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公開番号2023078593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021191789
出願日2021-11-26
発明の名称空気除菌装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類A61L 9/20 20060101AFI20230531BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】空気の除菌効率の向上と紫外線の遮蔽を両立できる空気除菌装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の空気除菌装置1は、吸気口14と、排気口18と、吸気口14と排気口18との間に配置される処理部16と、吸気口14と処理部16との間及び処理部16と排気口18との間に配置される遮蔽部15、17と、を有する筐体10と、処理部16に配置され、吸気口14から吸い込まれた空気に紫外線を照射して除菌する光源と、筐体10の処理部16における内面に配置され、紫外線を処理部16内で反射させる反射部材30と、遮蔽部15、17に配置され、吸気口14及び排気口18から紫外線が漏れ出ることを遮蔽する遮蔽部材50と、を有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸気口と、排気口と、前記吸気口と前記排気口との間に配置される処理部と、前記吸気口と前記処理部との間及び前記処理部と前記排気口との間に配置される遮蔽部と、を有する筐体と、
前記処理部に配置され、前記吸気口から吸い込まれた空気に紫外線を照射して除菌する光源と、
前記筐体の前記処理部における内面に配置され、前記紫外線を前記処理部内で反射させる反射部材と、
前記遮蔽部に配置され、前記吸気口及び前記排気口から前記紫外線が漏れ出ることを遮蔽する遮蔽部材と、を有する空気除菌装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記筐体は、一端側に前記吸気口を有し、他端側に前記排気口を有し、
前記処理部は、前記一端側から前記他端側に沿う筐体軸方向に前記空気を流す、請求項1記載の空気除菌装置。
【請求項3】
前記遮蔽部材は、前記筐体軸方向に直交する面を有し、前記筐体軸方向に対して蛇行させて前記空気を流す少なくとも一枚の遮蔽板である、請求項2記載の空気除菌装置。
【請求項4】
前記筐体は、前記筐体軸方向に沿う面であり、対向する一対の内面を有し、
前記遮蔽板は、前記筐体軸方向に沿って、各前記一対の内面に互い違いに固定される複数枚の前記遮蔽板である、請求項3記載の空気除菌装置。
【請求項5】
前記筐体軸方向に隣接する前記遮蔽板は、前記筐体軸方向視で一部が重なり合う、請求項4記載の空気除菌装置。
【請求項6】
前記吸気口又は前記排気口に前記配置されるファンをさらに備え、
前記ファンに近接する側の一方の前記遮蔽部に配置される前記遮蔽部材は、他方の前記遮蔽部に配置される前記遮蔽部材よりも少ない、請求項4記載の空気除菌装置。
【請求項7】
前記吸気口に配置され、回転軸方向に沿う幅方向を有する羽を有する遠心ファンをさらに備え、
前記遮蔽部に形成される前記空気の流路幅は、前記羽の幅方向長さ以上である、請求項4記載の空気除菌装置。
【請求項8】
前記回転軸は、前記一対の内面の対向方向に沿って伸び、
前記筐体軸方向に隣接する前記遮蔽板同士の間隔、及び固定された一方の前記一対の内面に対向する他方の前記一対の内面と前記遮蔽板との間隔が、前記羽の幅方向長さ以上である、請求項7記載の空気除菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気除菌装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、処理対象となる空気に紫外線を照射して除菌する空気除菌装置が知られている。この空気除菌装置は、筐体内に、紫外線照射手段が配置された除菌流路と、除菌流路に外気を取り込むファンと、を備える。空気除菌装置は、除菌流路内で紫外線を照射することにより空気を除菌し、筐体から排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3232435号公報
特許第6878663号公報
特許第6964360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空気の除菌効率を向上するためには、空気に紫外線を照射する時間が長いことが求められる。このため、空気除菌装置においては、紫外線を照射する流路を蛇行させる等して、流路を長くすることが好ましい。また、紫外線は人体に有害であるため、空気除菌装置の外部に紫外線が漏れ出さないよう遮蔽するための構造物を設ける必要がある。しかしながら、筐体内の限られた空間に空気を蛇行させるための構造物を設け、かつ遮蔽するための構造物を設けることは、空気の流路断面を小さくし、通風抵抗を増加させてしまう虞がある。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、空気の除菌効率の向上と紫外線の遮蔽を両立できる空気除菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の空気除菌装置は、上述した課題を解決するために、吸気口と、排気口と、前記吸気口と前記排気口との間に配置される処理部と、前記吸気口と前記処理部との間及び前記処理部と前記排気口との間に前記配置される遮蔽部と、を有する筐体と、前記処理部に前記配置され、紫外線を照射して前記空気を除菌する光源と、前記筐体の前記処理部における内面に前記配置され、前記紫外線を前記処理部内で反射させる反射部材と、前記遮蔽部に前記配置され、前記吸気口及び前記排気口から前記紫外線が漏れ出ることを遮蔽する遮蔽部材と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の空気除菌装置においては、空気の除菌効率の向上と紫外線の遮蔽を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の空気除菌装置の一実施形態を示す外観斜視図。
空気除菌装置の分解斜視図。
図1のIII-III線に沿う縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の空気除菌装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本開示の空気除菌装置の一実施形態を示す外観斜視図である。
図2は、空気除菌装置1の分解斜視図である。
図3は、図1のIII-III線に沿う縦断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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