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公開番号2023076769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2023063731,2021556931
出願日2023-04-10,2019-03-28
発明の名称信号送受信方法、装置及びシステム
出願人富士通株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 72/232 20230101AFI20230525BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本発明は信号送受信方法、装置及び通信システムを提供する。
【解決手段】該信号送受信方法は、端末装置が下りリンク制御情報を受信し、前記下りリンク制御情報の域のうちの少なくとも1つのビット数が通常の下りリンク制御情報の対応する域のビット数よりも小さく;及び、前記端末装置が前記下りリンク制御情報の空間方向指示(spatial direction indication)に基づいて、前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる信号を受信又は送信することを含む。本発明により、端末装置及びネットワーク装置は正確なパワー及び空間方向を使用して対応する信号を送受信することで、信号送受信の信頼性を向上させることが可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
スケジューリングオフセットを指示する情報を含む下りリンク制御情報を受信する受信部と、
前記スケジューリングオフセットに対応するQCL情報に基づいて、前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる下りリンク信号を受信するように制御する制御部と、を有し、
前記スケジューリングオフセット及び前記スケジューリングオフセットに対応する閾値が、
前記下りリンク制御情報の受信のためのサブキャリア間隔;及び
前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる前記下りリンク信号の受信のためのサブキャリア間隔
のうちの1つのサブキャリア間隔に基づいて確定される、端末装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記スケジューリングオフセットに対応するQCL情報に基づいて、前記下りリンク信号を受信するように制御する、請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記下りリンク制御情報のパスロス参照信号指示(pathloss reference signal indication)に基づいて、PUSCHを送信するように制御する、請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記下りリンク信号は、PDSCHを介して送信される、請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
スケジューリングオフセットを指示する情報を含む下りリンク制御情報を送信する送信部と、
前記下りリンク制御情報によってスケジューリングする下りリンク信号を送信するように制御する制御部と、を有し、
前記スケジューリングオフセット及び前記スケジューリングオフセットに対応する閾値が、
前記下りリンク制御情報の受信のためのサブキャリア間隔;及び
前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる前記下りリンク信号の送信のためのサブキャリア間隔
のうちの1つのサブキャリア間隔に基づいて確定される、基地局装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信の分野に関し、特に、信号送受信方法、装置及びシステムに関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
第5世代移動通信技術の新無線(5G-NR、5 generation-new radio)システムでは、一部の業務(サービス)の信号伝送が低レイテンシー及び高信頼性の要求を同時に満足する必要がある。これらの業務は分散型電力システム制御、スマート工場、リモート運転などを含む。今のところ、既存の通信システムはこれらの業務の高信頼性へのニーズを満足することができない。よって、従来の通信システムをもとにデータ伝送の信頼性をさらに強化する必要がある。
【0003】
また、5G-NRシステムでは、高周波数帯域の伝送データに、より良く適応するために、伝送設定指示(TCI、Transmission configuration indication)状態に基づくビーム管理メカニズムが提案されている。具体的に言えば、下りリンクデータ伝送について言えば、ネットワーク装置は無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)シグナリングを用いて各下りリンクBWP(Bandwidth Part)で物理下りリンク共有チャネル(PDSCH、physical downlink shared channel)を指示するための1つのTCI状態表を設定することができ、該状態表の上限は128個のエントリーである。また、ネットワーク装置は媒体アクセス制御制御エレメント(MAC-CE、Media Access Control-Control Element)シグナリングを用いて上述のTCI状態表の1つのサブセットを指示することができ、該サブセットのエントリーの上限は8である。下りリンク制御情報(DCI、Downlink Control Information)によってスケジューリングされるPDSCHについて言えば、該DCIは1つのTCI域(field)を有する可能性があり、該TCI域のサイズは3ビットである。そのうち、3ビットによって指示される8つの状態は、上述のTCI状態表のサブセットにおける8つのエントリーと一対一対応する。よって、端末がDCIにおける該TCI域の指示に基づいて、対応するPDSCHによって使用されるTCI状態を受信することを確定し、即ち、対応するPDSCHによって使用されるQCL(Quasi-colocation)仮定パラメータを受信することができる。
