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公開番号2023077022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2021190114
出願日2021-11-24
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20230529BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】高い放熱性能と小型化を両立させた撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置1は、撮像素子が実装された撮像基板202と、発熱素子が実装され、撮像基板202と略平行に配置された主回路基板101と、主回路基板101の背面側に配置されたダクトユニット120と、ダクトユニット120に外気を取り込む冷却ファン102とを備える。ダクトユニット120は、主回路基板101と対向し、主回路基板と略平行に配置されたダクトベース104と、ダクトベース104に対して所定の角度で傾斜するように配置されたダクトプレート105とを有し、冷却ファン102がダクトプレート105に取り付けられた構成とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
撮像素子が実装された撮像基板と、
発熱素子が実装され、前記撮像基板の背面側において前記撮像素子の撮像面と略平行に配置された主回路基板と、
前記主回路基板の背面側に配置されたダクトユニットと、
前記ダクトユニットに外気を取り込む冷却ファンと、を備える撮像装置であって、
前記ダクトユニットは、
前記主回路基板と対向し、前記主回路基板と略平行に配置されたダクトベースと、
前記ダクトベースに対して所定の角度で傾斜するように配置されたダクトプレートと、を有し、
前記冷却ファンは前記ダクトプレートに取り付けられていることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ダクトベースと略平行に前記冷却ファンの背面側に配置されたリアカバーを備え、
前記冷却ファンと前記リアカバーとの間に、前記撮像装置の上側からみて略三角形の断面形状を有する空間部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像装置の背面に配置された表示装置を備え、
前記リアカバーは前記表示装置と接続される電気接続部を備え、
前記電気接続部が前記空間部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記ダクトユニットは、前記ダクトユニットの内部を流れる空気の流れ方向に沿って伸びる複数のダクトフィンを備え、
前記ダクトフィンは、前記撮像装置の上側からの投影面上で前記冷却ファンと重ならず、且つ、前記撮像装置の幅方向から投影面上で前記冷却ファンと重なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項5】
撮像素子が実装された撮像基板と、
前記撮像基板を保持する撮像基板ホルダと、
前記撮像基板の背面側に配置された主回路基板と、
前記主回路基板の背面側に配置されたダクトユニットと、を備える撮像装置であって、
前記撮像基板と前記主回路基板を接続する電気接続部材と、
少なくとも一部が前記撮像基板ホルダの背面に貼り付けられ、少なくとも別の一部が前記電気接続部材に沿って引き回されて前記ダクトユニットに接触する熱伝導部材と、
前記主回路基板と前記ダクトユニットの間に配置されて、前記熱伝導部材における前記ダクトユニットとの接触面を前記ダクトユニットに対して付勢する弾性部材と、を備えることを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
金属で形成され、前記撮像基板ホルダを保持する保持部材を備え、
前記熱伝導部材の少なくとも一部が前記保持部材に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像基板ホルダと前記保持部材に挟持された、弾性を有する熱伝導部材を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像基板と前記熱伝導部材に挟持された、弾性を有する別の熱伝導部材を更に備えることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項9】
発熱素子が実装され、光軸方向と略直交するよう配置された主回路基板と、
電源を制御する部品が実装され、前記主回路基板の背面側において前記主回路基板と略平行に配置された電源基板と、
前記電源基板の背面側に配置されたダクトユニットと、
前記ダクトユニットに外気を取り込む冷却ファンと、を備える撮像装置であって、
断熱性を有し、前記主回路基板と前記電源基板の間に配置されたる弾性部材と、
前記弾性部材と前記主回路基板の間に配置された第1の熱伝導部材と、
前記電源基板と前記ダクトユニットの間に配置された第2の熱伝導部材と、を備え、
前記第1の熱伝導部材の一部は、前記第2の熱伝導部材と前記ダクトユニットの間に引き回されて、前記第2の熱伝導部材と前記ダクトユニットに接触していることを特徴とする撮像装置。
【請求項10】
前記第1の熱伝導部材の前記一部は、前記電源基板の対向する2辺の外側から引き回されていることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発熱素子を実装した基板を備える撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
撮像装置の内部には、撮像装置の動作時に発熱する画像処理回路や撮像素子等の発熱素子が存在する。このような発熱素子で発生する熱によって自身のみならず他の電気素子の性能が低下し、また、撮像装置の外装の温度が上昇して、撮像装置を把持するユーザが不快感を覚えるおそれがある。そこで、撮像装置の内部で発生する熱を効率的に外部へ排出する機構が必要とされている。
【0003】
撮像装置の内部で発生する熱を外気へ排出する手法として、冷却ファンを用いて撮像装置の外部から空気を取り込み、撮像装置の内部で発生した熱を取り込んだ空気へ熱伝達し、こうして温められた空気を撮像装置外部に排出する強制空冷方法がある。例えば、特許文献1は、略L字形状の空冷用ダクトを配置し、撮像装置において空冷用ダクトの受熱部から離れた斜め後方位置から温められた空気を排出する構成を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-122718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に開示された撮像装置では、撮像装置本体の斜め後方に空冷ダクトの一部と冷却ファンを配置しているため、撮像装置本体が大型化してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、撮像装置本体の内部で発生する熱の効率的な外部への排出と撮像装置本体の小型化とを両立させた撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る撮像装置は、撮像素子が実装された撮像基板と、発熱素子が実装され、前記撮像基板の背面側において前記撮像素子の撮像面と略平行に配置された主回路基板と、前記主回路基板の背面側に配置されたダクトユニットと、前記ダクトユニットに外気を取り込む冷却ファンと、を備える撮像装置であって、前記ダクトユニットは、前記主回路基板と対向し、前記主回路基板と略平行に配置されたダクトベースと、前記ダクトベースに対して所定の角度で傾斜するように配置されたダクトプレートと、を有し、前記冷却ファンは前記ダクトプレートに取り付けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、撮像装置本体の内部で発生する熱の効率的な外部への排出と撮像装置本体の小型化とを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る撮像装置の外観斜視図である。
撮像装置の分解斜視図である。
撮像装置の放熱システムの外観構成を示す斜視図である
撮像装置の放熱システムの分解斜視図である。
撮像装置本体の背面図と、撮像装置の放熱システムの概略構成を背面図中の矢視A-Aの断面で示す図である。
撮像装置の内部レイアウトを示す断面図である。
撮像装置を構成するリアユニットの斜視図である。
撮像装置の撮像ユニットとフロントユニットを分離させて示す斜視図である。
撮像ユニットの分解斜視図である。
撮像ユニットとフロントユニットの組付状態を示す斜視図である。
メインユニット、撮像ユニット及びフロントユニットの断面図である。
メインユニットの分解斜視図である。
メインユニットのZX断面図(光軸を含む)と部分拡大図である。
主回路基板、電源基板及び第1の熱伝導シートが組み付けられた状態を示す斜視図である。
撮像装置に対する記録メディアの挿抜操作を説明する模式図である。
撮像装置本体の断面を表す斜視図である。
第2の熱伝導シートの形状と取り付け位置を説明する斜視図である。
図16中のG部を拡大して示す上面図である。
撮像装置の斜視図及び下面図である。
撮像装置の右側面で撮像装置を載置面に置いた状態を示す下面図である。
撮像装置の側面図である。
図21中の矢視J-J断面図と矢視K-K断面図である。
撮像装置本体の側面図である。
表示パネルが開かれた状態での撮像装置本体の右側面図である。
撮像装置本体の底面側から右側面近傍を見た状態を示す図である。
トップユニットの分解斜視図である。
撮像装置の上面図である。
図27中の矢視V-V断面図と矢視W-W断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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