TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2023075753
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188848
出願日2021-11-19
発明の名称車両の前部構造
出願人トヨタ車体株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 19/52 20060101AFI20230524BHJP(車両一般)
要約【課題】バンパカバーの設計の手間を減らすことができるとともに、車両の走行風を取り込むことが可能となる車両の前部構造を提供する。
【解決手段】車両の前部構造は、車両の前面の外周部を構成するとともに、前面の中央部に開口するグリル開口部20を有するバンパカバー12と、グリル開口部20に収容されるグリル部材40とを備えている。グリル開口部20は、前後方向Lにおいて車両の前輪90と重なる位置まで上下方向Z及び車幅方向Wに延在している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前後方向を前後方向とするとともに、前記車両が水平面上に位置するときの前記車両の上下方向を上下方向とするとき、
前記車両の前面の外周部を構成するとともに、前記前面の中央部に開口するグリル開口部を有するバンパカバーと、
前記グリル開口部に収容されるグリル部材と、を備え、
前記グリル開口部は、前後方向において前記車両の前輪と重なる位置まで上下方向及び車幅方向に延在している、
車両の前部構造。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記グリル部材における前記前輪の前方に位置する部分には、貫通孔が設けられている、
請求項1に記載の車両の前部構造。
【請求項3】
前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側には、一対のヘッドランプが配置されている、
請求項1または請求項2に記載の車両の前部構造。
【請求項4】
前記ヘッドランプは、前記グリル部材に対して上側に隣り合って配置されている、
請求項3に記載の車両の前部構造。
【請求項5】
前記ヘッドランプを下側ヘッドランプとするとき、
前記一対の下側ヘッドランプの上側には、前記バンパカバーを挟んで一対の上側ヘッドランプがそれぞれ配置されている、
請求項4に記載の車両の前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前部構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の前方に開口する空気取入口を有するフロントバンパー(以下、バンパカバー)と、空気取入口から取り入れられる走行風を、前輪に設けられるブレーキ部材などの冷却対象部品へ案内するダクトとを有する車両の前部構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-95077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の車両の前部構造においては、空気取入口の形状や配置を変更する場合には、これに伴ってバンパカバーの形状を変更する必要がある。そのため、バンパカバーの設計のための手間が発生するとともに、車両の前面の意匠の自由度が自ずと制限される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車両の前部構造は、車両の前後方向を前後方向とするとともに、前記車両が水平面上に位置するときの前記車両の上下方向を上下方向とするとき、前記車両の前面の外周部を構成するとともに、前記前面の中央部に開口するグリル開口部を有するバンパカバーと、前記グリル開口部に収容されるグリル部材と、を備え、前記グリル開口部は、前後方向において前記車両の前輪と重なる位置まで上下方向及び車幅方向に延在している。
【0006】
同構成によれば、グリル開口部が、前後方向において車両の前輪と重なる位置まで上下方向及び車幅方向に延在している。このため、例えば前後方向において前輪の前方に位置する部分に、グリル部材の貫通孔を設けたり、グリル開口部の縁部とグリル部材の縁部との間に隙間を設けたりすることにより、前輪のブレーキ部品に対して車両の走行風を取り込むことができる。したがって、バンパカバーの設計の手間を減らすことができるとともに、車両の走行風を取り込むことが可能となる。
【0007】
上記車両の前部構造において、前記グリル部材における前記前輪の前方に位置する部分には、貫通孔が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、グリル部材に貫通孔を設けることによって、前輪のブレーキ部品に対して車両の走行風を取り込むことができる。
【0008】
上記車両の前部構造において、前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側には、一対のヘッドランプが配置されていることが好ましい。
同構成によれば、グリル開口部がヘッドランプよりも車幅方向の外側まで延在している。このため、従来、バンパカバーにおいてヘッドランプを露出させる開口部の一部または全部を、グリル部材によって構成することができる。これにより、グリル開口部の内部においてヘッドランプの配置及び形状を変更したり、グリル部材の形状を変更したりすることで、車両の前面の意匠を変更することができる。したがって、バンパカバーの設計の手間を減らすことができるとともに、車両の前面の意匠の自由度を高めることができる。
【0009】
上記車両の前部構造において、前記ヘッドランプは、前記グリル部材に対して上側に隣り合って配置されていることが好ましい。
同構成によれば、グリル開口部の上縁部とグリル部材との間に形成される空間を通じてヘッドランプを露出させることができる。したがって、ヘッドランプの視認性を高めることができる。
【0010】
上記車両の前部構造において、前記ヘッドランプを下側ヘッドランプとするとき、前記一対の下側ヘッドランプの上側には、前記バンパカバーを挟んで一対の上側ヘッドランプがそれぞれ配置されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スーパーEV
1か月前
株式会社コーワ
清掃装置
3か月前
個人
自動車暴走抑制装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
東レ株式会社
フロントグリル
6日前
個人
断熱構造体とその製造方法
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
16日前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
オクト産業株式会社
自動車
29日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社SUBARU
車両
16日前
日邦産業株式会社
ウォッシャ
3か月前
新明和工業株式会社
作業車両
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
新明和工業株式会社
荷箱の天蓋装置
13日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
16日前
ダイハツ工業株式会社
搬送装置
1日前
個人
トイレ付き水陸両用の電気自動車
2か月前
トヨタ自動車株式会社
構造物搭載構造
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
続きを見る