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公開番号2023077009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-05
出願番号2021190082
出願日2021-11-24
発明の名称演算装置及び支援方法
出願人学校法人立命館
代理人個人
主分類G06F 40/216 20200101AFI20230529BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数グループを構成する複数のユーザ間で情報を共有するために、あるグループに対して、他グループの情報を有効に利用できるように出力させる演算装置及び支援方法を提供する。
【解決手段】演算装置1は、グループを区別してテキストデータの入力を受け付ける入力部と、テキストデータを用いた演算処理を実行するプロセッサと、を備える。プロセッサは、第1グループに区別されたテキストデータに対して自然言語処理を施すことで第1特徴パラメータを算出し、第1特徴パラメータを、第2グループに区別されたテキストデータから得られた第2特徴パラメータと比較することによって、第2特徴パラメータのうちの第1特徴パラメータと対応しない特徴パラメータを提示用特徴パラメータとして抽出し、提示用特徴パラメータを出力装置から、第1グループに関連付けて出力させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
グループを区別してテキストデータの入力を受け付ける入力部と、
前記テキストデータを用いた演算処理を実行するプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
第1グループに区別された前記テキストデータに対して自然言語処理を施すことで第1特徴パラメータを算出し、
前記第1特徴パラメータを、第2グループに区別されたテキストデータから得られた第2特徴パラメータと比較することによって、前記第2特徴パラメータのうちの前記第1特徴パラメータと対応しない特徴パラメータを提示用特徴パラメータとして抽出し、
前記提示用特徴パラメータを出力装置から、前記第1グループに関連付けて出力させる、よう構成されている
演算装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記入力部に前記テキストデータが入力されるごとに前記演算処理を実行する、よう構成されている
請求項1に記載の演算装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記第1グループを含む複数のグループそれぞれに区別された前記テキストデータから、前記複数のグループそれぞれについての特徴パラメータを算出し、複数の前記特徴パラメータそれぞれの第1指標に基づいて、前記第1グループ以外の複数の他のグループの中から前記第2グループを決定する、よう構成されている
請求項1又は2に記載の演算装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記第2特徴パラメータのうちの前記第1特徴パラメータと対応しない特徴パラメータの、第2指標に基づいて前記提示用特徴パラメータを抽出する、よう構成されている
請求項1~3のいずれか一項に記載の演算装置。
【請求項5】
前記特徴パラメータは、前記テキストデータから得られた単語であって、
前記提示用特徴パラメータを出力させることは、
前記第1特徴パラメータである単語を前記テキストデータに対する前記自然言語処理によって得られた共起情報に基づいて提示し、
前記提示用特徴パラメータである前記第2グループに区別されたテキストデータから得られた単語を、前記第1特徴パラメータである単語とともに提示する、ことを含む
請求項1~4のいずれか一項に記載の演算装置。
【請求項6】
前記第1特徴パラメータである単語とともに表示することは、前記提示用特徴パラメータである単語を、前記第1特徴パラメータである単語とは区別して提示することを含む
請求項5に記載の演算装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記入力部に前記テキストデータが入力されるごとに前記演算処理を実行し、
前記プロセッサは、さらに、
前記提示用特徴パラメータが抽出されるごとに、前記提示用特徴パラメータの更新情報を提示する、よう構成されている
請求項1~6のいずれか一項に記載の演算装置。
【請求項8】
複数ユーザでの情報の共有を支援する方法であって、
それぞれ、前記複数ユーザのうちの1以上のユーザで構成される複数グループについて、各グループを構成する前記1以上のユーザそれぞれの発言内容を入力し、
前記発言内容を表したテキストに対して自然言語処理を施すことで、前記複数のグループそれぞれにおける情報について特徴パラメータを算出し、
前記複数グループのうちの1つの前記グループについての前記特徴パラメータを、前記複数のグループのうちの他のグループについての前記特徴パラメータと比較することによって、前記他のグループについての特徴パラメータのうちの前記1つのグループについての特徴パラメータと対応しない特徴パラメータを提示用特徴パラメータとして抽出し、
