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公開番号2023075767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188875
出願日2021-11-19
発明の名称測定装置
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類G01N 35/02 20060101AFI20230524BHJP(測定;試験)
要約【課題】従来よりも測定精度の高い測定装置を実現する。
【解決手段】測定装置(1)は、複数のセルを仮想的な円またはその一部に沿って配置可能なターンテーブル(3)と、ターンテーブルの回転を制御する制御部(30)と、セルに液体を注入するノズル(13)を移動させるアーム(11)とを備え、制御部は、セルに液体が注入された後、ターンテーブルを、第一の方向に回転している状態から漸次減速しつつ停止し、第二の方向に回転方向を変換する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
検体または試薬を貯留する複数のセルを少なくとも1つの仮想的な円またはその一部に沿って配置可能な回転体と、
前記回転体の回転を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記複数のセルの少なくとも1つに液体が注入された後、前記回転体を往復回転運動させ、前記往復回転運動において、第一の方向に回転している状態から漸次減速しつつ停止させ、第二の方向に回転方向を変換する測定装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第一の方向に回転している状態の前記回転体を、-200rad/s

以上かつ-20rad/s

以下の角加速度で50ms以上かつ200ms以下の時間にわたって減速しつつ停止させ、第二の方向に回転方向を変換する請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記複数のセルの少なくとも1つに液体を注入するノズル内の流体の吸引および排出を行うポンプをさらに備え、
前記制御部は、前記ポンプを制御して、前記ノズルによる前記セル内の液体のピペッティングまたは攪拌を行う請求項1または2に記載の測定装置。
【請求項4】
検体または試薬を貯留する複数のセルの少なくとも1つに液体を注入するノズル内の流体の吸引および排出を行うポンプと、
前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、
前記セルを透過した検査光を受光する受光部と、
前記ポンプによる前記流体の吸引および排出、並びに前記検査光による測定を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ポンプを制御して、前記ノズルにより前記セルに第1の液を注入した後、前記検査光による測定を行い、
前記ポンプを制御して、前記セルに注入された前記第1の液の一部を前記ノズルにより吸引して除き、前記第1の液の一部が除かれたセルに第2の液を注入した後、前記検査光による測定を行う測定装置。
【請求項5】
検体または試薬を貯留するセルに液体を注入するノズル内の流体の吸引および排出を行うシリンジポンプと、
前記ノズルが、気体を吸引した後に注入対象となる液体を吸引し、吸引した気体とともに前記液体を排出するよう、前記シリンジポンプを制御する制御部とを備える測定装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記ノズルが液体を排出した後、前記ノズル内の気体の吸引および排気を行う請求項5に記載の測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検体中の物質の濃度を光学的に測定する測定装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
検体に含まれる特定の物質の濃度を光学的な手法により測定する装置が知られている。例えば、特許文献1には、土壌の減衰スペクトルに基づいて硝酸性窒素濃度を判定する硝酸性窒素測定システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-75692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一態様は、従来よりも測定精度の高い測定装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る測定装置は、検体または試薬を貯留する複数のセルを少なくとも1つの仮想的な円またはその一部に沿って配置可能な回転体と、前記回転体の回転を制御する制御部と、前記複数のセルの少なくとも1つに液体を注入するノズルを移動させる移動機構とを備え、前記制御部は、前記複数のセルの少なくとも1つに液体が注入された後、前記回転体を往復回転運動させ、前記往復回転運動において、第一の方向に回転している状態から漸次減速しつつ停止し、第二の方向に回転方向を変換する。
【0006】
また、本発明の一態様に係る測定装置は、検体または試薬を貯留する複数のセルを少なくとも1つの仮想的な円またはその一部に沿って配置可能な回転体と、前記複数のセルの少なくとも1つに液体を注入するノズルを移動させる移動機構と、前記ノズル内の流体の吸引および排出を行うポンプと、前記複数のセルの少なくとも1つに検査光を出射する発光部と、前記セルを透過した検査光を受光する受光部とを備え、前記ノズルにより前記複数のセルの少なくとも1つに第1の液を注入した後、前記検査光による測定を行う工程と、注入された前記第1の液の一部を前記ノズルにより吸引して除く工程と、前記第1の液の一部が除かれたセルに第2の液を注入した後、前記検査光による測定を行う工程とを実行する。
【0007】
また、本発明の一態様に係る測定装置は、検体または試薬を貯留するセルに液体を注入するノズルを移動させる移動機構と、前記ノズル内の流体の吸引および排出を行うシリンジポンプと、前記ノズルが、予め所定量の気体を吸引した後に注入対象となる液体を吸引し、予め吸引した気体とともに前記液体を排出するよう、前記移動機構および前記シリンジポンプを制御する制御部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、従来よりも測定精度の高い測定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る測定装置の平面図である。
実施形態1に係る測定装置が備えるターンテーブルの平面図である。
セル部材の形状を示す斜視図である。
別のセル部材の形状を示す斜視図である。
試薬を溶解させる容器の形状を示す斜視図である。
実施形態1に係る測定装置の、ターンテーブルを取り外した状態の斜視図である。
実施形態1に係る測定装置におけるアーム、チューブおよびノズルの斜視図である。
本体の内部における貯留部、洗浄部および溶媒供給部の構成について説明するための図である。
光学系の構成を示す図である。
実施形態1に係る測定装置の要部の構成を示すブロック図である。
制御部による測定装置の制御の、実施形態1に係る一例を示すフローチャートである。
制御部が検体を測定用のセルに注入する制御の一例を示すフローチャートである。
制御部が検体を測定用のセルに注入する制御の一例を示すフローチャートである。
制御部が試薬を調整する制御の一例を示すフローチャートである。
制御部による測定装置の制御の、実施形態2に係る一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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