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公開番号2023077262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2021190507
出願日2021-11-24
発明の名称回転電機の振動計測装置
出願人西芝電機株式会社
代理人個人
主分類G01H 17/00 20060101AFI20230529BHJP(測定;試験)
要約【課題】回転子の振動の計測精度を向上させる。
【解決手段】振動計測部20は、発電機1における回転軸14の外周側に設けられた回転子12に形成された嵌込穴22と、嵌込穴22の内部に固定され、振動を計測する振動センサ24とを設ける。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
回転電機における回転軸の外周側に設けられた回転子に形成された穴部と、
前記穴部の内部に固定され、振動を計測する振動センサと
を有することを特徴とする回転電機の振動計測装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記振動センサを覆うように開閉可能であり前記穴部の内部に固定されたケーシング
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項3】
前記ケーシングは、該ケーシングの軸を中心として外側に配置された外側ケーシングと、前記外側ケーシングに対し回転可能に前記外側ケーシングの内側に配置され前記振動センサが内部に設けられた内側ケーシングとにより構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項4】
前記振動センサを含む前記ケーシングの重心は、前記ケーシングの中心軸に対し偏心している
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項5】
前記回転軸の回転に伴い前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記内側ケーシングは、前記振動センサにおける振動検知方向が前記遠心力の方向に沿った状態となるよう回転する
ことを特徴とする請求項4に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項6】
前記内側ケーシングの内部において、重りがさらに設けられ、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記振動センサ、前記重りが順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項7】
前記内側ケーシングの内部において、偏心用穴部がさらに設けられ、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記偏心用穴部、前記振動センサが順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項8】
前記振動センサは、前記ケーシングに対し偏心しないよう配置される
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項9】
前記振動センサは、前記ケーシングに対し偏心するよう配置され、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記ケーシングの中心軸、前記振動センサの重心が順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。
【請求項10】
前記内側ケーシングと前記外側ケーシングとの間には、潤滑剤が設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機の振動計測装置に関し、例えば回転子と固定子とを有する発電機における回転子の振動を計測する装置に適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、固定子及び回転子を有する回転電機としてモータが広く知られている。また、モータにおける回転子の振動を計測する装置として、回転子が固定された回転軸を支持する軸受の近傍において、渦電流方式の非接触型変位センサを用いて回転軸の変位を測定することにより、回転子の振動を計測するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-25661号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながらこのような振動計測装置は、回転子が固定された回転軸を支持する軸受の近傍において回転軸の振動を測定することにより、回転子の振動を計測するため、回転子を構成する部品である回転子鉄心や回転子コイル等の振動を精度良く測定できない可能性があった。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、回転子の振動の計測精度を向上し得る回転電機の振動計測装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明の回転電機の振動計測装置においては、回転電機における回転軸の外周側に設けられた回転子に形成された穴部と、穴部の内部に固定され、振動を計測する振動センサとを設けるようにした。
【0007】
本発明は、回転軸を介さずに回転子の振動を計測できる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回転子の振動の計測精度を向上し得る回転電機の振動計測装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
発電機の構成を示し、上半分が軸方向における断面図、下半分が径方向から見た外観図である。
第1の実施の形態による発電機の構成を示し、図1におけるA-A矢視断面図である。
振動センサの構成を示す斜視図である。
第2、第3、第4及び第5の実施の形態による発電機の構成を示し、図1におけるA-A矢視断面図である。
第2の実施の形態によるケーシング及び振動センサの構成を示す斜視図である。
第3の実施の形態によるケーシング及び振動センサの構成を示す斜視図である。
第4の実施の形態によるケーシング及び振動センサの構成を示す斜視図である。
第5の実施の形態によるケーシング及び振動センサの構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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