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公開番号2023077689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-06
出願番号2021191063
出願日2021-11-25
発明の名称サーバ
出願人個人
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20230530BHJP(計算;計数)
要約【課題】、配信された興行の映像に映っている演者について、当該演者を識別可能な情報が提供されていない場合であっても、観客が「おひねり」等の利益を当該演者に付与可能な手段を提供すること。
【解決手段】本発明の興行映像表示プログラムは、表示装置3に、舞台TSで演じる1以上の演者Aが撮影された興行映像をサーバ2から受信可能な興行映像受信ステップと、興行映像のうち画面34に表示中の表示映像Dから指定された指定部分Pが1以上の演者Aのいずれかである場合に、指定部分Pに対応する演者Aに利益を付与可能な利益付与ステップと、を実行させることが可能である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
表示装置に、
舞台で演じる1以上の演者が撮影された興行映像を外部の装置から受信可能な興行映像受信ステップと、
前記興行映像のうち画面に表示中の表示映像から指定された指定部分が前記1以上の演者のいずれかである場合に、前記指定部分に対応する前記演者に利益を付与可能な利益付与ステップと、
を実行させることが可能な興行映像表示プログラム。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記興行映像は、全方位カメラによって撮影された映像であり、
前記プログラムは、前記表示装置に、前記興行映像から前記画面に表示させる前記表示映像の表示倍率及び画角の指定操作を受付可能な表示条件指定ステップをさらに実行させることが可能である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
観客席が常設されていない公演会場に設置される全方位カメラと、
請求項1又は2に記載のプログラムを実行可能な表示装置と、
前記表示装置とネットワークで接続されているサーバと、
を備え、
前記サーバは、
前記全方位カメラによって撮影された興行映像を前記表示装置に配信可能な配信部と、
前記表示装置から受信した前記利益を特定通貨での利益に換算し、換算後の利益を前記1以上の演者のそれぞれに割り当て可能な利益割当部と、
を有する、興行映像配信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、興行映像表示プログラム及び興行映像配信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
演劇、音楽ライブ、舞踏の公演、及びスポーツの試合等によって例示される観客に娯楽を提供する興行において、従来、公演会場にいる観客から演者、選手等に金銭等の「おひねり」(「御捻り」「紙捻り」「ご祝儀」「投げ銭」等とも称する。)を渡すことが行われている。観客は、「おひねり」を渡すことを介して、興行において得られた感動への感謝の気持ちを演者、選手等に伝え得る。また、「おひねり」を渡された演者、選手等は、「おひねり」を介して観客の感動と感謝の気持ちとを実感し、観客との関係性であるエンゲージメントを高め得る。
【0003】
「おひねり」を渡すことに関し、特許文献1は、選手の試合を観戦した観客による、選手に対するおひねり及び感動に関する情報の少なくとも1つを含む入力情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した入力情報を選手ごとに評価する評価手段と、前記評価手段によって評価された評価情報を外部へ提供する提供手段とを備えることを特徴とするサーバ装置を開示している。特許文献1は、入力情報として、選手ごとに表示されるボタンが押下されたときに表示される入力画面を介して入力される情報等を示している。
【0004】
特許文献1の発明は、スポーツの選手又はチームに対する「おひねり」を好適に徴収しつつ、観客が受けた感動を評価し、当該選手等の影響度を評価して外部へ発信し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-174134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、興行に関し、観客が利用するスマートフォン、タブレット端末、及びパーソナルコンピュータ等によって例示される表示装置へ興行の映像を配信することが行われている。興行の映像を配信することにより、観客は、興行会場と異なる場所で興行を楽しみ得る。また、興行の映像を配信することにより、興行の主催者は、会場の定員、興行に係る費用面、安全面、衛生面等による制限に縛られることなく、興行を観る楽しみを多数の観客に提供し得る。
【0007】
特許文献1の発明は、スポーツの試合を観戦した観客から「おひねり」を好適に徴収し得るものの、興行の映像を配信する点において、さらなる改良の余地がある。
【0008】
また、特許文献1の発明では、選手ごとに表示されるボタンを介して「おひねり」に係る入力情報を入力する。ここで、スポーツにおいては、審判等がスポーツに関する裁定を円滑に行うことを助ける等の目的のため、通常、選手を識別可能な情報が提供される。このような情報として、例えば、ユニフォーム及びトランクス等の選手が身につけるものが含む背番号、選手名、及びデザイン等、並びに、選手がいるコートサイド等が挙げられる。観客は、選手を識別可能な情報を用いて、選手たちを識別し、選手ごとに表示されるボタンを介して「おひねり」に係る入力情報を入力し得る。
【0009】
しかしながら、演劇、音楽ライブ、及び舞踏の公演等によって例示される舞台で行われる興行を楽しむ場合においては、スポーツの観戦と異なり、選手に相当する演者を識別可能な情報が必ずしも提供されるとは限らない。これにより、舞台で行われる興行を楽しむ観客は、演者を識別することに困難を生じ得る。
【0010】
したがって、特許文献1の発明を用いて、舞台で行われる興行を行う演者に「おひねり」を渡そうとすると、観客は、演者の演技等に感動した場合に、当該演技等を行った演者及び/又は当該演者に対応するボタンを識別できず、演者ごとに表示されるボタンを介して「おひねり」を渡せないリスクが生じ得る。
(【0011】以降は省略されています)

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