【0004】
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確かつ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈してはならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的に言えば、通信システムにおける信号伝送が制御情報の指示と切り離せない。よって、制御情報の強化により信号伝送の信頼性を大幅に向上させることができる。今のところ、制御情報の信頼性を高める主な方法は、同じ時間周波数リソース及び送信パワーを使用する条件の下で、制御情報のサイズを小さくすることである。何故なら、制御情報のビットを減らすと、同じ条件の下で、より多くのビットをチャネルの冗長コーディングのために使用し得るため、制御チャネルの信頼性を向上させることができるからである。また、5G-NRの将来の高信頼性の異なるレベルへの要求を満足するために、制御情報のサイズ(ビット数)は業務のニーズに応じて適切な変化が発生し得る。
【0006】
発明者が次のようなことを発見した。即ち、上述の制御情報について言えば、それは、端末が下りリンク信号の受信を行うようにスケジューリングする可能性があり、端末が上りリンク信号の送信を行うようにスケジューリングする可能性もある。しかし、上述の制御情報が下りリンク信号のスケジューリングを行うときに、如何に対応する下りリンク信号のQCL仮定を指示するか、上述の制御情報が上りリンク信号のスケジューリングを行うときに、如何に対応する上りリンク信号の空間関係を指示するか、及び上述の制御情報が上りリンク信号のスケジューリングを行うときに、如何に対応する上りリンク信号によって使用されるパワー制御用のパス損失参照信号(pathloss reference signal)を指示するかについては、明確なスキーム(解決策)が存在しない。
【0007】
また、DCI(Downlink Control Information)の受信に対応するサブキャリア間隔(subcarrier spacing)がK
DCI
であり、該DCIによってスケジューリングされる物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)/物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)に対応するサブキャリア間隔がK
data
であるとする。この場合、それらの間のスケジューリングオフセット(scheduling offset)のサブキャリア間隔がK
DCI
に基づいているか、それとも、K
data
に基づいているかは不明である。これと同時に、scheduling offsetをその対応する端末能力と比較する必要があるため、該端末能力に対応するサブキャリア間隔がK
DCI
に基づいているか、それとも、K
data
に基づいているかも決定する必要がある。
【0008】
上述の問題のうちの少なくとも1つの又は他の類似問題を解決するために、本発明の実施例は、信号送受信方法、装置及びシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施例の第一側面によれば、信号送受信方法が提供され、前記方法は端末装置に適用され、そのうち、前記信号送受信方法は、
端末装置がネットワーク装置送信の下りリンク制御情報を受信し、前記下りリンク制御情報の域が、
前記下りリンク制御情報が下りリンク信号をスケジューリングするために用いられる場合、前記下りリンク制御情報の周波数領域リソース割り当ての域がDCI format 1_0の周波数領域リソース割り当ての域よりも小さく;
前記下りリンク制御情報が上りリンク信号をスケジューリングするために用いられる場合、前記下りリンク制御情報の周波数領域リソース割り当ての域がDCI format 0_0の周波数領域リソース割り当ての域よりも小さく;
時間領域リソース割り当ての域が4ビットよりも小さく;
変調と符号化方式の域が5ビットよりも小さく;
HARQプロセス数の域が4ビットよりも小さく;
冗長バージョンの域が2ビットよりも小さく;
PUCCHリソース指示子の域が3ビットよりも小さい、こと;
PDSCH-to-HARQフィードバックタイミング指示子の域が3ビットよりも小さく;及び
下りリンク割り当て索引の域が2ビットよりも小さい
というの条件のうちの少なくとも1つを満足し;及び
前記端末装置が前記下りリンク制御情報の空間方向指示(spatial direction indication)に基づいて、前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる信号を受信又は送信することを含む。
【0010】
本発明の実施例の第二側面によれば、信号送受信方法が提供され、前記方法はネットワーク装置に適用され、そのうち、前記方法は、
ネットワーク装置が端末装置に下りリンク制御情報を送信し、前記下りリンク制御情報の域が、
前記下りリンク制御情報が下りリンク信号をスケジューリングするために用いられる場合、前記下りリンク制御情報の周波数領域リソース割り当ての域がDCI format 1_0の周波数領域リソース割り当ての域よりも小さく;
前記下りリンク制御情報が上りリンク信号をスケジューリングするために用いられる場合、前記下りリンク制御情報の周波数領域リソース割り当ての域がDCI format 0_0の周波数領域リソース割り当ての域よりも小さく;
時間領域リソース割り当ての域が4ビットよりも小さく;
変調と符号化方式の域が5ビットよりも小さく;
HARQプロセス数の域が4ビットよりも小さく;
冗長バージョンの域が2ビットよりも小さく;
PUCCHリソース指示子の域が3ビットよりも小さく;
PDSCH-to-HARQフィードバックタイミング指示子の域が3ビットよりも小さく;及び
下りリンク割り当て索引の域が2ビットよりも小さい
という条件のうちの少なくとも1つを満足することを含み、
前記下りリンク制御情報は空間方向指示を有し、前記端末装置は前記下りリンク制御情報の空間方向指示に基づいて前記下りリンク制御情報によってスケジューリングされる信号を受信又は送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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