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公開番号2023075752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188847
出願日2021-11-19
発明の名称車両の前部構造
出願人トヨタ車体株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 19/52 20060101AFI20230524BHJP(車両一般)
要約【課題】バンパカバーの設計の手間を減らすことができるとともに、車両の前面の意匠の自由度を高めることができる車両の前部構造を提供する。
【解決手段】車両の前部構造は、車両の前面の外周部を構成するとともに、前面の中央部に開口するグリル開口部20を有するバンパカバー12と、上下方向Z及び車幅方向Wに延在するとともにグリル開口部20に収容されるグリル部材40とを備えている。グリル開口部20の内部における車幅方向Wの両側には、一対の下側ヘッドランプ70と、一対の補助ランプ80とが配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の前後方向を前後方向とするとともに、前記車両が水平面上に位置するときの前記車両の上下方向を上下方向とするとき、
車両の前面の外周部を構成するとともに、前記前面の中央部に開口するグリル開口部を有するバンパカバーと、
上下方向及び車幅方向に延在するとともに前記グリル開口部に収容されるグリル部材と、
前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側に配置される一対のヘッドランプと、
前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側に配置される一対の補助ランプと、を備える、
車両の前部構造。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記ヘッドランプは、前記グリル部材に対して上側に隣り合って配置されている、
請求項1に記載の車両の前部構造。
【請求項3】
一対の前記補助ランプが、前記ヘッドランプよりも下方であり、且つ前記グリル部材の後側において、前記ヘッドランプと上下方向に並んで配置されている、
請求項1または請求項2に記載の車両の前部構造。
【請求項4】
前記補助ランプは、前記グリル部材の後側の部分に取り付けられている、
請求項3に記載の車両の前部構造。
【請求項5】
前記グリル部材のうち前記補助ランプと前後方向において対向する対向部には、前記補助ランプからの光を通過させる貫通孔が設けられている、
請求項3または請求項4に記載の車両の前部構造。
【請求項6】
前記補助ランプは、イルミネーションランプである、
請求項5に記載の車両の前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の前部構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の前端部の外殻を構成するバンパフェイシャ(以下、バンパカバー)と、車両の前方を照らすヘッドライト及びフォグランプとを有する車両の前部構造が記載されている。バンパカバーには、ヘッドライト用の開口部と、フォグランプ用の開口部と、エンジンルーム内へ走行風を取り入れるためのグリル開口部とが設けられている。グリル開口部には、グリル部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-144814号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の車両の前部構造においては、ヘッドライトなどのライト部材の形状や配置を変更する場合には、これに伴ってライト部材を露出させるための開口部の形状や配置を変更する必要がある。そのため、バンパカバーの設計のための手間が発生するとともに、車両の前面の意匠の自由度が自ずと制限される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車両の前部構造は、車両の前後方向を前後方向とするとともに、前記車両が水平面上に位置するときの前記車両の上下方向を上下方向とするとき、車両の前面の外周部を構成するとともに、前記前面の中央部に開口するグリル開口部を有するバンパカバーと、上下方向及び車幅方向に延在するとともに前記グリル開口部に収容されるグリル部材と、前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側に配置される一対のヘッドランプと、前記グリル開口部の内部における車幅方向の両側に配置される一対の補助ランプと、を備える。
【0006】
同構成によれば、グリル開口部がヘッドランプよりも車幅方向の外側まで延在している。このため、従来、バンパカバーにおいてヘッドランプを露出させる開口部の一部または全部を、グリル部材によって構成することができる。これにより、グリル開口部の内部においてヘッドランプ及び補助ランプの配置及び形状を変更したり、グリル部材の形状を変更したりすることで、車両の前面の意匠を変更することができる。したがって、バンパカバーの設計の手間を減らすことができるとともに、車両の前面の意匠の自由度を高めることができる。
【0007】
上記車両の前部構造において、前記ヘッドランプは、前記グリル部材に対して上側に隣り合って配置されていることが好ましい。
同構成によれば、グリル開口部の上縁部とグリル部材との間に形成される空間を通じてヘッドランプを露出させることができる。したがって、ヘッドランプの視認性を高めることができる。
【0008】
上記車両の前部構造において、一対の前記補助ランプが、前記ヘッドランプよりも下方であり、且つ前記グリル部材の後側において、前記ヘッドランプと上下方向に並んで配置されていることが好ましい。
【0009】
同構成によれば、一対の補助ランプをフォグランプまたはイルミネーションランプとして具体化することができる。
上記車両の前部構造において、前記補助ランプは、前記グリル部材の後側の部分に取り付けられていることが好ましい。
【0010】
同構成によれば、グリル部材に補助ランプが取り付けられていることによって、グリル部材と補助ランプとを一体に扱うことができる。このため、グリル部材をバンパカバーなどの取付対象に取り付けることによって、補助ランプの取り付けを同時に行うことができる。したがって、補助ランプの取り付け作業を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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