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公開番号2023076161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189398
出願日2021-11-22
発明の名称知的財産管理システム
出願人NGB株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類G06Q 50/18 20120101AFI20230525BHJP(計算;計数)
要約【課題】 複数の出願人の知的財産権を管理する知的財産管理システムであって、独自のファイル名ルールで納品ファイルを納品することを求める出願人の知的財産権の取り扱いに適した知的財産権システムを提供する。
【解決手段】 知的財産管理システムは、知的財産権の書誌事項を記録した書誌データベースとともに複数の出願人の知的財産権を管理し、複数のユーザそれぞれへの納品ファイルを第一ファイル名で有している。知的財産管理システムは、ファイル名に含まれる一以上のファイル名構成項目とその順番を含むファイル名の出願人毎のルールを保存するルール保存部と、各ユーザの知的財産システムに直接的に又は間接的に納品ファイルを出力するファイル出力部と、を備えている。ファイル出力部は、納品ファイルのファイル名を、第一ファイル名から、ルールに基づき一以上のファイル名構成項目が指定された順番で配列された第二ファイル名へ変換する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
知的財産権の書誌事項を記録した書誌データベースとともに複数の出願人の知的財産権を管理し、複数のユーザそれぞれへの納品ファイルを第一ファイル名で有している知的財産管理システムであって、
ファイル名に含まれる一以上のファイル名構成項目とその順番を含むファイル名の出願人毎のルールを保存するルール保存部と、
各前記ユーザの知的財産システムに直接的に又は間接的に前記納品ファイルを出力するファイル出力部と、を備え、
前記ファイル出力部は、前記納品ファイルのファイル名を、前記第一ファイル名から、前記ルールに基づき一以上のファイル名構成項目が指定された順番で配列された第二ファイル名へ変換する、知的財産管理システム。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記ファイル出力部は、各前記ユーザの前記知的財産システムからダウンロード要求を受け取ると、前記第一ファイル名から前記第二ファイル名へ変換する、請求項1に記載の知的財産管理システム。
【請求項3】
各前記ユーザの前記ルールを取得するルール取得部を備える、請求項1または2に記載の知的財産管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、知的財産管理システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
単一の出願人が特許権や意匠権の知的財産権を大量に保有することがある。このような大量の知的財産権を複数の部署間で管理するため、特許文献1は、一意で統一感のあるファイル名を作成するファイル名作成装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-133609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
代理人は、出願人と特許庁との間に介在し、出願人に代わって特許庁に対し手続きを代行するなどの知的財産についてのサービスを提供している。また中間代理人は、出願人と外国の現地代理人との間に介在し、外国の知的財産権の手続きにつき、出願人を支援する。このような代理人及び中間代理人は一般的に、複数の出願人と取引をしており、各出願人が所有する複数の知的財産権を管理している。代理人は、各出願人が指定する納品ルールに則って、当該出願人の知的財産権案件に関する納品ファイルを、必要に応じて当該出願人へ納品している。
【0005】
このような状況において、各出願人が納品ファイルについての独自のルールを指定している場合、代理人の案件管理は複雑になる。例えば、同じ出願人の案件であっても、納品先の部署や担当者、納品タイミング、案件のステータスによって、当該案件に関する納品ファイルのファイル名を変えるという独自ルールを設定する出願人も存在する。代理人が取引する出願人の数が多いほど、代理人が順守しなければならない納品ルールの種類や数が多くなり、代理人における事務処理に関するコストが嵩んでいる。
【0006】
本開示は、複数の出願人の知的財産権を管理する知的財産管理システムであって、独自のファイル名ルールで納品ファイルを納品することを求める出願人の知的財産権の取り扱いに適した知的財産権システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の知的財産管理システムは、
知的財産権の書誌事項を記録した書誌データベースとともに複数の出願人の知的財産権を管理し、複数のユーザそれぞれへの納品ファイルを第一ファイル名で有している知的財産管理システムであって、
ファイル名に含まれる一以上のファイル名構成項目とその順番を含むファイル名の出願人毎のルールを保存するルール保存部と、
各前記ユーザの知的財産システムに直接的に又は間接的に前記納品ファイルを出力するファイル出力部と、を備え、
前記ファイル出力部は、前記納品ファイルのファイル名を、前記第一ファイル名から、前記ルールに基づき一以上のファイル名構成項目が指定された順番で配列された第二ファイル名へ変換する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、複数の出願人の知的財産権を管理する知的財産管理システムであって、独自のファイル名ルールで納品ファイルを納品することを求める出願人の知的財産権の取り扱いに適した知的財産権システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施形態に係る知的財産管理システムを示すブロック図である。
図2は、知的財産管理システムのブロック図である。
図3は、図2の知的財産管理システムにおける書誌データベースの一例である。
図4は、図2の知的財産管理システムにおけるルールデータベースの一例である。
図5は、知的財産管理システムが実行する処理のフローチャートである。
図6は、知的財産管理システムのログイン画面の一例である。
図7は、ログイン後の知的財産管理システムの表示画面の一例である。
図8は、知的財産管理システムのファイル出力部が実行する処理の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照しつつ、本開示に係る実施形態の例について、以下詳細に説明する。
図1は、本開示の実施形態に係る知的財産管理システム1を示すブロック図である。知的財産管理システム1は、代理人が管理し、運営するシステムである。知的財産管理システム1は、複数の出願人の知的財産権を管理するよう構成されている。さらに知的財産管理システム1は、図1に示すように、複数の出願人の知的財産システムにそれぞれ、ネットワークを介して通信可能に接続されている。具体的には、出願人Aは知的財産システムA100を管理し、運営している。出願人Bは知的財産システムB100を管理し、運営している。出願人Cは知的財産システムC100を管理し、運営している。知的財産システムA100、B100、C100はそれぞれ、単一のサーバで構成されてもよいし、複数のサーバで構成されてもよいし、クラウド型コンピュータで構成されてもよい。知的財産管理システム1は、これら知的財産システムA100、知的財産システムB100、知的財産システムC100それぞれに、通信可能に接続されている。出願人はユーザの一例である。「通信可能な接続」とは有線による接続及び無線による接続の両方を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

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