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公開番号2023075666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-31
出願番号2021188713
出願日2021-11-19
発明の名称充電装置
出願人興和株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 10/6566 20140101AFI20230524BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】充電対象物の発熱による充電効率の低下を防止することが可能な充電装置を提供すること。
【解決手段】筐体に接触した充電対象物が備える蓄電池を充電するための充電装置は、筐体内部に、充電対象物に対して送電する送電部を備え、筐体外面のうち、充電対象物が接触する接触面に溝部が形成され、充電対象物が筐体に接触した状態において、充電対象物の底面と溝部とによって空気が通過可能な冷却流路が形成されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体に接触した充電対象物が備える蓄電池を充電するための充電装置であって、
前記筐体内部に、前記充電対象物に対して送電する送電部を備え、
前記筐体外面のうち、前記充電対象物が接触する接触面に溝部が形成され、
前記充電対象物が前記筐体に接触した状態において、前記充電対象物と前記溝部とによって空気が通過可能な冷却流路が形成される
ことを特徴とする充電装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記筐体の一部に形成した吸気口から空気を吸気して、前記筐体の他の一部に形成した排気口から空気を排気するためのファンを備え、
前記吸気口又は前記排気口の一方が前記溝部に形成された
請求項1に記載の充電装置。
【請求項3】
前記充電対象物は、前記筐体上面に載置され、
前記溝部は、前記筐体上面に側面まで連続して切り欠かれた形状であり、
前記冷却流路は、前記充電対象物が前記筐体に載置された状態において、前記充電対象物の底面と前記溝部とによって形成される
請求項2に記載の充電装置。
【請求項4】
前記吸気口は、前記溝部に形成され、
前記排気口は、前記筐体の側面に形成され、
前記ファンは、遠心ファンである
請求項3に記載の充電装置。
【請求項5】
前記吸気口は、前記筐体の側面又は底面に形成され、
前記排気口は、前記溝部の底面に形成され、
前記ファンは、
軸流ファンであり、
前記ファンからの送風の軸が前記排気口の少なくとも一部と重なるように配置される
請求項2又は請求項3に記載の充電装置。
【請求項6】
充電状態に基づいて前記ファンの動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記蓄電池の充電が完了してから所定条件が満たされるまで前記ファンを動作させる
請求項2から請求項5のうち何れかに記載の充電装置。
【請求項7】
前記蓄電池は、前記充電対象物が前記筐体に接触する面側に設けられ、
前記蓄電池から前記接触面に向かう方向に前記溝部が位置するように前記充電対象物の接触位置を特定する接触位置特定部を備える
請求項1から請求項6のうち何れかに記載の充電装置。
【請求項8】
前記充電対象物は、受電コイルを備え、
前記送電部は、前記受電コイルに無接点で送電可能な送電コイルを備える
請求項1から請求項7のうち何れかに記載の充電装置。
【請求項9】
前記充電対象物は、医療機器としてのスリットランプである
請求項1から請求項8のうち何れかに記載の充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電対象物が備える蓄電池を充電するための充電装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、充電対象物を充電装置に載置することで、その充電対象物が備える蓄電池を充電することが行われている。特許文献1には、電子機器を載置面に載置することで当該電子機器を無接点充電する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-178837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、蓄電池の充電時において、充電対象物が熱を持つことによって充電効率が低下したり充電が不能になったりする状況が発生する可能性がある。この状況は、蓄電池等からの排熱が十分に行われていれば防止することができるが、充電対象物を充電装置に載置している状態においては、充電対象物の熱を外に逃がすことが十分にできない場合がある。
【0005】
本発明は、上記点に鑑みなされたものであり、充電対象物の発熱による充電効率の低下を防止することが可能な充電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る充電装置は、筐体に接触した充電対象物が備える蓄電池を充電するための充電装置であって、前記筐体内部に、前記充電対象物に対して送電する送電部を備え、前記筐体外面のうち、前記充電対象物が接触する接触面に溝部が形成され、前記充電対象物が前記筐体に接触した状態において、前記充電対象物と前記溝部とによって空気が通過可能な冷却流路が形成されることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る充電装置は、前記筐体の一部に形成した吸気口から空気を吸気して、前記筐体の他の一部に形成した排気口から空気を排気するためのファンを備え、前記吸気口又は前記排気口の一方が前記溝部に形成されたことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る充電装置は、前記充電対象物は、前記筐体上面に載置され、前記溝部は、前記筐体上面に側面まで連続して切り欠かれた形状であり、前記冷却流路は、前記充電対象物が前記筐体に載置された状態において、前記充電対象物の底面と前記溝部とによって形成されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る充電装置は、前記吸気口は、前記溝部に形成され、前記排気口は、前記筐体の側面に形成され、前記ファンは、遠心ファンであることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る充電装置は、前記吸気口は、前記筐体の側面又は底面に形成され、前記排気口は、前記溝部の底面に形成され、前記ファンは、軸流ファンであり、前記ファンからの送風の軸が前記排気口の少なくとも一部と重なるように配置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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