、前記車両を基準とする当該動体の位置を示す情報を前記音出力部から音声出力させることにより前記通知処理を実行する、
監視方法。
【請求項9】
請求項1から8の何れかに記載の監視方法であって、
前記所定の機器は、前記車両の内部において使用されている電子機器であり、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで動体が検出された場合には、前記車両を基準とする当該動体の位置を示す情報の音声出力または画像表示を前記電子機器において実行させることにより前記通知処理を実行する、
監視方法。
【請求項10】
請求項1から9の何れかに記載の監視方法であって、
前記制御ステップでは、前記検出ステップで動体が検出された場合には、前記通知処理を実行するとともに、当該動体が検出されたことを前記車両の内部の人に通知していることを示す外部通知情報を前記車両の外部に通知する外部通知処理を実行する、
監視方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の周囲を監視する監視方法及び監視装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、駐車中の車両の内部スペースを個人のスペースとして活用することが広く行われている。例えば、映画鑑賞、テレビ鑑賞、読書等の趣味を行うためのスペースとして活用されたり、PC作業や打合せ等の仕事スペースとして活用されたりすることもある。このような車両の内部スペースを有効活用するための技術が提案されている。例えば、ユーザが運転を行っていないときに、車両内において、所定のモードで体験用機器を作動させ、ユーザが心地よいと感じる体験を提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-189618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来技術では、車両の内部スペースにおいて体験用機器を活用できる環境を実現できるが、車両の外部からの音等を遮る環境にもなることが多い。この場合に、例えば、車内の人に用事がある他の人が車両の外部から近付いてきても、車内の人がその近付く人に気が付くことが遅れることも想定される。このような環境では、例えば、車両の内部の人と車両の外部の人との間で円滑なコミュニケーションをとることが困難となるおそれがある。
【0005】
本発明は、車両の内部の人に対する外部からのスムーズなコミュニケーションを実現させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両の周囲を監視する監視方法である。この監視方法は、車両の周囲の周囲情報に基づいて、車両の周囲に存在する動体を検出する検出ステップと、車両が駐車中において、動体が検出された場合には、車両を基準とする動体の位置を示す情報を車両の内部の人に通知するための通知処理を所定の機器に実行させる制御ステップとを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車両の内部の人に対する外部からのスムーズなコミュニケーションを実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、駐車している車両と車両の周囲に存在する動体との関係を簡略化して示す図である。
図2は、車両の外観構成の一例を示す上面図である。
図3は、車両に搭載される監視装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図4は、ソナーを用いて車両の周囲に存在する動体を判定する判定処理の一例を簡略化して示す図である。
図5は、ソナーを用いて車両の周囲に存在する動体を判定する判定処理の一例を簡略化して示す図である。
図6は、車両の内部スペースを簡略化して示す図である。
図7は、車両とその周囲において検出された人とを簡略化して示す図である。
図8は、車両とその周囲において検出された人とを簡略化して示す図である。
図9は、監視装置における通知処理の一例を示すフローチャートである。
図10は、監視装置における通知処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、駐車している車両とその周囲に存在する飛行体との関係を簡略化して示す図である。
図12は、車両とその周囲において検出された飛行体とを簡略化して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[車両と周囲の動体との関係例]
図1は、駐車している車両1と、車両1の周囲に存在する動体との関係を簡略化して示す図である。図1では、動体として人U1乃至U5を例にして説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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