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公開番号2023077413
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2022186130
出願日2022-11-22
発明の名称電気ボックス
出願人北京図森智途科技有限公司
代理人個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20230529BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電源と電気機器との間に接続し、電気機器への冗長給電をサポートする電気ボックスを提供する。
【解決手段】電気ボックス200は、その一端に位置する第1電力入力インタフェース213及びその他端に位置する第1電力出力インタフェース215を含む第1回路と、その一端に位置する第2電力入力インタフェース223及びその他端に位置する第2電力出力インタフェース225を含む第2回路と、第1回路及び第2回路に電気的に接続され、且つ、その一端に位置する第3電力出力インタフェース262を含む第3回路と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
その一端に位置する第1電力入力インタフェース及びその他端に位置する第1電力出力インタフェースを含む第1回路と、
その一端に位置する第2電力入力インタフェース及びその他端に位置する第2電力出力インタフェースを含む第2回路と、
前記第1回路及び第2回路に電気的に接続され、且つ第3電力出力インタフェースを含む、
ことを特徴とする電気ボックス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1回路及び第2回路のうちの少なくとも1つは、少なくとも2つの導電体及び前記少なくとも2つの導電体に電気的に接続される保護素子を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気ボックス。
【請求項3】
前記導電体は、表面が錫メッキされた銅バーを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の電気ボックス。
【請求項4】
前記第1回路は、少なくとも2つの導電体を含み、一方の導電体の一端には第1電力入力インタフェースが形成され、他方の導電体の一端には第1電力出力インタフェースが形成され、又は、
前記第2回路は、少なくとも2つの導電体を含み、一方の導電体の一端には第2電力入力インタフェースが形成され、他方の導電体の一端には第2電力出力インタフェースが形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の電気ボックス。
【請求項5】
前記第3回路は、少なくとも第1導電体、第2導電体及びセキュリティボックスを含み、
前記第1導電体の一端は前記第1回路に電気的に接続され、他端は前記セキュリティボックスに電気的に接続され、
前記第2導電体の一端は前記第2回路に電気的に接続され、他端は前記セキュリティボックスに電気的に接続される、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の電気ボックス。
【請求項6】
前記セキュリティボックスは、
前記第1導電体の前記他端に電気的に接続される第1保護素子と、
前記第2導電体の前記他端に電気的に接続される第2保護素子と、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の電気ボックス。
【請求項7】
前記セキュリティボックスは、
前記第1導電体の前記他端に電気的に接続される第1逆流防止素子と、
前記第2導電体の前記他端に電気的に接続される第2逆流防止素子と、を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の電気ボックス。
【請求項8】
前記セキュリティボックスは、
前記第1逆流防止素子及び第2逆流防止素子のそれぞれにいずれも電気的に接続される保護素子を更に含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の電気ボックス。
【請求項9】
前記第3回路は、電圧変換器を更に含み、前記電圧変換器の入力と出力はいずれも前記セキュリティボックスに電気的に接続され、前記電圧変換器は、入力と異なる電圧を出力で提供するように構成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の電気ボックス。
【請求項10】
その一端に位置する第3電力入力インタフェース及びその他端に位置する第4電力出力インタフェースを含む第4回路を更に含み、
前記第4回路は、少なくとも2つの導電体及び前記少なくとも2つの導電体に電気的に接続されるスイッチ素子を更に含む、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の電気ボックス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は電気ボックスに関し、特に車両用電気ボックスに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
車両は、様々な用途に適用され、電力を必要とする様々な機器(即ち電気機器)を含み得る。例えば、安全上、運転支援又は自動運転の促進などの目的として、車両には様々なセンサを搭載することができ、車両に搭載されるセンサは車両周辺の様々な側面のセンサデータを取得することができる。センサデータの処理を容易にするために、車両に計算装置を取り付けることもでき、センサデータの処理結果は、自動車を安全に操作して走行させるために使用することができる。センサデータを取得して処理するために、車両内のセンサ、計算装置及びその他の機器に電力が必要である。車両の安全のために、電源が故障した場合の電気機器の電力供給問題を考慮する必要がある。
【発明の概要】
【0003】
本開示は、電源と電気機器との間に接続し、電気機器への冗長給電をサポートすることができる電気ボックスを提供する。
【0004】
本開示の一態様は、その一端に位置する第1電力入力インタフェース及びその他端に位置する第1電力出力インタフェースを含む第1回路と、その一端に位置する第2電力入力インタフェース及びその他端に位置する第2電力出力インタフェースを含む第2回路と、前記第1回路及び第2回路に電気的に接続され、且つ第3電力出力インタフェースを含む第3回路と、を含む電気ボックスを提供する。
【0005】
本開示の別の態様は、第1電源の電力を第1グループの電気機器に供給するように構成される第1回路と、第2電源の電力を第2グループの電気機器に供給するように構成される第2回路と、第1電源及び第2電源の電力を第3グループの電気機器に供給するように構成される第3回路と、を含む電気ボックスを提供する。
【0006】
本開示により提供される電気ボックスは、電気機器への冗長給電をサポートするために複数の電源の電力を電気機器に供給することができる複数の回路を含む。1つの電源が故障した場合、電気ボックスは、前記電気機器を含む装置が安全に動作し続けることを保証するために、別の電源の電力を電気機器に供給することができる(例えば、前記電気機器を含む車両が安全に運転し続けるか、又は、安全位置まで運転するのに十分な時間がある)。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図面は、例示的に実施例を示して明細書の一部を構成しており、明細書の文字記載とともに実施例の例示的な実施形態を説明する。無論、以下に説明される図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとっては、創造的な労働をするせずに、これらの図面を元に他の図面を得ることもできる。全ての図面において、同じ符号は類似しているが必ずしも同一ではない要素を示している。
例示的な実施例による電気ボックスの構成を示す模式図である。
例示的な実施例による電気ボックスを介して電源から電気機器に給電する模式図である。
別の例示的な実施例による電気ボックスの構成を示す模式図である。
例示的な実施例による電気ボックスのカバープレートの取り付けプロセスを示す模式図である。
図4AのフレームAに示す部分拡大図である。
例示的な実施例による電気ボックスにカバープレートが取り付けられた上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明らかにするために、以下、図面に合わせて本願を更に詳しく説明するが、無論、説明される実施例は、本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。当業者が本願における実施例に基づいて創造的な労働を行うことなく得た他の実施例の全ても、本願の請求範囲に属する。
【0009】
本開示において、「複数」という用語は、特に説明がない限り、2以上を指す。本開示において、特に説明がない限り、「第1」、「第2」などの用語は、その位置関係、タイミング関係又は重要度関係を制限することを意図するのではなく、類似のオブジェクトを区別するために使用される。このように使用される用語は、ここで説明される本願の実施例が、ここで図示又は説明されたもの以外の形態で実施できるように、適当な場合に互いに交換してもよいと理解すべきである。
【0010】
また、「含む」と「有する」という用語及びそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、例えば、一連のステップやユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は機器は、必ずしも明らかに挙げられたステップやユニットに限定されず、明らかに挙げられていない、又は、これらのプロセス、方法、システム、製品や機器に固有の他のステップやユニットを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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