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公開番号2023077984
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-06
出願番号2021191527
出願日2021-11-25
発明の名称光学系およびそれを有する撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 13/00 20060101AFI20230530BHJP(光学)
要約【課題】 大口径かつ小型レンズでありながら、所望の波長領域において特にゴーストを低減できる光学系を実現することである。
【解決手段】 光学系OLは、前方レンズ群Lと、前方レンズ群Lの像側に配置された負レンズGnからなる。光学系OLの焦点距離、負レンズGnの焦点距離、負レンズGnの物体側のレンズ面の有効径をD、軸上光束を決定する開口絞りの径をST、負レンズGnの物体側レンズ面の光線有効領域のうち最も端部に位置する点から前記負レンズGnの光軸上の点までの光軸上の距離は所定の条件式を満足する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
前方レンズ群と、前記前方レンズ群の像側に配置された負レンズGnからなる光学系であって、
前記光学系の焦点距離をf、前記負レンズGnの焦点距離をfn、前記負レンズGnの物体側のレンズ面の有効径をD、軸上光束を決定する開口絞りの径をST、前記負レンズGnの物体側レンズ面の光線有効領域のうち最も端部に位置する点から前記負レンズGnの光軸上の点までの光軸上の距離をSAG1とするとき、
-10.0<fn/f<-0.7
0.9<D/ST<1.4
-0.50<SAG1/f<-0.16
成る条件式を満足することを特徴とする光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記負レンズGnの像側のレンズ面の光線有効領域のうち最も端部に位置する点から前記負レンズGnの像側のレンズ面の光軸上の点までの光軸上の距離をSAG2とするとき、
-0.35<-SAG2/f<0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。
【請求項3】
前記負レンズGnの像側のレンズ面の曲率半径をGnR2とするとき、
0.5<GnR2/f<10
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の光学系。
【請求項4】
前記光学系の最も物体側のレンズ面の面頂点から、像面までの光軸上の空気換算距離をTdとするとき、
0.1<Td/f<2.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項5】
前記開口絞りの前後に配置されたレンズの面頂点同士の間隔をSTdとするとき、
0<STd/f<0.15
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項6】
前記負レンズGnの像側のレンズ面から像面までの光軸上の空気換算距離をskd、前記開口絞りから像面までの光軸上の空気換算距離をSLとするとき、
0.05<skd/SL<0.15
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項7】
前記負レンズGnの屈折率をNdGnとするとき、
1.45<NdGn<1.70
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項8】
前記負レンズGnの材料の比重(g/mm

)をgGnとするとき、
0.6<gGn<1.7
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項9】
前記光学系の最も物体側に配置されたレンズG1のシェイプファクターをSF1とするとき、
0.08<SF1<12.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の光学系。
【請求項10】
前記光学系の最も物体側に配置されたレンズG1の焦点距離をf1、前記光学系において物体側から数えて2番目のレンズG2の焦点距離をf2とするとき、
0.6<|f1/f2|<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学系等に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ、ウェアラブルデバイス用カメラ、モバイルデバイス用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高性能かつ小型な光学系が求められている。さらに、暗所でも撮影ができるように、Fナンバーが小さい(明るい)光学系が求められている。
【0003】
ただし、明るい光学系は大口径化し易く、軽量化が困難である問題があった。特許文献1には、8枚構成のF値2.0の小型な光学系が開示されている。特許文献1の光学系では、光学系を小型化するためにガラス材料を用いている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-106159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の光学系では、最も像側の負レンズの屈折力および形状が適切ではないため、さらにF値を明るくしていくと収差補正および小型化が困難となる。
【0006】
そこで本発明は、明るい光学系でありながらも、小型軽量で光学性能が良好である光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光学系は、前方レンズ群と、前記前方レンズ群の像側に配置された負レンズGnからなる光学系であって、前記光学系の焦点距離をf、前記負レンズGnの焦点距離をfn、前記負レンズGnの物体側のレンズ面の有効径をD、軸上光束を決定する開口絞りの径をST、前記負レンズGnの物体側レンズ面の光線有効領域のうち最も端部に位置する点から前記負レンズGnの光軸上の点までの光軸上の距離をSAG1とするとき、
-10.0<fn/f<-0.7
0.9<D/ST<1.4
-0.50<SAG1/f<-0.16
成る条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、大口径かつ小型レンズでありながら、所望の波長領域において特にゴーストを低減できる光学系を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の光学系のレンズ断面図である。
実施例1の光学系の収差図である。
実施例2の光学系のレンズ断面図である。
実施例2の光学系の収差図である。
実施例3の光学系のレンズ断面図である。
実施例3の光学系の収差図である。
実施例4の光学系のレンズ断面図である。
実施例4の光学系の収差図である。
実施例5の光学系のレンズ断面図である。
実施例5の光学系の収差図である。
撮像装置を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の光学系及びそれを有する撮像装置の実施例について、添付の図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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