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公開番号2023077254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2021190494
出願日2021-11-24
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20230529BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 定期的なパッチ画像の形成によるダウンタイムを抑制することと、長手方向の面内濃度ムラを抑制することとを両立させる。
【解決手段】 画像形成手段によって形成されたパッチ画像の濃度に基づいて、記憶手段に記憶された情報(露光装置が像担持体を露光する際の像担持体の主走査方向の露光の位置ごとの露光量に関する情報)を更新し、記憶手段に記憶された当該情報を更新する第1の時点での平均画像比率よりも、第1の時点よりも後であって且つ記憶手段に記憶された当該情報を次に更新するよりも前の第2の時点での平均画像比率の方が所定値よりも大きい場合、第2の時点での平均画像比率に基づいて、記憶手段に記憶された情報を補正する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に静電潜像を形成するために前記像担持体を露光する露光装置と、トナーとキャリアを含む現像剤を収容する現像容器と、前記現像容器に収容された前記現像剤を搬送する搬送部材と、前記像担持体に形成された静電像を現像する位置に前記現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、を含む現像装置と、を有する画像形成手段と、
前記露光装置が前記像担持体を露光する際の前記像担持体の主走査方向の露光の位置ごとの露光量に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて前記露光装置を制御する制御手段と、
前記画像形成手段によって形成されたパッチ画像の濃度に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記情報を更新する更新手段と、
前記更新手段が前記記憶手段に記憶された前記情報を更新する第1の時点での平均画像比率よりも、前記第1の時点よりも後であって且つ前記更新手段が前記記憶手段に記憶された前記情報を次に更新するよりも前の第2の時点での平均画像比率の方が所定値よりも大きい場合、前記第2の時点での平均画像比率に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記情報を補正する補正手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記更新手段は、前記第1の時点での平均画像比率よりも前記第2の時点での平均画像比率の方が前記所定値よりも小さい場合、前記記憶手段に記憶された前記情報を更新しない
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成装置の周囲の湿度を検出する検出手段を更に備え、
前記補正手段は、前記第1の時点での平均画像比率よりも前記第2の時点での平均画像比率の方が前記所定値よりも大きい場合、前記第2の時点で前記検出手段によって検出された前記湿度及び前記第2の時点での平均画像比率に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記情報を補正する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、像担持体に形成された静電像を現像する現像装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式などを用いた画像形成装置では、印刷物の面内(1ページ内)の色や濃度のムラ、即ち面内濃度ムラを抑制することが求められている。
【0003】
特許文献1に記載の画像形成装置では、画像形成装置への電源投入直後や所定枚数のプリント後等の所定のタイミングで、感光体ドラムや中間転写体上に、色毎に、面内濃度ムラを検出する為のテストパターンを形成する。そして、この画像形成装置は、各テストパターンの画像濃度を検出することで現在の画像形成装置の状況を検出して、画像濃度に影響を与える作像プロセス条件、例えば、潜像条件や画像信号を補正する。
【0004】
また、特許文献2に記載の画像形成装置では、現像スリーブと感光体ドラムとの間の最短距離(以下、SDギャップと呼ぶ)が、長手方向(感光体ドラムの回転軸方向)に対して一定でなく、製造バラツキによって長手ムラを持っている。そこで、この画像形成装置は、SDギャップの長手ムラによる面内濃度ムラを抑制するために、長手方向のビーム光量を補正する長手濃度ムラ補正テーブルを作成し、定期的にパッチ画像を形成する。そして、この画像形成装置は、作成したパッチ画像の濃度変化が大きかった場合には、長手濃度ムラ補正テーブルを更新修正する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-172817号公報
特開2013-182099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年の画像形成装置においては、生産性改善の観点から、ダウンタイムを要するパッチ画像の形成と検知によるフィードバッグ制御を、極力少なくすることが求められている。一方で、画像形成装置の小型化が求められ、特に現像装置が小型化して現像剤量が少容量化した影響により、画像印字率(画像比率)の増減による面内濃度ムラへの影響が顕著になっている。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、定期的なパッチ画像の形成によるダウンタイムを抑制することと、長手方向の面内濃度ムラを抑制することとを両立させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に静電潜像を形成するために前記像担持体を露光する露光装置と、トナーとキャリアを含む現像剤を収容する現像容器と前記現像容器に収容された前記現像剤を搬送する搬送部材と、前記像担持体に形成された静電像を現像する位置に前記現像剤を担持し搬送する現像剤担持体と、を含む現像装置と、を有する画像形成手段と、前記露光装置が前記像担持体を露光する際の前記像担持体の主走査方向の露光の位置ごとの露光量に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報に基づいて前記露光装置を制御する制御手段と、前記画像形成手段によって形成されたパッチ画像の濃度に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記情報を更新する更新手段と、前記更新手段が前記記憶手段に記憶された前記情報を更新する第1の時点での平均画像比率よりも、前記第1の時点よりも後であって且つ前記更新手段が前記記憶手段に記憶された前記情報を次に更新するよりも前の第2の時点での平均画像比率の方が所定値よりも大きい場合、前記第2の時点での平均画像比率に基づいて、前記記憶手段に記憶された前記情報を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、定期的なパッチ画像の形成によるダウンタイムを抑制することと、長手方向の面内濃度ムラを抑制することとを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像形成装置の概要を示す図である。
本発明に係る画像形成装置の感光体ドラム周りの構成を示す図である。
本発明に係る画像形成装置の画像処理の概要を示すブロック図である。
実施例1に係る現像装置の構成を示す断面図である。
実施例1に係る現像装置の構成を示す図である。
実施例1に係る反射型濃度センサの構成を示す図である。
実施例1に係る反射型濃度センサの構成を示す図である。
実施例1に係る制御例(トナー補給制御)を説明するためのフローチャートである。
実施例1に係る制御例(長手濃度ムラ補正テーブルの作成)を説明するためのフローチャートである。
実施例1の長手濃度ムラ補正ボタン押下時に出力される画像サンプルの図である。
実施例1の現像容器内のトナー濃度の時間推移を長手の各位置で比較した図である。
実施例1に係る制御例(長手濃度ムラ補正テーブルの更新)を説明するためのフローチャートである。
実施例1に係る長手濃度ムラ補正テーブルの更新の算出方法を説明するための図である。
実施例2に係る制御例(長手濃度ムラ補正テーブルの作成)を説明するためのフローチャートである。
実施例2に係る制御例(長手濃度ムラ補正テーブルの更新)を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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