前記提示用特徴パラメータを、前記1つのグループを構成する前記1以上のユーザに対して提示する、ことを含む
支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、演算装置及び支援方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
グループを構成する複数のユーザ間で、情報を共有したい場合がある。特開2005-267266号公報(特許文献1)は、メールサーバに対してデータの送受信を行う通信制御手段と、グループ内の各ユーザ端末のアドレスデータと共有データとを記憶する共有情報記憶手段と、これらデータを管理する共有情報管理手段と、を備え、この共有情報管理手段が、外部から入力された共有情報記憶手段に記憶されるデータの内容を変更する変更要求データを受け付けてこれに基づいて当該共有情報記憶手段内のデータ内容を変更する共有情報変更機能と、変更要求データに基づいて共有情報記憶手段内のデータの変更内容を表す変更内容データを生成する変更内容データ生成機能と、共有情報記憶手段から各ユーザ端末のアドレスデータ読み出して当該アドレスデータ宛に変更内容データを通信制御手段を介してデータ配信サーバに送信する変更内容データ送信機能と、を備えたグループ間情報共有システムを開示している。このグループ間情報共有システムは、グループを構成するユーザがファイアウォールの内外に存在している場合にファイアウォール外に専用のサーバを用意しなくても情報共有が実現できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-267266号公報
【発明の概要】
【0004】
グループを構成する複数のユーザ間で、情報を共有したいシチュエーションの1つとして、複数のユーザが、各々1以上のユーザからなる複数のグループに分かれて議論している場合がある。この場合に他グループと情報を共有することは、自グループでの議論に新たな話題を加え、議論をより活発にすることが期待される。
【0005】
しかしながら、複数のグループに分かれて議論している場合、他グループの情報に接する機会が少ない。そのため、他グループの情報を共有できない場合がある。また、他グループの情報を、自グループにとって有効に利用できるように共有したいという要望もある。したがって、あるグループに対して、他グループの情報を有効に利用できるように出力させる演算装置及び支援方法が望まれる。
【0006】
ある実施の形態に従うと、演算装置は、グループを区別してテキストデータの入力を受け付ける入力部と、テキストデータを用いた演算処理を実行するプロセッサと、を備え、プロセッサは、第1グループに区別されたテキストデータに対して自然言語処理を施すことで第1特徴パラメータを算出し、第1特徴パラメータを、第2グループに区別されたテキストデータから得られた第2特徴パラメータと比較することによって、第2特徴パラメータのうちの第1特徴パラメータと対応しない特徴パラメータを提示用特徴パラメータとして抽出し、提示用特徴パラメータを出力装置から、第1グループに関連付けて出力させる、よう構成されている。
【0007】
ある実施の形態に従うと、支援方法は複数ユーザでの情報の共有を支援する方法であって、それぞれ、複数ユーザのうちの1以上のユーザで構成される複数グループについて、各グループを構成する1以上のユーザそれぞれの発言内容を入力し、発言内容を表したテキストに対して自然言語処理を施すことで、複数のグループそれぞれにおける情報について特徴パラメータを算出し、複数グループのうちの1つのグループについての特徴パラメータを、複数のグループのうちの他のグループについての特徴パラメータと比較することによって、他のグループについての特徴パラメータのうちの1つのグループについての特徴パラメータと対応しない特徴パラメータを提示用特徴パラメータとして抽出し、提示用特徴パラメータを、1つのグループを構成する1以上のユーザに対して提示する、ことを含む。
【0008】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る支援システムの構成の一例を表した概略図である。
図2は、支援システムに含まれるサーバと及び末装置それぞれ構成を表す概略ブロック図である。
図3は、サーバでの、自然言語処理及び頻出単語リスト生成処理を説明するための図である。
図4は、サーバでの、共起ネットワーク生成処理を説明するための図である。
図5は、サーバでの、提示元グループ決定処理及び提示語抽出処理を説明するための図である。
図6は、支援システムにおける、複数ユーザでの情報の共有を支援する支援方法の流れの一例を表した図である。
図7は、端末装置のディスプレイに表示される表示画面の概略図である。
図8は、端末装置のディスプレイに表示される表示画面の概略図である。
図9は、発明者らによる実験の結果を表した図である。
図10は、発明者らによる実験の結果を表した図である。
図11は、発明者らによる実験の結果を表した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<1.演算装置及び支援方法の概要>
(【0011】以降は省略されています)

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