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公開番号2023076287
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189621
出願日2021-11-22
発明の名称情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20230525BHJP(計算;計数)
要約【課題】ホストデバイス上で動的に印刷データの生成処理を変更する構成を有する情報処理装置、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置で動作するときに解釈され実行される第一プログラムと、第一プログラムから利用できる予めコンパイルされた第二プログラムとを用いて印刷データを生成する情報処理装置であって、印刷を実行するプリンタに紐づいた印刷データを生成する、変更可能な第一生成ロジックを取得し、第一生成ロジックの少なくとも一部を変更した第二生成ロジックを生成する。そして、入力された画像データと、第二生成ロジックとを用いてプリンタで印刷するための印刷データを生成し、生成した印刷データをプリンタへ送信する。第一生成ロジックは、第二プログラムを利用して実行される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置で動作するときに解釈され実行される第一プログラムと、前記第一プログラムから利用できる予めコンパイルされた第二プログラムとを用いて印刷データを生成する情報処理装置であって、
印刷データを生成する変更可能な第一生成ロジックであって、印刷を実行するプリンタに紐づいた前記第一生成ロジックを取得する取得手段と、
前記第一生成ロジックの少なくとも一部が変更された第二生成ロジックを生成する変更手段と、
入力された画像データと、前記第二生成ロジックとを用いて前記プリンタで印刷するための印刷データを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された前記印刷データを前記プリンタへ送信する送信手段とを有し、
前記第一生成ロジックは、前記第二プログラムを利用して実行されることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記変更手段は、前記第一生成ロジックに含まれる処理ブロックを表示し、表示された処理ブロックからユーザに選択された処理ブロックを変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記変更手段は、前記第一生成ロジックの選択された処理ブロックを直接編集する、又はプリセットされている生成ロジックを利用して前記選択された処理ブロックを変更する、もしくは、処理ロジックを規定する外部ファイルを入力して前記選択された処理ブロックを変更することにより前記第二生成ロジックを生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記変更手段により変更された前記選択された処理ブロックが適応できるかを確認する手段を、更に有することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記変更手段による変更は、前記画像データの画素値の演算精度、或いは前記プリンタにおける記録材の消費量の変更を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得手段は、前記プリンタから、或いは、サーバから前記第一生成ロジックを取得することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記生成手段は、前記画像データのデータ圧縮を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記データ圧縮は、前記第二プログラムを用いて実行されることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記生成手段は、前記プリンタに応じたエンディアン処理を実行して前記印刷データを生成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記生成手段は、前記プリンタから前記エンディアン処理の方式を取得し、当該取得した方式に基づいて前記プリンタに応じたエンディアン処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置とその制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンの個人所有率は高く、各プリンタベンダーも、スマートフォンの印刷アプリをユーザへ提供することが当然となっている。このような印刷アプリを使用することにより、ユーザはスマートフォンからプリンタにJPEGなどの画像データを送信し、プリンタは、その受信した画像データから印刷データを生成して印刷できる。
【0003】
このようなプリンタにおける印刷データの生成処理には、画像データのデコード、色空間変換、インク色分解、量子化等の多くの処理が存在し、プリンタのインク数やインクの特性、内部の演算精度など、プリンタ毎に違いがある個所は個々に最適化されている。これらの制御は、プリンタのFW(ファームウェア)が行い、印刷データの生成処理ではASIC(特定用途向け集積回路)を併用して実行する。このようにASICを用いることで高速な処理を低コストで実施可能となる。
【0004】
また上記ASIC処理の他に、ホスト側の印刷ドライバで印刷データを生成する方法もある。印刷ドライバは主にPCで利用され、スプール機能や細かい印刷設定を指定できるなど、印刷アプリにはないメリットが多く存在する。
【0005】
上述した印刷アプリや印刷ドライバによる印刷データの生成処理は、従来から、各プリンタベンダーによって提供されてきたが、印刷データの生成処理を個別にカスタマイズしたいという要望は多く存在する。印刷データの生成処理をカスタマイズできれば、ユーザは自身の好みの印刷物が作成可能となり、印刷物を商用的に扱う印刷ベンダーであれば、カスタマイズが商品の独自性、ひいては競争力につながると期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-211849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述の印刷データの生成処理のカスタマイズには、印刷アプリの変更やFW(firmware)/ASICの変更、もしくは印刷ドライバの変更が必要となる。印刷アプリや印刷ドライバは、ビルド済みのプログラムを使う構成であり、ユーザが変更できる類のものではない。また、FWやASICもユーザが書き換えるようには作られておらず、こちらもユーザが手元で変更するのは困難である。そのため印刷データの生成処理のカスタマイズは、プリンタベンダーが行う必要があるが、ユーザ毎にプリンタベンダーがカスタマイズ対応をするのは負荷が大きく現実的でない。
【0008】
これを解消する手段の一つとして、ホストデバイス上で動的に印刷データの生成処理を変更する構成が考えられる。
【0009】
上述のような動的な印刷データの生成処理の変更には、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語が好適である。しかしながらスクリプト言語は、予めコンパイルされたプログラムに比べロジックが解析されやすい状況であり、スクリプト言語でのロジックの提供は、技術保護やセキュリティなどの観点から好ましくない。またスクリプト言語は、実行時にインタプリタによる解釈処理が実行されるため、予めコンパイルされたプログラムに比べ処理速度が遅い。この理由より、Webアプリにおいて、ホストデバイスでの処理とサーバでの処理を併用する手法が良く用いられる。
【0010】
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも一つを解決することにある。
(【0011】以降は省略されています)

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