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公開番号2023078770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192042
出願日2021-11-26
発明の名称自動原価計上装置、自動原価計上方法および自動原価計上プログラム
出願人株式会社オービック
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/06 20120101AFI20230531BHJP(計算;計数)
要約【課題】部門別損益を適正に管理することができる自動原価計上装置、自動原価計上方法および自動原価計上プログラムを提供する。
【解決手段】本実施形態の自動原価計上装置であって、ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタおよび月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データを参照し、月末在庫数を振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成し、この移動データを参照し、振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備える自動原価計上装置であって、
ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、
月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部は、
前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成部と、
前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新部と、
を備えること、
を特徴とする自動原価計上装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の自動原価計上装置であって、
1ヶ月毎の在庫区分毎部門毎商品毎風袋毎に前記按分率に基づいた在庫を集計した実在庫報告按分データと、
にさらにアクセス可能であり、
前記制御部は、
前記実在庫報告按分データと、前記月別在庫更新データと、に基づいて、在庫区分毎部門毎商品毎風袋毎の差異数を棚卸減耗として計上する差額計上部をさらに備え、
前記更新部は、
前記月別在庫更新データにおける月末在庫に対して、前記差異数を減算して更新する、
ことを特徴とする自動原価計上装置。
【請求項3】
請求項2に記載の自動原価計上装置であって、
前記月別在庫データに基づいて、前記月末在庫数の各々に評価単価を乗じた在庫金額から前記差異数に評価単価を乗じた差異金額を減算した値を売上実績として計上する原価計算処理部をさらに備える、
ことを特徴とする自動原価計上装置。
【請求項4】
請求項3に記載の自動原価計上装置であって、
前記原価計算処理部は、
販売部門毎に前記売上実績を示す売上実績表を生成する、
ことを特徴とする自動原価計上装置。
【請求項5】
請求項4に記載の自動原価計上装置であって、
前記売上実績表をモニタに表示させる表示制御部をさらに備える、
ことを特徴とする自動原価計上装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一つに記載の自動原価計上装置であって、
部門毎の売上実績と、部門毎のガスの前記配送実績の数量と、を対応付けた売上データにさらにアクセス可能であり、
前記売上データにおける前記配送実績の数量に基づいて、部門毎に前記配送実績に応じた前記按分率を計算した前記按分マスタを生成する按分マスタ計算部をさらい備える、
ことを特徴とする自動原価計上装置。
【請求項7】
制御部を備える自動原価計上装置で実行される自動原価計上方法であって、
ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、
月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部で実行される、
前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成ステップと、
前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新ステップと、
を含むことを、
を特徴とする自動原価計上方法。
【請求項8】
制御部を備える自動原価計上装置で実行される自動原価計上プログラムであって、
ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、
月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、
にアクセス可能であり、
前記制御部は、
前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成ステップと、
前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新ステップと、
を含むことを、
を特徴とする自動原価計上プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動原価計上装置、自動原価計上方法および自動原価計上プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、商品の加工により在庫数が変動した場合、加工前の商品の内部利益額を加工後の商品の数量で按分して、加工後の商品の内部利益単価を算出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ガスの販売では、各販売部門がタンクから容器にガスを充填して販売先へ納品し、月末時点で容器毎に販売先の使用量を確認し容器在庫を把握している。一方、ガスの商売では、仕入部門が一括でガス(商品)を購入し、タンクに在庫として保管することによって在庫管理を行っている。
【0005】
このため、販売部門では、ガスの仕入を行っていないことで、ガスの在庫や原価が仕入部門に残り、正確な原価や在庫金額を計算することができなかった。この結果、仕入部門および販売部門の各々で正しい利益管理できていなかった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、部門別損益を適正に管理することができる自動原価計上装置、自動原価計上方法および自動原価計上プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る自動原価計上装置は、制御部を備える自動原価計上装置であって、ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、にアクセス可能であり、前記制御部は、前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成部と、前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新部と、を備えること、を特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る自動原価計上方法は、制御部を備える自動原価計上装置で実行される自動原価計上方法であって、ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、にアクセス可能であり、前記制御部で実行される、前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成ステップと、前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る自動原価計上プログラムは、制御部を備える自動原価計上装置で実行される自動原価計上プログラムであって、ガス販売における1ヶ月毎の部門毎商品毎倉庫毎に集計した配送実績に基づく振替先部門毎倉庫毎の按分率を管理する按分マスタと、月別におけるガスの月末在庫数を管理する振替元月別在庫データと、にアクセス可能であり、前記制御部は、前記按分マスタおよび前記振替元月別在庫データを参照し、前記月末在庫数を前記振替先部門毎倉庫毎に振り分けた移動データを作成する移動データ作成ステップと、前記移動データを参照し、前記振替元月別在庫データにおける部門毎商品毎倉庫毎の前記月末在庫数を更新した月別在庫更新データを生成する更新ステップと、を含むこと、を特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、部門別損益を適正に管理することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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