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公開番号2023075699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188765
出願日2021-11-19
発明の名称スピニングリールのリール本体
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類A01K 89/01 20060101AFI20230524BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】軽量化及び外観の向上を同時に実現することができるスピニングリールのリール本体1を、提供する。
【解決手段】スピニングリールのリール本体1は、釣り竿が取り付けられる釣竿取付部3と、機構収納部13を有する筐体部5と、筐体部5から釣竿取付部3に向けて延びる脚部7と、筐体部5及び脚部7内に配置されるインサート部9と、を備える。釣竿取付部3、筐体部5、及び脚部7は、射出成形によって一体に形成される。インサート部9は、第1部分15と、第2部分17と、を有する。第1部分15の少なくとも一部が露出するように、第1部分15は機構収納部13に配置される。第2部分17は、第1部分15と一体に形成される。第2部分17の少なくとも一部は、脚部7の基端部7a内に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
釣り竿が取り付けられる釣竿取付部と、
機構収納部を有する筐体部と、
前記筐体部から前記釣竿取付部に向けて延びる脚部と、
前記筐体部及び前記脚部内に配置されるインサート部と、
を備え、
前記釣竿取付部、前記筐体部、及び前記脚部は、射出成形によって一体に形成され、
前記インサート部は、少なくとも一部が露出するように前記機構収納部に配置される第1部分と、前記第1部分と一体に形成され少なくとも一部が前記脚部の基端部内に配置される第2部分と、を有する、
スピニングリールのリール本体。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第2部分は、先細り形状に形成される、
請求項1に記載のスピニングリールのリール本体。
【請求項3】
前記第2部分は、少なくとも1つの凹部を有する、
請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
【請求項4】
前記第2部分の外面及び前記脚部の外面の間の厚みは、3.0mm以下である、
請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリールのリール本体。
【請求項5】
前記第2部分の外面及び前記脚部の外面の間の厚みは、1.5mm以上である、
請求項4に記載のスピニングリールのリール本体。
【請求項6】
前記第1部分は、少なくとも1つの孔部を有し、
前記少なくとも1つの孔部には、金型に固定される位置決め部材が装着される、
請求項1から5のいずれか1項に記載のスピニングリールのリール本体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピニングリールのリール本体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来のスピニングリールのリール本体は、釣竿取付部と、筐体部と、脚部と、を有している。釣竿取付部には、釣り竿が取り付けられる。筐体部は、機構収納部を有する。脚部は、筐体部から釣竿取付部に向けて延びる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭56-096644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、リール本体の脚部は把持性を考慮すると、脚部の断面積は小さいことが望ましい。一方で、リール本体の筐体部には機構収納空間が設けられるので、筐体部の断面積は大きいことが望ましい。
【0005】
このような脚部及び筐体部を一体で形成する場合、脚部及び筐体部の接続部である脚部の基端部において断面積が急激に小さくなると、応力が脚部の基端部に集中し、脚部の基端部の強度が低下するおそれがある。
【0006】
これを避けるため、特許文献1のリール本体では、脚部の基端部は、筐体部に近づくにつれて、その断面積が徐々に増加するように形成され、脚部の内部には細身の補強芯材が配置される。この場合、脚部の基端部の断面積(肉厚)が大きくなるので、リール本体の重量が増加するおそれがある。また、脚部の基端部の断面積(肉厚)が大きくなると、リール本体を射出成形によって形成する際に冷却時間が長くなるので、リール本体の外面にヒケが生じるおそれがある。また、特許文献1のリール本体では、補強芯材をリール本体内に位置決めする手段がないので、補強心材の配置が不安定になり、補強芯材がリール本体の表面に露出するおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、外観の向上または軽量化を実現することができるスピニングリールのリール本体を、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面に係るスピニングリールのリール本体は、釣り竿が取り付けられる釣竿取付部と、機構収納部を有する筐体部と、筐体部から釣竿取付部に向けて延びる脚部と、筐体部及び脚部内に配置されるインサート部と、を備える。釣竿取付部、筐体部、及び脚部は、射出成形によって一体に形成される。
【0009】
インサート部は、第1部分と、第2部分と、を有する。第1部分の少なくとも一部が露出するように、第1部分は機構収納部に配置される。第2部分は、第1部分と一体に形成される。第2部分の少なくとも一部は、脚部の基端部内に配置される。
【0010】
本リール本体では、インサート部における第2部分の少なくとも一部を脚部の基端部内に配置することによって、脚部の基端部における射出樹脂の肉厚を薄くできるので、表面にヒケが生じることなく、リール本体の外観を向上させることができる。また、インサート部を形成する材料を射出樹脂より軽量なものにすることでリール本体の軽量化を図ることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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