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公開番号2023075760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188861
出願日2021-11-19
発明の名称画像形成装置とその制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20230524BHJP(電気通信技術)
要約【課題】バックアップしておいたアプリケーションの設定ファイルを他の画像形成装置に移設する際に、移設に必要な設定ファイルのみを移設することで、バンドルに影響を与えずに設定ファイルを移設することが可能な画像形成装置とその制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】アプリケーションと当該アプリケーションの設定ファイルを含むバックアップファイルを外部機器にアップロードする。そして外部機器にアップロードしたバックアップファイルをリストアする際、バックアップファイルが保持するフィルタリング情報を取得し、その取得したフィルタリング情報に該当する設定ファイルのリストアをスキップして、バックアップファイルをリストアする。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
アプリケーションと当該アプリケーションの設定ファイルを含むバックアップファイルを外部機器にアップロードするアップロード手段と、
前記外部機器にアップロードした前記バックアップファイルをリストアする際、前記バックアップファイルが保持するフィルタリング情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記フィルタリング情報に該当する設定ファイルのリストアをスキップして、前記バックアップファイルをリストアするリストア制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記バックアップファイルが、自装置からアップロードされたものかどうか判定し、自装置からアップロードされたものでないと判定すると前記フィルタリング情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記アップロード手段は、前記アプリケーションの定義ファイルの記載に基づいて、前記アプリケーションの設定ファイルを取得し、前記バックアップファイルを生成して前記外部機器にアップロードすることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記生成したファイルは、圧縮されたファイルであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記バックアップファイルは、当該バックアップファイルをアップロードした装置の識別情報を含み、前記取得手段は、前記識別情報に基づいて自装置からアップロードされたものかどうか判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記フィルタリング情報は、自装置からアップロードされたものでない場合にフィルタリング対象とする設定ファイルを指定する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記フィルタリング情報は、バージョンの異なるアプリケーションの場合にフィルタリング対象とする設定ファイルを指定する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記情報は、前記設定ファイルのフォルダに含まれる所定の拡張子を有するファイルを指定する情報であることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
画像形成装置を制御する制御方法であって、
アプリケーションと当該アプリケーションの設定ファイルを含むバックアップファイルを外部機器にアップロードするアップロード工程と、
前記外部機器にアップロードした前記バックアップファイルをリストアする際、前記バックアップファイルが保持するフィルタリング情報を取得する取得工程と、
前記取得工程が取得した前記フィルタリング情報に該当する設定ファイルのリストアをスキップして、前記バックアップファイルをリストアするリストア制御工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置の各手段のすべてとして機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置においては、JAVA(登録商標、以下省略)環境に代表されるようなアプリケーションプログラム動作環境が提供されている。JAVAの持つプログラムの可搬性を利用して、拡張可能なアプリケーションプログラムを提供する技術が提案されている。
【0003】
画像形成装置の機能やユーザビィリティの向上を図るために、上記JAVA環境などの環境下で動作するアプリケーションプログラムを作成し、画像形成装置に後からインストールすることで、当該アプリケーションプログラムにより所望の機能を実現できる。
【0004】
このようなアプリを実行するプラットフォームとしては、組み込み機器向けのJAVAアプリプラットフォームである、OSGi(Open Services Gateway Initiative)Service Platform(以下、OSGi)がある。OSGiでは、ソフトウェアモジュールの管理単位としてバンドルを定義しており、インストール/開始/停止/更新/アンインストールからなるライフサイクルを管理するための仕様を定義している。ここで、バンドルとは、JAVAモジュールのことを指し、ここではアプリケーションプログラムと同義とする。そのため、以後アプリケーションプログラムのことをバンドルと表記する。
【0005】
バンドルは、自身の機能に関する設定値を画像形成装置の記憶装置に設定ファイルとして保存する。これにより、画像形成装置を再起動しても、同じ設定で再開することが可能となる。その一方で、画像形成装置の記憶装置を交換した場合は、この設定ファイルを再設定する手間が生じる。
【0006】
この対策として、画像形成装置に搭載されたバンドルの設定ファイルを、ネットワーク上に接続された外部サーバにエクスポート/インポートすることが知られている。例えば、特許文献1では、画像形成装置が、バンドル毎に定義された設定定義ファイルの記述に従って、各バンドルの設定ファイルをエクスポート/インポートする。このエクスポート/インポートの手段を応用し、定期的に外部サーバに設定ファイルをバックアップしておくことが考えられる。これにより、記憶装置の故障等による交換が必要になった場合でも、バックアップしておいた設定ファイルをインポート(リストア)することで設定ファイルを簡単に戻すことができ、ユーザの手間を軽減することができる。
【0007】
このバックアップ/インポートの手段を記憶装置の交換時だけでなく、新規に画像形成装置を移設する際にも使用することも考えられる。この場合、移設先の画像形成装置に移設元と同じバンドルをインストールして設定ファイルを移設することで、ユーザの手間を軽減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2013-22872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、この新規に画像形成装置を移設する場合、移設元から移設先にそのまま設定ファイルを移動するとバンドルにとって不都合なケースが考えられる。例えば、サーバ接続クライアントタイプのバンドルの場合は、そのバンドルが、設定値として、接続すべきサーバのIPアドレスを設定ファイルに保持していたとする。そして、新規に画像形成装置を移設する際、利用環境が変わったため、接続すべきサーバも変更されるケースも考えられる。この状態で、以前の画像形成装置で設定していたサーバのIPアドレスが記載された設定ファイルを移設してしまうと、接続できないサーバに無駄に接続しにいくことになってしまう。
【0010】
また別の例では、画像形成装置を監視するログを回収するタイプのバンドルの場合、そのバンドルが、どこまでログを回収したかを示すログ回収番号を、設定値として、設定ファイルに保持しているケースが考えられる。このように設定ファイルにログ回収番号を保存することで、次回のログの回収時は、一度回収したログを重複して回収することを防ぐことができる。しかし、新規に画像形成装置を移設する場合に、そのようなバンドルをインポートする場合を考えると、新規の画像形成装置のログは、新規であるため一旦クリアされている。そのため、移設元の画像形成装置で設定していたログ回収番号が記載された設定ファイルを新規の画像形成装置へ移設してしまうと、そのログ回収番号よりも以前のログが回収できないことになってしまう。
(【0011】以降は省略されています)

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