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公開番号2023076128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189346
出願日2021-11-22
発明の名称車両用駆動装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02K 5/04 20060101AFI20230525BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 車両のNV性能及び安全性を向上することができる車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】 車両用駆動装置は、回転軸方向の端面における前記回転軸の周囲にコイルエンドを有する回転電機と、前記端面を覆うカバーと、前記カバーの背面に固定され、前記コイルエンドの少なくとも一部と対向する板状部材とを有し、前記カバーは、前記端面を正面視したときに前記回転軸から外側に向かう方向に延びる1以上の第1リブを有し、前記板状部材は、前記1以上の第1リブが延びる方向に対し直交する方向に沿って延在する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
回転軸方向の端面における前記回転軸の周囲にコイルエンドを有する回転電機と、
前記端面を覆うカバーと、
前記カバーの背面に固定され、前記コイルエンドの少なくとも一部と対向する板状部材とを有し、
前記カバーは、前記端面を正面視したときに前記回転軸から外側に向かう方向に延びる1以上の第1リブを有し、
前記板状部材は、前記1以上の第1リブが延びる方向に対し直交する方向に沿って延在する、
車両用駆動装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記第1リブは、複数であり、
前記板状部材は、前記カバーの正面視において、複数の前記第1リブの間を跨ぐように設けられる、
請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
前記板状部材は、前記背面にねじ止めされている、
請求項1または2に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
前記背面には、前記回転軸の一端を保持する保持部が設けられ、
前記板状部材は、前記保持部側の端部で前記背面に固定されている、
請求項1乃至3の何れかに記載の車両用駆動装置。
【請求項5】
前記カバーは、前記コイルエンド側に曲がる曲げ部を有し、
前記板状部材の外周端と前記曲げ部の間の隙間は、手指の大きさより小さい、
請求項1乃至4の何れかに記載の車両用駆動装置。
【請求項6】
前記板状部材は、前記コイルエンドの一部と対向し、前記板状部材が延在する方向の両端部で前記背面に固定されている、
請求項1乃至5の何れかに記載の車両用駆動装置。
【請求項7】
前記板状部材には、前記板状部材が延在する方向に沿って第2リブが設けられている、
請求項1乃至6の何れかに記載の車両用駆動装置。
【請求項8】
前記板状部材には、前記コイルエンドの外側に張り出した張り出し部が設けられている、
請求項1乃至7の何れかに記載の車両用駆動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車やハイブリッド車には、駆動源として、モータや発電機などの回転電機を備える駆動装置が搭載されている。回転電機はケースに収容され、カバーにより覆われている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-54073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カバーは、車両に対する駆動装置の搭載の容易性と車両の軽量化を実現するため、薄く形成されている。このため、カバーは回転電機の回転により振動及び騒音を発生しやすく、車両のNV(Noise Vibration)性能を低下させるおそれがある。
【0005】
また、駆動装置は、例えば車両のサイドメンバーの近くに配置される場合、車両の衝突時にサイドメンバーが破損してカバーに接触するおそれがある。この場合、カバーの脆弱な部分が破損し、その破片が通電中の回転電機のコイルに接触するおそれだけでなく、破損部分からコイルが外部に露出するおそれもある。
【0006】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、車両のNV性能及び安全性を向上することができる車両用駆動装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両用駆動装置は、回転軸方向の端面における前記回転軸の周囲にコイルエンドを有する回転電機と、前記端面を覆うカバーと、前記カバーの背面に固定され、前記コイルエンドの少なくとも一部と対向する板状部材とを有し、前記カバーは、前記端面を正面視したときに前記回転軸から外側に向かう方向に延びる1以上の第1リブを有し、前記板状部材は、前記1以上の第1リブが延びる方向に対し直交する方向に沿って延在する。
【0008】
上記の構成において、前記第1リブは、複数であり、前記板状部材は、前記カバーの正面視において、複数の前記第1リブの間を跨ぐように設けられてもよい。
【0009】
上記の構成において、前記板状部材は、前記背面にねじ止めされてもよい。
【0010】
上記の構成において、前記背面には、前記回転軸の一端を保持する保持部が設けられ、
前記板状部材は、前記保持部側の端部で前記背面に固定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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