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公開番号2023075956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-01
出願番号2021189058
出願日2021-11-20
発明の名称忌避装置
出願人株式会社オート工芸社
代理人個人,個人
主分類A01M 29/16 20110101AFI20230525BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】害獣に対する忌避効果を維持する
【解決手段】本発明は、害獣を忌避させる忌避装置100であって、複数の音源を記憶する記憶部30と、前記複数の音源の再生を制御する制御部40と、前記再生されている音源を出力する発音部50と、を備え、前記制御部40は、前記複数の音源の再生を開始する度に、当該複数の音源の再生順を変更させることを特徴とする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
害獣を忌避させる忌避装置であって、
複数の音源を記憶する記憶部と、
前記複数の音源の再生を制御する制御部と、
前記再生されている音源を出力する発音部と、
を備え、
前記制御部は、前記複数の音源の再生を開始する度に、当該複数の音源の再生順を変更させることを特徴とする、忌避装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記複数の音源は、前記発音部によって出力された場合に、互いに異なるピーク周波数成分を有することを特徴とする、請求項1に記載の忌避装置。
【請求項3】
光を発する発光部を備え、
前記制御部は、前記光を発した後に前記複数の音源を再生することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の忌避装置。
【請求項4】
前記制御部は、異なる発光パターンで前記光を発するよう制御する、請求項3に記載の忌避装置。
【請求項5】
前記制御部は、定刻に前記複数の音源の再生を開始することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の忌避装置。
【請求項6】
前記発音部はドローンに搭載されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の忌避装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、忌避装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
猪や鳥などの害獣による農作物被害や人的被害を防止するために、音や光を用いた忌避装置が知られている。例えば、特許文献1に記載の害獣威嚇装置は、音によりカラスを忌避させる装置であって、音声を記憶する音声記憶手段と、音声を再生する音声再生手段と、を備えている。
【0003】
音声記憶手段に記憶されている音声は、カラスが忌避行動をとる際に発する複数種類の音声であって、カラスの注意を引き付ける人工音声と、カラスが警戒する際に発する警戒音声と、カラスが他の動物に対して威嚇する際に発する威嚇音声と、カラスが危険な場所から逃避する際に発する逃避音声と、カラスが争う際に発する闘争音声と、を含んでいる。
【0004】
音声再生手段は、音声記憶手段に記憶されている複数の音声を、カラスの忌避行動にならって再生する手段である。例えば、カラスがタカなどから逃避する忌避行動を行う際には、タカを発見したことを仲間に知らせる警戒の鳴き声を発し、その後、タカを威嚇する場合には威嚇の鳴き声を発する。また、タカと争う場合には闘争の鳴き声を発する。そして、最終的に逃避する場合には逃避の音声を発する。音声再生手段は、このようなカラスの忌避行動に準じ、人工音声を再生した後に、警戒音声、威嚇音声又は闘争音声、逃避音声を順に再生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5135507号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載の忌避装置によれば、カラスの忌避行動に沿った現実味のある威嚇音を発生させることができる。しかし、当該忌避装置は、カラスを検出する度に人工音声を発生させるため、カラスが人工音声を学習することで、人工音声に続いて出力される音声の忌避効果が低下する恐れがある。
【0007】
上記課題に鑑み、本発明は、害獣に対する忌避効果を維持することができる忌避装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明は、害獣を忌避させる忌避装置であって、複数の音源を記憶する記憶部と、前記複数の音源の再生を制御する制御部と、前記再生されている音源を出力する発音部と、を備え、前記制御部は、前記複数の音源の再生を開始する度に、当該複数の音源の再生順を変更させることを特徴とする。
【0009】
また、前記複数の音源が、前記発音部によって出力された際に、互いに異なるピーク周波数成分を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、光を発する発光部を備え、前記制御部は、前記光を発した後に前記複数の音源を再生することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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