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公開番号2023076038
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189190
出願日2021-11-22
発明の名称サーバシステム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人鳳国際弁理士法人
主分類H04L 67/1008 20220101AFI20230525BHJP(電気通信技術)
要約【課題】適切に常時接続を確立する。
【解決手段】
サーバシステムは、複数の常時接続処理部と制御部とを備える。複数の常時接続処理部のそれぞれは、複数の常時接続実行部を含む。制御部は、端末装置からの常時接続のための第1要求を受信する受信処理と、第1要求に応じて複数の常時接続処理部のうち端末装置との常時接続を確立すべき1つの常時接続処理部である対象常時接続処理部を決定する決定処理と、対象常時接続処理部の決定の後に、常時接続のための第2要求の宛先を示す宛先データであって、対象常時接続処理部を示す宛先データを端末装置に送信する送信処理と、を実行するように構成されている。対象常時接続処理部は、端末装置からの第2要求に応じて、1つの常時接続実行部と端末装置との常時接続を確立するように構成されている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
常時接続のためのサーバシステムであって、
複数の常時接続処理部と、
制御部と、を備え、
前記複数の常時接続処理部のそれぞれは、複数の常時接続実行部を含み、
前記制御部は、
端末装置からの常時接続のための第1要求を受信する受信処理と、
前記第1要求に応じて、前記複数の常時接続処理部のうち、前記端末装置との常時接続を確立すべき1つの常時接続処理部である対象常時接続処理部を決定する決定処理と、
前記対象常時接続処理部の決定の後に、常時接続のための第2要求の宛先を示す宛先データであって、前記対象常時接続処理部を示す宛先データを前記端末装置に送信する送信処理と、
を実行するように構成され、
前記対象常時接続処理部は、前記端末装置からの前記第2要求に応じて、前記対象常時接続処理部に含まれる複数の常時接続実行部のうちの1つの常時接続実行部と前記端末装置との常時接続を確立するように構成されている、
サーバシステム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記端末装置の仕様に関連する情報である端末仕様情報を含む1以上の情報を使用して、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項3】
請求項1または2に記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記端末装置のユーザに対応付けられる情報であるユーザ情報を含む1以上の情報を使用して、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記複数の常時接続処理部のそれぞれの状態を示す状態情報を含む1以上の情報を使用して、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記端末装置によって使用可能なサービスに関連するサービス情報を含む1以上の情報を使用して、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記端末装置の通信履歴に関連する履歴情報を含む1以上の情報を使用して、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載のサーバシステムであって、
前記複数の常時接続処理部のそれぞれには、予め、ラベル情報が付与されており、
前記制御部は、前記決定処理において、
前記端末装置に割り当てるべきラベル情報である割当ラベル情報を決定する割当ラベル決定処理と、
前記複数の常時接続処理部のうち、前記割当ラベル情報が付与されている常時接続処理部を、前記対象常時接続処理部として決定する処理部決定処理と、
を実行するように構成されている、サーバシステム。
【請求項8】
請求項7に記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記処理部決定処理において、
前記複数の常時接続処理部が、前記割当ラベル情報が付与されている複数の常時接続処理部である複数の候補処理部を含む場合に、前記複数の候補処理部の間の負荷の偏り、または、前記複数の候補処理部の間の常時接続の数の偏りが、小さくなるように、前記複数の候補処理部から前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項9】
請求項1に記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、前記複数の常時接続処理部の間の負荷の偏り、または、前記複数の常時接続処理部の間の常時接続の数の偏りが、小さくなるように、前記対象常時接続処理部を決定するように構成されている、
サーバシステム。
【請求項10】
請求項1に記載のサーバシステムであって、
前記制御部は、前記決定処理において、予め決められた条件を満たす複数の端末装置に対して同じ常時接続処理部を前記対象常時接続処理部として決定するように構成されている、
サーバシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ネットワークの常時接続に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ネットワークの常時接続のために、サーバが使用されている。また、ネットワークシステムの可用性を高めるために、ネットワークシステムの各部の冗長化が行われ得る。ネットワークシステムが複数の常時接続サーバを備える場合に、クライアントが、常時接続サーバに関するリストに基づいてサービスに対応する常時接続サーバとの常時接続を開始する技術が、提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-133048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、サーバシステムが端末装置との常時接続を確立するための複数の処理部を備える場合に、サーバシステムを使用して適切に常時接続を確立することは容易ではなく、工夫の余地があった。
【0005】
本明細書は、適切に常時接続を確立することができる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示された技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
【0007】
[適用例1]常時接続のためのサーバシステムであって、複数の常時接続処理部と、制御部と、を備え、前記複数の常時接続処理部のそれぞれは、複数の常時接続実行部を含み、前記制御部は、端末装置からの常時接続のための第1要求を受信する受信処理と、前記第1要求に応じて、前記複数の常時接続処理部のうち、前記端末装置との常時接続を確立すべき1つの常時接続処理部である対象常時接続処理部を決定する決定処理と、前記対象常時接続処理部の決定の後に、常時接続のための第2要求の宛先を示す宛先データであって、前記対象常時接続処理部を示す宛先データを前記端末装置に送信する送信処理と、を実行するように構成され、前記対象常時接続処理部は、前記端末装置からの前記第2要求に応じて、前記対象常時接続処理部に含まれる複数の常時接続実行部のうちの1つの常時接続実行部と前記端末装置との常時接続を確立するように構成されている、サーバシステム。
【0008】
この構成によれば、サーバシステムの制御部が、端末装置からの第1要求に応じて、常時接続を確立すべき対象常時接続処理部を決定するので、複数の常時接続処理部を備えるサーバシステムは、端末装置と適切に常時接続を確立できる。
【0009】
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、常時接続の確立方法および常時接続のためのサーバシステム、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体(例えば、一時的ではない記録媒体)、等の形態で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
サーバシステムの実施例を示す概略図である。
クラスタラベルデータ301の例を示す概略図である。
常時接続確立処理の例を示すシーケンス図である。
割当ラベル情報を決定する処理の例を示すフローチャートである。
ノードクラスタの割り当ての処理の例を示すフローチャートである。
クラスタ端末データ302の例を示す概略図である。
サービスを使用するための処理の例を示すフローチャートである。
ラベル情報の別の実施例を示す概略図である。
ラベル情報の別の実施例を示す概略図である。
ラベル情報の別の実施例を示す概略図である。
(A)、(B)は、取得処理の例を示すフローチャートである。
割当更新処理の例を示すフローチャートである。
割当ラベル情報の構成を変更する処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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