TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023078629
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021191847
出願日2021-11-26
発明の名称会議システム、会議サーバ、及び会議プログラム
出願人システムインテリジェント株式会社
代理人個人,個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20230531BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 複数の参加者が各々同時に資料を提示できる会議システムを提供する。
【解決手段】 複数の端末とサーバが通信回線を介して接続される会議システムであり、サーバが、会議室への入室が許可された参加者により使用される端末から動画を入力して会議室の画面を作成する画面作成部と、端末から音声を入力して会議室の音声を調整する音声処理部を備え、画面作成部が、入室が許可された参加者の人数にもとづき会議室の画面のレイアウトを作成する作成部、端末からの動画を表示するレイアウトにおける表示領域を決定する配置決定部、決定された表示領域に端末に対応する動画を表示させるユーザ表示部、及び、一又は複数の端末から送信されてきた差替依頼及び資料情報を入力すると、それぞれのユーザ端末に対応する表示領域に動画に替えて資料情報を表示させる個別切替部を有する。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
複数のユーザ端末と会議サーバが通信回線を介して接続される会議システムであって、
前記会議サーバが、会議室への入室が許可された参加者により使用される前記ユーザ端末から動画を入力して前記会議室の会議画面を作成する画面作成部と、前記ユーザ端末から音声を入力して前記会議室の音声を調整する音声処理部を備え、
前記画面作成部が、
前記入室が許可された参加者の人数にもとづき前記会議画面のレイアウトを作成するレイアウト作成部、
前記ユーザ端末から送信されてきた動画を表示する前記レイアウトにおける表示領域を決定する配置決定部、
前記レイアウトにおける決定された前記表示領域に前記ユーザ端末に対応する動画を表示させるユーザ表示部、及び、
一又は複数の前記ユーザ端末から送信されてきた差替依頼及び資料情報を入力すると、それぞれのユーザ端末に対応する前記表示領域に動画に替えて前記資料情報を表示させる個別切替部を有する
ことを特徴とする会議システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記画面作成部が、
一又は複数の前記ユーザ端末から送信されてきた、前記資料情報が表示された前記表示領域における選択情報を入力すると、当該ユーザ端末において前記資料情報を拡大して表示させ、当該ユーザ端末から送信されてきた、前記資料情報が拡大表示された領域における選択情報を入力すると、前記資料情報の拡大表示を終了して元の表示に戻す個別拡大部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1記載の会議システム。
【請求項3】
前記音声処理部が、
一又は複数の前記ユーザ端末から音声を入力すると、当該ユーザ端末に対応する前記表示領域の位置にもとづいて、ステレオの左右の音声の出力割合を設定する音声配置設定部、及び、
設定された前記出力割合にもとづいて、当該ユーザ端末から入力した音声をステレオ音声に変換して、参加者により使用される全ての前記ユーザ端末に送信するステレオ処理部を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の会議システム。
【請求項4】
複数のユーザ端末に通信回線を介して接続される会議サーバであって、
会議室への入室が許可された参加者により使用される前記ユーザ端末から動画を入力して前記会議室の会議画面を作成する画面作成部と、前記ユーザ端末から音声を入力して前記会議室の音声を調整する音声処理部を備え、
前記画面作成部が、
前記入室が許可された参加者の人数にもとづき前記会議画面のレイアウトを作成するレイアウト作成部、
前記ユーザ端末から送信されてきた動画を表示する前記レイアウトにおける表示領域を決定する配置決定部、
前記レイアウトにおける決定された前記表示領域に前記ユーザ端末に対応する動画を表示させるユーザ表示部、及び、
一又は複数の前記ユーザ端末から送信されてきた差替依頼及び資料情報を入力すると、それぞれのユーザ端末に対応する前記表示領域に動画に替えて前記資料情報を表示させる個別切替部を有する
ことを特徴とする会議サーバ。
【請求項5】
前記音声処理部が、
一又は複数の前記ユーザ端末から音声を入力すると、当該ユーザ端末に対応する前記表示領域の位置にもとづいて、ステレオの左右の音声の出力割合を設定する音声配置設定部、及び、
設定された前記出力割合にもとづいて、当該ユーザ端末から入力した音声をステレオ音声に変換して、参加者により使用される全ての前記ユーザ端末に送信するステレオ処理部を有する
ことを特徴とする請求項4記載の会議サーバ。
【請求項6】
複数のユーザ端末に通信回線を介して接続されるコンピュータにおいて実行される会議プログラムであって、
前記コンピュータを、
会議室への入室が許可された参加者により使用される前記ユーザ端末から動画を入力して前記会議室の会議画面を作成する画面作成部、及び、前記ユーザ端末から音声を入力して前記会議室の音声を調整する音声処理部として機能させると共に、
前記画面作成部を、
前記入室が許可された参加者の人数にもとづき前記会議画面のレイアウトを作成するレイアウト作成部、前記ユーザ端末から送信されてきた動画を表示する前記レイアウトにおける表示領域を決定する配置決定部、前記レイアウトにおける決定された前記表示領域に前記ユーザ端末に対応する動画を表示させるユーザ表示部、及び、一又は複数の前記ユーザ端末から送信されてきた差替依頼及び資料情報を入力すると、それぞれのユーザ端末に対応する前記表示領域に動画に替えて前記資料情報を表示させる個別切替部として機能させる
ことを特徴とする会議プログラム。
【請求項7】
前記音声処理部を、
