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公開番号2023077932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-06
出願番号2021191441
出願日2021-11-25
発明の名称電子機器及びその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/60 20230101AFI20230530BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 撮像素子の駆動切り替えの応答性を向上すること。
【解決手段】 撮像素子と、前記撮像素子の駆動方法の切り替えを伴う指示を入力する入力手段と、前記指示の入力に伴って、予め決められた条件に基づいて、前記撮像素子の駆動方法を、第1の切替方法と第2の切替方法のいずれかにより切り替える制御手段を有し、前記第1の切替方法では、前記指示の入力に伴って前記撮像素子を待機状態にして駆動方法を切り替え、前記第2の切替方法では、予め決められたフレームレートで前記撮像素子を駆動しながら、前記指示が入力された後の次にフレームが切り替わるタイミングで前記撮像素子の駆動方法を切り替える。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子と、
前記撮像素子の駆動方法の切り替えを伴う指示を入力する入力手段と、
前記指示の入力に伴って、予め決められた条件に基づいて、前記撮像素子の駆動方法を、第1の切替方法と第2の切替方法のいずれかにより切り替える制御手段を有し、
前記第1の切替方法では、前記指示の入力に伴って前記撮像素子を待機状態にして駆動方法を切り替え、
前記第2の切替方法では、予め決められたフレームレートで前記撮像素子を駆動しながら、前記指示が入力された後の次にフレームが切り替わるタイミングで前記撮像素子の駆動方法を切り替える
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記撮像素子の駆動方法を切り替える前のフレームレートが予め決められた第1の閾値よりも低い場合に前記第1の切替方法により切り替えを行い、前記第1の閾値以上である場合に、前記第2の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記撮像素子の駆動方法を切り替える前のフレームレートが予め決められた第1の閾値よりも低く、かつ、前記指示が入力されたタイミングが、前記次にフレームが切り替わるタイミングから予め決められた第2の閾値よりも前の場合に前記第1の切替方法により切り替えを行い、それ以外の場合に、前記第2の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記指示は、ライブビューを行っているときの動画記録の指示と、ライブビューを行っているときの静止画撮影の指示とを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
複数の表示部を更に有し、
前記制御手段は、前記指示が画像を表示する表示部を変更する指示である場合、前記駆動方法の切り替え時に、前記表示部に画像の表示を行わない設定の場合、前記指示が、画角の変化を伴う指示である場合、被写体の明るさが予め決められた明るさよりも明るいと判断された場合の少なくともいずれか1つの条件に該当する場合に、前記第1の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記条件のいずれにも該当しない場合に、前記第2の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記制御手段は、被写体の明るさが予め決められた明るさよりも明るく、かつ、前記指示が入力されたタイミングが、前記次にフレームが切り替わるタイミングから予め決められた第2の閾値以内の場合に前記第2の切替方法により切り替えを行い、被写体の明るさが予め決められた明るさよりも暗い場合、または、前記指示が入力されたタイミングが、前記次にフレームが切り替わるタイミングから前記第2の閾値よりも前の場合に、前記第1の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記制御手段は、動画記録中に、異なる解像度での動画記録に切り替える場合に、前記第2の切替方法により切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
撮像素子の駆動方法の切り替えを伴う指示の入力に応じて、予め決められた条件に基づいて、前記撮像素子の駆動方法を、第1の切替方法と第2の切替方法のいずれかにより切り替える切り替え工程を有し、
前記第1の切替方法では、前記指示の入力に伴って前記撮像素子を待機状態にして駆動方法を切り替え、
前記第2の切替方法では、予め決められたフレームレートで前記撮像素子を駆動しながら、前記指示が入力された後のフレームが切り替わるタイミングで前記撮像素子の駆動方法を切り替える
ことを特徴とする電子機器の制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、撮像素子を除く請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及びその制御方法に関し、特に電子機器に含まれる撮像素子の駆動切替技術に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルカメラや、カメラ機能を備えた電子機器(以下、まとめて「撮像装置」と呼ぶ。)には、ライブビュー(LV)モード、動画撮影モード、静止画撮影モードを有するものがある。
【0003】
LVモードは、撮像素子から出力された画像信号に対する現像処理を行うことで得られる画像を表示装置に一定のフレームレートで表示させる撮影モードである。
【0004】
動画撮影モードは、撮像素子から出力された画像信号に対する現像処理を行うことで得られる一定のフレームレートの動画を記録メディアに記録する撮影モードである。動画撮影モードで記録される動画データには、例えば、高精細な4Kや、通常のFHD(Full High Definition)等の記録サイズが存在する。また、記録するフレームレートとして、60fpsや30fps等が存在する。
【0005】
静止画撮影モードは、撮像素子から出力された画像信号に対する現像処理を行うことで得られる静止画を記録メディアに記録する撮影モードである。静止画撮影モードでは、静止画の記録サイズを選択することができる、例えば、24Mピクセルの撮像素子であれば、24Mピクセルでの記録や12Mピクセルでの記録等が存在する。
【0006】
通常、LV画像と動画や静止画では画像データの解像度が異なるため、撮像素子の駆動方法が異なる。そのため、撮影モードを変更する際に、撮像素子の駆動方法を変更するための駆動切替が発生する。
【0007】
例えば、LVモードから動画撮影モードに切り替える場合、LVモードで駆動中の撮像素子からの画像データの出力を一旦停止し、動画撮影モードでの駆動に撮像素子を切り替えたあと、再度撮像素子から画像データを出力する。このため、表示装置には前フレームの画像が表示されたり、画像データが存在しなくなるために黒画像等の固定色表示が行われたりする。
【0008】
特許文献1では、撮像素子内のメモリに画像データを格納し、メモリから画像を読み出す構成とし、駆動切替時には欠陥フレームとなる画像データの格納を停止して、駆動切替前の画像データを読み出すことが開示されている。
【0009】
また、特許文献2では、動画撮影中に静止画撮影が指示された場合に、動画撮影のブランキング期間中に静止画撮影を行うことで、表示がストップしている状態(フレームストップ)を回避する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2015-186234号公報
特開2020-184699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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