TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023078765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192036
出願日2021-11-26
発明の名称開閉装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/18 20060101AFI20230531BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】開閉体による開口部の閉塞度を高めるための新たな機構の提供。
【解決手段】屋内と屋外を隔てる壁面に形成されている開口部2を開閉する開閉装置であって、開口部2を開閉する開閉体11と、開閉体11を保持するために、開口部周辺の壁面に設けられる側面構造部12と、開口部2に対する開閉体11による密閉度を向上させるために側面構造部12と開閉体11の間となる位置に設けられるシール部材16と、屈曲状態と伸展状態でその水平方向の変位量が変化するリンク機構157と、リンク機構157のリンク部分を下方へ押し下げることで、リンク機構157を伸展させるロッド棒と、を備え、リンク機構157が伸展されることで、開閉体11がシール部材16に押し付けられることを特徴とする、開閉装置1。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を開閉する開閉装置であって、
前記開口部を開閉する開閉体と、
前記開閉体を保持するために、前記開口部周辺に設けられる側面構造部と、
前記開口部に対する前記開閉体による密閉度を向上させるために前記側面構造部と前記開閉体の間となる位置に設けられるシール部材と、
屈曲状態と伸展状態でその水平方向の変位量が変化するリンク機構と、
前記リンク機構のリンク部分を下方へ押し下げることで、前記リンク機構を伸展させるロッド棒と、
を備え、
前記リンク機構が伸展されることで、前記側面構造部若しくは前記開閉体が前記シール部材に押し付けられることを特徴とする、開閉装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記リンク機構が、
一端が上下方向には動かないように拘束されており、他端が一端よりも高い位置にある第1傾斜部材と、
一端が上下方向には動かないように拘束されており、他端が一端よりも高い位置にある第2傾斜部材と、
を備え、
前記リンク部分が、前記第1傾斜部材の他端と前記第2傾斜部材の他端が軸支された部分であることを特徴とする、請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記開口部の室内側の上部に設けられるアクチュエーターであって、
上下動するピストンロッドを備え、当該ピストンロッドが、前記ロッド棒と連結されており、
前記ピストンロッドが、下方に行くに従い前記開口部から離れるように、傾斜して設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の開閉装置。
【請求項4】
前記開口部の室内側の上部に設けられるアクチュエーターであって、
上下動するピストンロッドを備え、当該ピストンロッドが、前記ロッド棒と連結されており、
前記アクチュエーターが、前記開閉体の開閉動作時に前記開閉体と干渉しないように、下方に行くに従い前記開口部から離れるように、傾斜して設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の開閉装置。
【請求項5】
前記リンク機構を備える押付機構が、前記開閉体の閉状態における下端から、上端よりも低い位置となる所定高さまで形成されていることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内と屋外を隔てる壁面に形成されている開口部を開閉する開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
屋内と屋外を隔てる壁面に形成されている開口部には、これを開閉する開閉装置が設置されている。このような開口部に設けられる開閉体に関し、開閉体による開口部の閉塞度を高めることにより、洪水時等において、屋内への浸水を防止するための技術が特許文献1や2によって開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6317126号公報
特許第6554566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示されている技術では、作動ロッドに圧縮方向の力を作用させないようにするという技術思想により、鋼材ロッドを引き上げることが必須の技術であるが、開閉体を押し付けるために必要な荷重に加え、各部材の自重等がかかるため、鋼材ロッドを引き上げるためには相対的に大きな力を要することになる。
特許文献2で開示されている技術では、その構造上、鋼材ロッド(プッシュプルロッド)の前後方向(室外-室内の方向)の移動距離が比較的大きくなりがちであり、各部材にかかるストレスが大きくなりがちな(若しくは当該ストレスが生じないようにするための機構が必要となる)ものであった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑み、開閉体による開口部の閉塞度を高めるための新たな機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(構成1)
開口部を開閉する開閉装置であって、前記開口部を開閉する開閉体と、前記開閉体を保持するために、前記開口部周辺に設けられる側面構造部と、前記開口部に対する前記開閉体による密閉度を向上させるために前記側面構造部と前記開閉体の間となる位置に設けられるシール部材と、屈曲状態と伸展状態でその水平方向の変位量が変化するリンク機構と、前記リンク機構のリンク部分を下方へ押し下げることで、前記リンク機構を伸展させるロッド棒と、を備え、前記リンク機構が伸展されることで、前記側面構造部若しくは前記開閉体が前記シール部材に押し付けられることを特徴とする、開閉装置。
【0007】
(構成2)
前記リンク機構が、一端が上下方向には動かないように拘束されており、他端が一端よりも高い位置にある第1傾斜部材と、一端が上下方向には動かないように拘束されており、他端が一端よりも高い位置にある第2傾斜部材と、を備え、前記リンク部分が、前記第1傾斜部材の他端と前記第2傾斜部材の他端が軸支された部分であることを特徴とする、構成1に記載の開閉装置。
【0008】
(構成3)
前記開口部の室内側の上部に設けられるアクチュエーターであって、上下動するピストンロッドを備え、当該ピストンロッドが、前記ロッド棒と連結されており、前記ピストンロッドが、下方に行くに従い前記開口部から離れるように、傾斜して設けられていることを特徴とする、構成1又は2に記載の開閉装置。
【0009】
(構成4)
前記開口部の室内側の上部に設けられるアクチュエーターであって、上下動するピストンロッドを備え、当該ピストンロッドが、前記ロッド棒と連結されており、前記アクチュエーターが、前記開閉体の開閉動作時に前記開閉体と干渉しないように、下方に行くに従い前記開口部から離れるように、傾斜して設けられていることを特徴とする、構成1又は2に記載の開閉装置。
【0010】
(構成5)
前記リンク機構を備える押付機構が、前記開閉体の閉状態における下端から、上端よりも低い位置となる所定高さまで形成されていることを特徴とする、構成1から4の何れかに記載の開閉装置。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
制御盤
1か月前
株式会社豊和
窓開閉装置
23日前
東友株式会社
建具
1か月前
個人
板状部材用スタンド
2か月前
YKK AP株式会社
建具
2か月前
イープラス合同会社
防災ドア
15日前
三協立山株式会社
開口部装置
9日前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
開口部建材
2か月前
YKK AP株式会社
自動ドア
1日前
不二サッシ株式会社
ガラス障子
10日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
11日前
文化シヤッター株式会社
開閉装置
1か月前
ナブテスコ株式会社
防火戸
9日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
8日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
8日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
11日前
ナブテスコ株式会社
防火戸
2か月前
ナブテスコ株式会社
防火戸
2か月前
文化シヤッター株式会社
開閉体装置
4日前
株式会社ニチベイ
ブラインド
2か月前
大和ハウス工業株式会社
戸袋
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
9日前
三協立山株式会社
突出し窓の製造方法
2か月前
株式会社LIXIL
建具
9日前
昭和フロント株式会社
建具
14日前
昭和フロント株式会社
建具
28日前
株式会社泉陽商会
遮音引き戸構造
28日前
ジー・オー・ピー株式会社
作業台用梯子
1か月前
不二サッシ株式会社
コーナー方立
2か月前
桑野工業株式会社
シート状部材の巻取装置
1日前
有限会社アサヒ・メンテナンス
脚立
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
続きを見る