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公開番号2023076120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189329
出願日2021-11-22
発明の名称光電センサ
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類G01V 8/12 20060101AFI20230525BHJP(測定;試験)
要約【課題】受光素子への迷光の入射を抑制すること。
【解決手段】光電センサ1は、対象物に向けて検出光L1を出射する投光素子62と、対象物による反射光L2が通過する制限孔52cを有するフード52と、制限孔52cを通過した反射光L2を受光する受光素子66と、を有する光学ブロック40と、光学ブロック40を収容し、検出光L1および反射光L2が通過する開口孔12cを有するケース10と、開口孔12cを塞ぐようにケース10に取着され、検出光L1および反射光L2が透過する前面カバー20と、を備える。前面カバー20は、開口孔12cに向かうカバー内面20bからフード52に向けて突出する凸部21を有する。凸部21は、フード52に向かう凸部頂面21aが、フード52の前面カバー20の側のフード前面52aと接し、制限孔52cを覆う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に向けて検出光を出射する投光素子と、前記対象物による反射光が通過する制限孔を有するフードと、前記制限孔を通過した前記反射光を受光する受光素子と、を有する光学ブロックと、
前記光学ブロックを収容し、前記検出光および前記反射光が通過する開口孔を有するケースと、
前記開口孔を塞ぐように前記ケースに取着され、前記検出光および前記反射光が透過する前面カバーと、
を備え、
前記前面カバーは、前記開口孔に向かうカバー内面から前記フードに向けて突出する凸部を有し、
前記凸部は、前記フードに向かう凸部頂面が、前記フードの前記前面カバーの側のフード前面と接し、前記制限孔を覆う、
光電センサ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記前面カバーは、前記カバー内面と反対側を向くカバー外面から前記制限孔に向けて凹む凹部を有し、
前記凹部は、前記カバー外面と同じ方向を向く凹部底面と、前記カバー外面と前記凹部底面との間の凹部側面とにより構成される、
請求項1に記載の光電センサ。
【請求項3】
前記凸部頂面と前記凹部底面との間における前記前面カバーの厚さは、前記カバー外面と前記カバー内面との間における前記前面カバーの厚さと等しい、
請求項2に記載の光電センサ。
【請求項4】
前記凹部側面は、前記カバー外面と平行な方向における前記凹部側面の間隔が前記凹部底面から前記カバー外面に向けて大きくなるように傾斜している、
請求項2または請求項3に記載の光電センサ。
【請求項5】
前記前面カバーの厚さ方向から視て、前記凹部は、前記凹部底面が前記制限孔の開口径よりも大きく形成されている、請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の光電センサ。
【請求項6】
前記前面カバーは、前記検出光が透過する検出光透過領域を有し、
前記検出光透過領域において、前記検出光が前記前面カバーに入射する検出光入射面は、前記検出光の光軸に対して傾斜している、
請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の光電センサ。
【請求項7】
前記検出光入射面は、前記受光素子とは反対側を向くように傾斜している、請求項6に記載の光電センサ。
【請求項8】
前記検出光入射面は、前記凸部頂面と前記カバー内面とを繋ぐように形成されている、請求項6または請求項7に記載の光電センサ。
【請求項9】
前記凹部側面の一部は、前記検出光透過領域において、前記検出光が前記前面カバーから出射する投光面であり、前記検出光入射面と平行である、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の光電センサ。
【請求項10】
前記投光面は、前記凹部底面と前記カバー外面とを繋ぐように形成されている、請求項9に記載の光電センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光電センサに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、投光素子と受光素子とを備える光電センサが知られている。光電センサの一例として、たとえば特許文献1に記載された変位センサがある。この変位センサは、投光部からの光を対象物に照射し、その対象物からの反射光をイメージセンサ等の受光部にて受光し、その受光信号により対象物の変位や表面形状等の測定を行うものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-125112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、光電センサでは、投光部から出射される光が迷光となって受光部に入射し、測定等に影響することがある。このため、受光部に対する迷光の入射を抑制することが求められる。
【0005】
本開示の目的は、投光素子から受光素子への迷光の入射を抑制可能とした光電センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の光電センサは、対象物に向けて検出光を出射する投光素子と、前記対象物による反射光が通過する制限孔を有するフードと、前記制限孔を通過した前記反射光を受光する受光素子と、を有する光学ブロックと、前記光学ブロックを収容し、前記検出光および前記反射光が通過する開口孔を有するケースと、前記開口孔を塞ぐように前記ケースに取着され、前記検出光および前記反射光が透過する前面カバーと、を備え、前記前面カバーは、前記開口孔に向かうカバー内面から前記フードに向けて突出する凸部を有し、前記凸部は、前記フードに向かう凸部頂面が、前記フードの前記前面カバーの側のフード前面と接し、前記制限孔を覆う。
【発明の効果】
【0007】
本開示の光電センサによれば、受光素子への迷光の入射を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態の光電センサを示す斜視図である。
図2は、図1とは反対側から視た光電センサの斜視図である。
図3は、図1の光電センサの正面図である。
図4は、図1の光電センサの側面図である。
図5は、図1の光電センサの側断面図である。
図6は、図1の光電センサの平断面図である。
図7は、図1の光電センサのホルダを示す斜視図である。
図8は、第1比較例の光電センサを示す断面図である。
図9は、第2比較例の光電センサを示す断面図である。
図10は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図11は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図12は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図13は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図14は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図15は、変更例の光電センサを示す断面図である。
図16は、変更例の光電センサを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、光電センサの一実施形態を添付図面に従って説明する。
以下に示す実施形態は、技術的思想を具体化するための構成や方法を例示するものであり、各構成部品の材質、形状、構造、配置、寸法等を下記のものに限定するものではない。なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の構成要素のハッチングを省略している場合がある。本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0010】
(光電センサの全体構成)
図1~図7は、本実施形態の光電センサ1を示す。
本実施形態の光電センサ1は、検出光を出射し、その検出光が検出対象物にて反射した反射光を受光して検出対象物を検出する反射型の光電センサである。ここで、検出光を出射する方向を「前方」、前方とは反対側を「後方」とする。また、本実施形態の光電センサ1は、ケーブル2を有している。ケーブル2が設けられている側を「下方」、下方とは反対側を「上方」とする。図中では、前方を矢印Xにて図示するとともに、上方を矢印Zにて図示している。また、後方から前方に見た場合における右方向を矢印Yにて図示している。なお、光電センサ1を配置する際には、光電センサ1における当該「下方」を必ずしも鉛直下向きとしなくてもよい。光電センサ1は、光電センサ1における「前方」、「後方」、「下方」、「上方」を任意の方向に向けて配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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