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公開番号2023078548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021191715
出願日2021-11-26
発明の名称無線操作ユニットを備える画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 29/46 20060101AFI20230531BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 無線操作ユニットによって無線通信を介して操作可能な画像形成装置において、画像形成装置の設置状況によっては、画像形成装置から離れた位置に居るオペレータはパトランプを視認することが困難な場合があった。
【解決手段】 パトランプに加えて無線操作ユニットにも画像形成装置にジャムが発生していることを示す発光部を設ける。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
用紙に画像形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットに画像形成を実行させるための実行信号を受信する受信部と、
搬送路の用紙を検知する複数の検知手段と、
前記複数の検知手段による用紙の検知状態に基づいて、前記搬送路においてジャムが発生しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によってジャムが発生していると判定されたことに応じて点灯するパトランプユニットと、
前記受信部と無線通信接続され、ユーザによって操作される無線操作ユニットと、を備え、
前記無線操作ユニットは、
前記実行信号を前記受信部に送信するためにユーザによってタッチされる実行アイコンを表示するタッチパネルと、
前記タッチパネルに表示された前記実行アイコンがタッチされたことに応じて、前記受信部に無線通信を介して前記実行信号を送信する送信部と、
前記パトランプが点灯したことに応じて点灯する発光部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記パトランプユニットは、第1の点灯部と当該第1の点灯部とは異なる色で点灯する第2の点灯部とを有し、
前記発光部は、第1の発光部と当該第1の発光部とは異なる色で発光する第2の発光部とを有し、
前記第1の点灯部は前記判定手段によってジャムが発生していると判定されたことに応じて点灯し、前記第2の点灯部は前記画像形成ユニットが入力ジョブに基づく画像形成を実行中である旨を報知するために点灯し、
前記第1の発光部は前記第1の点灯部が点灯したことに応じて発光し、前記第2の発光部は前記第2の点灯部が点灯してことに応じて発光する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記無線通信は、Wi-Fiダイレクト通信であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記パトランプユニットは前記画像形成装置の外装カバーに対してネジによって着脱可能に固定されている、ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作ユニットによって無線通信で操作をすることができる画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、商業印刷業界を中心に、オンデマンド印刷(あるいは、プリントオンデマンド、PODなど)と呼ばれる電子写真技術等を用いたデジタル印刷技術が一般的になってきている。オンデマンド印刷では、オペレータがクライアントPCにて、顧客から提供された入稿データのチェックや画像形成装置の設定を行い、印刷物を出力して顧客が求める納期に合わせて納品する。オペレータが印刷物を出力する作業過程における業務支援として、クライアントPCのプリンタドライバアプリケーション等を使い、それぞれの画像形成装置の状態(印刷の進捗、用紙残量、トナー残量等)を確認することができる技術が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
また、一方で画像形成装置には、オペレータに紙詰まりや用紙切れ、トナー切れ等の装置の状態を通知するために、パトランプ等の状態を表示する手段を備えているものがある(特許文献2参照)。一般的にパトランプは複数の点灯部を有しており、各点灯部は異なる色を点灯する。例えば3つの点灯部を有するパトランプである場合、上段が赤点灯でエラーを通知し、中段が黄色点灯でワーニングを通知、下段が緑点灯で入力ジョブに基づく画像形成を実行中である旨を通知する。
【0004】
オペレータは画像形成装置のパトランプが黄色点灯(ワーニング)している場合、ワーニングの内容かを確認するために、プリンタドライバアプリから画像形成装置の状態を確認したり、画像形成装置の操作部で確認したりする。オペレータはワーニング内容を確認後、用紙残量が少ない状態であった場合は補給する用紙を用紙置き場まで取りに行き、用紙を補給する。
【0005】
このようにオペレータは、パトランプの状態通知に基づき装置オペレーションを行い、顧客の求める印刷物の仕上がり品質と納期に対応する責務を負っている。そのため状態通知を見逃して用紙補充のタイミングが遅れるなど問題が発生するリスクを最小化することが求められている。このリスクを最小化する為に状態通知装置の設置自由度を高めて、使い勝手良くする提案されているものがある。(特許文献3参照)
これは、状態通知装置をプリンタ本体とは分離したワイヤレス構成としたものである。設置自由度を高めて、状態通知を確認しやすい場所に設置することが可能になっている。状態通知手段の設置状態が物理的に固定化されていることが業務遂行における制約となっており、物理配置の制約解消が技術的進化の方向性として提案されている事例である。また、操作を携帯端末経由で行える装置構成も場所を選ばず操作可能にするといった物理的制約からユーザを開放するユースケースとして一般的になりつつある。
【0006】
このように、商業印刷業界においては、オペレータの業務支援を行うための機能や仕組みを備えたオンデマンド印刷装置が求められており、装置提供者にとって差別化ポイントの一つになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-235755号公報
特開2005-131812号公報
特開2018-34310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
例えば、中規模以上の商業印刷サービス提供会社では、複数台の画像形成装置を稼働させている。画像形成装置の全長は10mを超えることも珍しくなく、設置するフロアの構造によって、設置箇所に様々な工夫がなされている。オペレータは、例え画像形成装置がパトランプを有していようとも、自分が対応している画像形成装置のパトランプを視認できる位置に居るとは限らない。他の画像形成装置が障害となり、自身が対応している画像形成装置のパトランプを視認することが困難な場合もあれば、フロアの柱等が邪魔して視認が困難となる場合もある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、画像形成装置から離れた場所において、パトランプによる異常の報知に加えて、操作ユニットによっても異常を報知することによって、オペレータへの異常通知の確実性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る画像形成装置は、用紙に画像形成する画像形成ユニットと、前記画像形成ユニットに画像形成を実行させるための実行信号を受信する受信部と、搬送路の用紙を検知する複数の検知手段と、前記複数の検知手段による用紙の検知状態に基づいて、前記搬送路においてジャムが発生しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によってジャムが発生していると判定されたことに応じて点灯するパトランプユニットと、前記受信部と無線通信接続され、ユーザによって操作される無線操作ユニットと、を備え、前記無線操作ユニットは、前記実行信号を前記受信部に送信するためにユーザによってタッチされる実行アイコンを表示するタッチパネルと、前記タッチパネルに表示された前記実行アイコンがタッチされたことに応じて、前記受信部に無線通信を介して前記実行信号を送信する送信部と、前記パトランプが点灯したことに応じて点灯する発光部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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