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公開番号2023078760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192028
出願日2021-11-26
発明の名称包装装置及び計量包装システム
出願人株式会社イシダ
代理人
主分類B65B 59/00 20060101AFI20230531BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】実質2台の包装装置の上部に組合せ計量装置を直に載せることのできる包装装置と、その包装装置と、その上に載せた組合せ計量装置とからなる計量包装システムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明では、第1経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第1包装部と、第2経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第2包装部と、前記第1包装部及び前記第2包装部を取り囲むように配置される装置フレームと、を備え、前記第1包装部と前記第2包装部は、それらの間に前記装置フレームを介在させることなく併設され、前記装置フレームは、水平方向のフレーム部材と鉛直方向のフレーム部材との間に架け渡される補強部材を備えたものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第1包装部と、
第2経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第2包装部と、
前記第1包装部及び前記第2包装部が隣接状態で取り付けられる少なくとも4本の鉛直フレームと、を備え、
前記鉛直フレームの上端部は、前記第1包装部と前記第2包装部の上方に位置する水平フレームで連結されている包装装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記鉛直フレームと前記水平フレームとの間には、補強部材が架け渡されている、
請求項1に記載の包装装置。
【請求項3】
前記第1包装部と前記第2包装部は、それぞれ、
帯状フイルムを繰り出すフイルム供給部と、
繰り出された前記帯状フイルムをシリンダに巻き付けてチューブ状に成形するフォーマと、
前記シリンダに巻き付けられたチューブ状フイルムの合わせ目をシールする縦シール部と、
前記シリンダに巻き付けられた前記チューブ状フイルムを下方に搬送するプルダウンベルトと、
前記プルダウンベルトの下方において、前記チューブ状フイルムを、水平方向にシールして、ピロー状の袋の天と地を同時にシールする横シール部と、を備えたものである、
請求項1又は2に記載の包装装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装装置と、前記水平フレーム上に載置され、前記第1経路及び前記第2経路に、それぞれ物品を排出する組合せ計量装置と、
を備える、計量包装システム。
【請求項5】
前記組合せ計量装置は、
上方から供給される物品を水平方向に放射状に分散させて搬送する分散供給部と、
分散供給部を取り囲むように配置される複数のホッパ群と、
ホッパ群の下方に配置され、組合せ選択されたホッパから排出される物品を下方へ案内する左右に分離された第1集合シュート及び第2集合シュートと、を備え、
前記分散供給部と前記ホッパ群のそれぞれの制御系統は、前記第1集合シュートに物品を排出する第1グループと、第2集合シュートに物品を排出する第2グループとに、それぞれ分離されている、
請求項4に記載の計量包装システム。
【請求項6】
前記第1集合シュートの排出口と前記第1経路、並びに、前記第2集合シュートの排出口と前記第2経路とは、同軸上に配置されている、
請求項5に記載の計量包装システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置から排出される物品を袋に投入してシールする包装装置、並びに、上段に組合せ計量装置を配置し、下段に前記包装装置を配置した計量包装システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
架台に組合せ計量装置を載せ、その下方に包装装置を配置して、組合せ計量装置から排出される物品を包装装置で包装するようにしたシステムとしては、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
この特許文献1のシステムでは、架台の占有面積が広くなるため、この架台を無くし、1台の包装装置の上に1台の組合せ計量装置を直に載せたものも開発されている。例えば下記特許文献2がそれである。
【0004】
また、2台の包装装置を隣接させる場合は、2台の組合せ計量装置を一体化させたものを用いるが、この場合には、併設された2台の包装装置上に、直に組合せ計量装置を載せることができないため、下記特許文献3に開示されるように、2台の包装装置に被さる櫓を構築し、その上に一体化された2台の組合せ計量装置を載せるようにしている。
【0005】
また、2台の組合せ計量装置を一体化する代わりに、下記特許文献4に開示されるように、1台の組合せ計量装置の集合シュートを二分割して、各集合シュートから2台の包装装置に物品を供給するようにしたものもある。この場合にも、櫓の上に組合せ計量装置を載せ、その櫓の下に2台の包装装置を併設している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-156462号公報
特開2019-001541号公報
特開2018-184192号公報
特開2020-153776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、隣接する包装装置に櫓を被せると、オペレータは、櫓の支持脚を避けながら作業することになるから、その支持脚が邪魔になる問題がある。また、包装装置をメンテナンスする場合は、包装装置を櫓の下から引き出して分解しなければならない場合があるため、メンテナンス要員にとっても、櫓が邪魔になる問題がある。
【0008】
本発明は、この問題を解決し、実質2台の包装装置の上部に組合せ計量装置を直に載せることのできる包装装置と、その包装装置と、その上に載せた組合せ計量装置とからなる計量包装システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明に係る包装装置は、
第1経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第1包装部と、
第2経路を介して投入される物品を袋に封入して包装する第2包装部と、
前記第1包装部及び前記第2包装部が隣接状態で取り付けられる少なくとも4本の鉛直フレームと、を備え、
前記鉛直フレームの上端部は、前記第1包装部と前記第2包装部の上方に位置する水平フレームで連結されている。
【0010】
これにより、第1包装部と第2包装部が取り付けられる4本の鉛直フレーム上の水平フレームに、1トン近い組合せ計量装置を直に載せることができる。したがって、広い設置スペースを必要とする架台や、支持脚が邪魔になる櫓を使用する必要がないから、一体化された実質2台の包装装置の周囲に障害物のない作業スペースを確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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