一又は複数の前記ユーザ端末から音声を入力すると、当該ユーザ端末に対応する前記表示領域の位置にもとづいて、ステレオの左右の音声の出力割合を設定する音声配置設定部、及び、設定された前記出力割合にもとづいて、当該ユーザ端末から入力した音声をステレオ音声に変換して、参加者により使用される全ての前記ユーザ端末に送信するステレオ処理部として機能させる
ことを特徴とする請求項6記載の会議プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オンライン会議システムに関し、特に参加者によって使用される端末の画面に資料を表示させて会議が行われる会議システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
テレワークが一般化してきた昨今、社内会議や国際会議などを仮想空間内で開催し、それに参加し視聴するシステムが必要とされている。
会議への出席者は、各所からパーソナルコンピュータやタブレットなどの端末を使って参加し、その映像と音声が一カ所に集められて、適切に配置・選択され、完成した画像と音声がインターネットを経由して、自宅などの場所の端末に配信されるといったシステムが望まれ、様々な会議システムが既に実用化されている。
【0003】
会議システムにおいては、一般的に、説明を担当する参加者が、資料を他の参加者に提示して、それを見せながら会議を進行するということが行われている。その場合、会議の参加者全員の各端末画面に資料が表示され、全員で同じ資料を参照しながら会議が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-231428号公報
特開2014-220649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、会議の参加者全員が同じ資料を参照して会議を行うように会議システムが構成されている理由は、実際の会議室における会議と同様のことが行えるようにされたものと考えられる。
しかしながら、コンピュータなどを用いた会議システムの場合、そのような実際の会議室での形態にこだわる必要はなく、より一層会議をし易いものとすることができれば望ましい。
【0006】
そこで、本発明は、会議システムにおいて、参加者のそれぞれが、同時に資料提示を行えることを可能とした。
具体的には、会議システムでは、参加者のそれぞれに対応する表示領域が設定されており、その表示領域に参加者の画像が表示されるが、その画像に替えて、各参加者が自身の提示したい資料の画像を表示可能とした。
【0007】
これにより、参加者は、それぞれが見せたい資料を他の参加者に同時に提示することができ、それらを参照しつつ会議を進めることが可能となった。
また、各表示領域をクリックすることで、各資料の画像を拡大及び縮小できるようにして、同時に提示された各資料を、それぞれの参加者が端末画面で個別に詳細に参照することも可能とした。
【0008】
このような会議システムによれば、参加者の一人が資料を他の参加者に提示して会議が行われ、主としてその参加者の話をじっと聞くという従来の一般的な会議のみならず、複数の参加者がそれぞれ同時に資料を提示し、かつ、それらに対して議論を行うといった、これまでのオンライン会議システムでは見られない会議を実施することが可能となる。
【0009】
ところで、このように参加者が議論を行う会議システムにおいては、参加者全員が同時に発話した場合でも、それらを聞き分けて会議ができるようにすることがさらに望ましい。
しかしながら、従来の会議システムにおいては、例えば一人の発話者の表示領域を強調表示することなどによって、発話者が誰であるかを示すものは存在しているものの、複数の参加者が同時に発話した場合は、誰が話しているのかを聞き分けることが困難な場合があった。
【0010】
そこで、本発明者はさらに鋭意研究して、端末の画面上における参加者の表示領域の位置にもとづいて、ステレオ音声における左右の音量を調整し、音声が聞こえてくる方向を擬似的に参加者の表示位置に対応するように設定することを可能にした。
これによって、複数の参加者が同時に発話した場合に、その音声が聞こえてくる方向を認識できるようにし、参加者の音声を区別して聞き取り易くすることができた。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
通話装置
1か月前
個人
挿耳装置
1か月前
個人
メガホン
14日前
個人
暗号化記憶媒体
1か月前
個人
非常時の情報伝達システム
1か月前
個人
イラストの著作権保護方法
1か月前
シャープ株式会社
調理器
7日前
船井電機株式会社
表示装置
21日前
富士通株式会社
光送信装置
1か月前
富士通株式会社
光受信装置
1か月前
船井電機株式会社
表示装置
12日前
キヤノン株式会社
表示装置
1か月前
リオン株式会社
補聴器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
太陽誘電株式会社
振動発生装置
1か月前
日本無線株式会社
通信システム
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
株式会社パロマ
リモコン
1か月前
シャープ株式会社
撮像装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
キヤノン電子株式会社
照明付スピーカー
1か月前
株式会社小野測器
音響校正器
19日前
個人
翻訳字幕付きビデオチャットシステム
1か月前
株式会社日立国際電気
通信システム
1か月前
沖電気工業株式会社
受光回路
7日前
個人
携帯端末機器用スタンド
4日前
株式会社小野測器
音響校正器
19日前
株式会社JVCケンウッド
端末装置
1か月前
株式会社JMC
映像音声配信用セット
21日前
マスプロ電工株式会社
光信号計測装置
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
2か月前
三菱電機株式会社
送信機
1か月前
株式会社村田製作所
スイッチ回路
1か月前
株式会社ネットアプリ
飲料用演出グラス
2か月前
日本無線株式会社
復調器および復調方法
27日前
株式会社ネットアプリ
飲料用演出グラス
1か月前
続きを見る