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公開番号2023075768
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188876
出願日2021-11-19
発明の名称セルおよびセル部材
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類G01N 35/02 20060101AFI20230524BHJP(測定;試験)
要約【課題】従来よりも測定に適したセルを実現する。
【解決手段】セル(4a)は、検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、移動体を往復運動させる駆動機構とを備える測定装置が備える移動体に装着可能なセルであって、複数の側壁(41a)と、側壁に対する底部(41b)とを備え、側壁と底部との境界部分(41c)は丸みを帯びている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、前記移動体を往復運動させる駆動機構とを備える測定装置が備える前記移動体に装着可能なセルであって、
複数の側壁と、
前記側壁に対する底部とを備え、
前記側壁と前記底部との境界部分は丸みを帯びているセル。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記底部は凸形状を有しており、
前記凸形状の先端には、平坦面が形成されている請求項1に記載のセル。
【請求項3】
検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、
前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、
前記セルを透過した検査光を受光する受光部とを備えた測定装置に装着されるセルであって、
前記発光部に面する第1面と、前記受光部に面する第2面とを備え、
前記第1面または前記第2面は、前記第1面と前記第2面との間の距離が他の箇所と比較して大きい突出部を有しているセル。
【請求項4】
検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、
前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、
前記セルを透過した検査光を受光する受光部とを備えた測定装置に装着されるセルであって、
前記発光部に面する第1面と、前記受光部に面する第2面と、
前記第1面または前記第2面とは別の複数の側面と、
前記検体または前記試薬を受け入れる開口部と、
前記開口部と反対側に位置する底部と、
前記複数の側面間の距離が、前記底部における前記複数の側面間の距離よりも大きい幅広部とを備え、
前記第1面または前記第2面を当該第1面または当該第2面に垂直な方向から平面視したとき、前記幅広部と前記底部との境界において段差が形成されているセル。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載されたセルの集合体であって、
複数の前記セルが一体形成されている、セル部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検体中の物質の濃度を光学的に測定する測定装置において使用されるセルおよびセル部材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
検体に含まれる特定の物質の濃度を光学的な手法により測定する装置が知られている。例えば、特許文献1には、土壌の減衰スペクトルに基づいて硝酸性窒素濃度を判定する硝酸性窒素測定システムが開示されている。当該硝酸性窒素測定システムは、土壌と抽出溶媒との混合物を含むように構成されるサンプルチャンバー(セル)を備える。サンプルチャンバーは、光源からの光が土壌と抽出溶媒との混合物を通って検出器まで伝搬するように、光源と検出器との間で光学的に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-75692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様は、従来よりも測定に適したセルおよびセル部材を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るセルは、検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、前記移動体を往復運動させる駆動機構とを備える測定装置が備える前記移動体に装着可能なセルであって、複数の側壁と、前記側壁に対する底部とを備え、前記側壁と前記底部との境界部分は丸みを帯びている。
【0006】
また、本発明の一態様に係るセルは、検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、前記セルを透過した検査光を受光する受光部とを備えた測定装置に装着されるセルであって、前記発光部に面する第1面と、前記受光部に面する第2面とを備え、前記第1面または前記第2面は、前記第1面と前記第2面との間の距離が他の箇所と比較して大きい突出部を有している。
【0007】
また、本発明の一態様に係るセルは、検体または試薬を貯留する複数のセルを装着可能な移動体と、前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、前記セルを透過した検査光を受光する受光部とを備えた測定装置に装着されるセルであって、前記発光部に面する第1面と、前記受光部に面する第2面と、前記第1面または前記第2面に対する複数の側面と、前記検体または前記試薬を受け入れる開口部と、前記開口部と反対側に位置する底部と、前記複数の側面間の距離が、前記底部における前記複数の側面間の距離よりも大きい幅広部とを備え、前記第1面または前記第2面を当該第1面または当該第2面に垂直な方向から平面視したとき、前記幅広部と前記底部との境界において段差が形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、従来よりも測定に適したセルおよびセル部材を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る測定装置の平面図である。
実施形態1に係る測定装置が備えるターンテーブルの平面図である。
セル部材の形状を示す斜視図である。
セルの具体的な形状の例を示す図である。
別のセル部材の形状を示す斜視図である。
セルの具体的な形状の例を示す図である。
試薬を溶解させる容器の形状を示す斜視図である。
セルの具体的な形状の例を示す図である。
実施形態1に係る測定装置の、ターンテーブルを取り外した状態の斜視図である。
実施形態1に係る測定装置におけるアーム、チューブおよびノズルの斜視図である。
本体の内部における貯留部、洗浄部および溶媒供給部の構成について説明するための図である。
光学系の構成を示す図である。
実施形態1に係る測定装置の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係るセルを装着した状態の測定装置の部分拡大図である。
実施形態2に係るセルの形状の例を示す図である。
実施形態2に係るセルの形状の例を示す図である。
実施形態3に係るセルを装着した状態の測定装置の部分拡大図である。
実施形態3に係るセルの形状の例を示す図である。
実施形態3に係るセルの形状の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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